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TOP > 西鉄バス方向幕&幕車特集! > 北九州イエロー(恒見・弥生が丘)編 |
都心向け便の行き先色が「赤」!側面幕の矢印も「赤」!
営業所は、営ではなく「●(営業所)●」もしくは下にカッコ囲みで表記!
・・福岡地区とは異なる、独特の幕文化を持つ北九州圏。
福岡地区よりもカラフルと言われる方向幕達のうち、小倉南区と門司区南部のイエローをご紹介します。
快速 北九州空港線(旧空港) | ||
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| 海上空港に移転する以前、曽根付近にあった旧北九州空港への連絡バスの幕。 浅野営業所の高速落としのS型や、青バスを中心に活躍していました。 ・・末期の頃は、JASの東京線が一日5便程度のみ。 従って空港連絡バスも非常に少ない本数が運行されていました。新空港移転に伴い廃止されました。
一度だけ訪問したことがありますが、住宅街の中の駅から歩道のない生活道路を徒歩15分。突如空港が現れ驚きました。 簡素な手すりだけの屋上展望デッキからの風景は、のどかそのもの。飛行機に手が届きそうな近さでした。 |
10番 恒見〜小倉線 | ||
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| 足立山の裏側、小倉南区と門司区の境にある恒見営業所と小倉市内と結ぶメインルートです。 終点周辺で幾つかに分岐します。
(左)2002年4月以前に使われていた幕。恒見系統と吉田団地系統が分かれています。 区間便用の幕も用意されていました。
(右)中吉田方面に寄らず、大通を直進(沼小学校経由)する吉田団地系統用の幕。これも吉田団地系統と恒見系統が統合されてしまった今では見ることが出来ません。 |
中吉田から一路海沿いへ。下吉田団地方面への便もあります。下吉田団地〜恒見間は、上の通常のコースに比べるととても大回り! そこで終点の恒見営業所よりも、大きく赤字で経由地が記載されるという珍しい記載方法となっています。
(左)恒見営業所の肩身が狭そうです。 (右)小倉都心向けの浅野行きは、流石に下吉田団地も普通の経由地と同じ扱いで記載されています。 | ||
(左)数便が存在した、恒見〜曽根新田間のローカル系統。小倉都心向けと同じく、上吉田経由のノーマルコースと、下吉田経由の裏道経由の2種類が存在しました。 なお曽根新田とは、旧曽根営業所跡地です。
(右)2002年4月以降、吉田団地系統と恒見営業所系統が統合され、吉田団地第二経由恒見営業所行きとなった後の幕です。曽根新田の区間便の部分がゴッソリ切り取られ、この幕に切り接ぎされています。 ・・末端部分で枝線の本数が少なくなるより、遠回りをさせてでも枝線で一定以上の本数を確保するという工夫の産物です。 | ||
弥生が丘営業所担当の10番です。 (左)国道10号線をひた走る元祖10番。かつては中津方面まで路線が延び、優等系統がワンサカ走る幹線だったとのことですが、今では行橋以南は全廃。子会社も解散してしまいました。加えて今では行橋系統は19番に改番されてしまいました。諸行無常・・。 (右)曽根新田までの区間便10番です。都心向け行きの幕も、表記が賑やかなのがよいですね! | ||
(左)上でご紹介した10番の横幕です。
(右)同じく上のバージョンの横幕です。曽根営業所跡も、今では跡形もなくなってしまいました。 | ||
バージョンは上でご紹介した物とほぼ同じですが、中型サイズの前幕です。ハンペンの前幕のようです。
(左)下吉田団地経由の恒見行き、終点表記が窮屈に鳴ってしまっています。
(右)以前存在した恒見〜吉田団地の区間便について、行き先番号の入っていないタイプと、入っているタイプが両方存在するようです。 | ||
12番 若 園 線 | ||
狭隘路でお馴染み12番。三萩野から南は、若園の狭い道を通り、小倉南区役所へと向かいます。 なかなか12番入りの幕に出会えず、2011年秋のバスの日砂津イベントで、ようやく入手することが出来ました!
(左)ノーマル12番に加え、一時期存在した12Aも入っていました。若園地区を経由せず、モノレールの下を通って真っ直ぐ北方方面へと向かいます。回送を兼ねていたのでしょうか?
(右)これまたごく一時期ですが、小倉駅「BC」と表記されていた時期がありました。 ・・他に99番連続運行の幕もありましたが、後日北九州オレンジ編でご紹介します。 | ||
13番 安部山公園〜小倉線 | ||
足立山の麓、安部山公園と小倉都心を結ぶ、小倉都心直通の黄色系統の中では最も短距離を走る系統です。
(左)お詳しい方から、一時期恒見持ちの13番が存在したと教えていただきました。恒見持ちは浅野発着です。 ・・どうも弥生が丘持ちのイメージが強い系統です。
(右)本家、弥生が丘持ちの13番。安部山行きに限って言えば、恒見持ちとさほど表記の違いはないようです。 | ||
14番 労災病院〜小倉線 | ||
足立山の麓、安部山公園よりも東に位置する労災病院と小倉都心を結ぶ系統です。 労災病院から先、下曽根経由で弥生が丘営業所まで運行する便が数便あります。
(左)労災病院〜弥生が丘の区間便については初めて知りました! | ||
15番 恒見〜小倉線 | ||
10番の支線か兄弟分とも言える路線です。10番よりも山側の沼団地や四季彩の丘と小倉都心を結びます。
(左)以前は、少数ながら沼団地経由の恒見営業所直通便も存在しました。なお都心行きの恒見発は、日祝日の早朝に1便だけが生き残っています。 (中)現在のメインである四季彩の丘行き。近年開発された丘陵に広がる新しい住宅街です。下は恒見〜沼団地の区間便用の幕でしょうか? (右)以前は沼団地止めも多数ありました。 | ||
16番 日豊NT〜小倉線 | ||
| JR朽網駅の裏手に位置する日豊ニュータウンと小倉都心を下道経由で結ぶ路線です。 都心向けは、青葉車庫行きと小倉北区役所行きの2通りが用意されています。 | |
17番 弥生が丘〜小倉線 | ||
| 弥生が丘と小倉都心とを、国道10号線経由で結ぶ系統。 バイパス&都市高経由の138番、蜷田経由の38番と並び、弥生が丘発着の準幹線です。 なお14番とは、労災病院を経由するか否かの違いです。
また、さらに山の方の上貫発着系統もあります。 | |
11番・111番 恒見〜小倉線 | ||
一枝方面への通学路線、11番とその都市高速系統の111番。朝夕のみ運行されます。
(左)小倉都心へ行かないローカル系統という意味合いでしょうか?色は付いていません。 ・・戸畑行きはオレンジ、恒見行きは黄色なんぞにしていただけるととてもカラフルだったのでしょうが(笑)
(右)後幕。戸畑渡場を2行で書くバージョンが一部あったようです。お詳しい方々の話によると、111番の恒見行きは存在しなかったのでは??とのことでした。
オールワン系統! 北九州でぜひ欲しかった幕の一つです。 | ||
38番 長 野 線 | ||
弥生が丘と小倉都心を、曽根バイパス沿いの長野地区や蜷田営業所を経由し結ぶ38番。 貫小学校経由と、下曽根駅経由&下曽根周辺発着便の大きく2通りの経由があります。
(左)下曽根駅経由便。そのまま10号線に出て曽根新田まで行く便もありました。
(右)下曽根駅発着&貫小学校経由。貫小学校経由は「青抜き文字」が綺麗です。また府殿入口止めの幕もありました。 | ||
横幕です。
(左)ご丁寧に経由地の一番最初は小倉駅からスタート! 最近の本数削減で随分さびしい系統になってしまったように感じます・・。
(右)貫小学校経由の幕です。北九州の特徴とも言える、『支線は青囲み』が効いています。 黄色に青色に、そして矢印は赤色で。北九はカラフルですね! | ||
1番・2番・3番・4番 貫ローカル線 | ||
弥生が丘や下曽根駅発着のローカル系統です。
(左)弥生が丘と下曽根駅を、貫小学校経由で結ぶ1番。2時間に1本強が運行されています。 (右)下曽根駅と文化記念公園を結ぶ2番。ラッシュ時のみの短距離系統でしたが、あえなく廃止されました。 | ||
(左)弥生が丘と下曽根駅を、曽根中学校経由のメインルートで結ぶ3番。今ではごく僅かが残るのみです。
(右)日豊ニュータウンと下曽根駅とを結ぶ4番。廃止されています。
・・弥生が丘地区、10年ほど前と比べると驚くほど減便&系統整理がされています。 路線維持の為とはいえ、少し寂しい気もします。 弥生が丘は西鉄が開発した住宅地でもあるだけに、何とかバスの利用が増えて欲しいものです。 | ||
横幕です。
(左)実物を一度も見ないまま路線廃止になってしまいました。
(右)これも、幕販売ではポピュラーな幕ですが、実車では見たことがありません。 | ||
40番 門司港ローカル線 | ||
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| 恒見営業所と門司港駅を結ぶローカル系統。 表のJR線や関門海峡を一望する門司地区と比較して、裏門司と呼ばれるのどかな地域を縦断します。
(左)経由地が全て赤字!逆に目立たないような気もします。 柄杓田経由、門司北高校経由と、単純な経路ながらも枝線が多い系統でした。
(右)門司北高校経由の幕。恒見営業所の表記方法が左と異なるのが興味深いところです。 どちらも北九州ならではの表記方法です。 |
43番 門司港ローカル線 | ||
| 柄杓田と門司港を結ぶ区間便43番。 40番の柄杓田経由の恒見直通便と経路が重複します。 柄杓田は周防灘に面した小さな港町。昔ながらのバックで折り返すバス停が残っています。
門司港駅のさらに海側、西海岸行きの幕も残っていました。
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47番・48番 大里線 | ||
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| 恒見方面と、門司駅を結ぶ路線です。 足立山の並びにある戸ノ上山を、鹿喰トンネルで抜ける意外な山岳丘陵路線です。
・・この路線、門司駅から小倉よりの丘陵に広がる藤松・緑ヶ丘方面に路線がループしており、かつ恒見側でも浦中方面ループが存在するという、路線距離の割りには非常に複雑怪奇な路線です。
(左)比較的ノーマルな幕です。門司駅→藤松→緑ヶ丘→門司駅で回るのが47番。その逆が48番です。 福岡地区で言えば、壱岐営業所管轄の野方台地区で、都心行きでも「生松台先回り」と「野方台先回り」の両方向のループが存在していたら・・という複雑さです。 |
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| (上右)恒見側の終点も複雑怪奇だった頃の幕。 恒見営業所止めに、恒見→浦中・新門司方面に沼団地行き。バラエティに富みすぎていました(笑)
(左)区間便用の幕。 以前は浦中止め・新門司福祉センター止めもありました。
・・しかも。あげ回りと新門司回りの両方が存在していました。今ではやや分かりやすくなっているようですが・・。
(右)おなじ浦中回りでも、畑〜新門司〜あげ〜恒見と回る系統にはブルーカラーとなっていたようです。 |
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| (左)横幕。桜ヶ丘止めが残っている幕が一部にありました。 お詳しい方の話によると、鹿喰トンネルの横に折り返し場があったとのことです。
(右)沼団地発着便の横幕。一番下の48番、終点がどこかいまいちわからない複雑さ(笑) なお、緑ヶ丘が「緑字」&藤松が「青字」で表記されるものと、どちらも赤字で記載されるパターンがあるようです。 |
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| (左)恒見付近の区間便の横幕。 47番・48番の全容と歴史的変遷については、複雑すぎて解読を諦めました。
(右)ブルーカラーの横幕。 まだ整った表記方法なように思えます。
このような47番&48番。 他の恒見発着のローカル線とはことなり、日中でも4本程度は運行されている大所帯です。
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| ハンペンと思われる前幕です。
(左)アルファベット表記の無い47番、48番。何やら新鮮に感じてしまいます。
(右)この頃は、藤松・緑ヶ丘に色が付いていないようです。 |
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| (左)ズラリと並んだ沼団地!それぞれの使い分けが良く分かりません。上から、循環用・門司駅発・循環用沼小学校経由なんでしょうか? 井の浦止めの存在を初めて知りました。 また経由地の「恒見産業道路」も特徴的なコマです。
(右)支線カラーの青色番号。現在と違って、色部分の角が取れていないタイプです。
新門司福祉センターの2段書きに歴史を感じました。 |
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| (左)恒見側での区間便用のシンプルな幕です。
(右)緑ヶ丘止めの幕。社の木二丁目がやはり二段書きですね。 |
49番 山田〜門司線 | ||
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| 東行きはブルー、西行きはグリーンで運行されるだけに、カテゴライズに頭を抱えました。
門司駅から先の47番・48番でお馴染みの給料に広がる住宅地を経由し、小倉都心を直通、山田方面へと向かいます。
(左)山田緑地延長前の幕。 意外なほどファンの多い「愛の家行き」。バスファンでない、北九州出身の一般の女子学生から「面白い行き先がある」と教えられたときには、とても驚きました(女性がバスの行き先の話をすることに・・)。
(右)58MC初期車に登載されていた横幕。初年度の車だけ上下幅の小さな寸法でした。 |
60番 奥田線 | ||
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| 恒見営業所と門司駅を、47&48番よりも門司港よりで山越えして結ぶ路線60番。淡島神社付近の山道を大型バスが走る姿はなかなか圧巻です。
(左)経由地と比較して、行き先部分のスペースがえらく狭いのが特徴です。
(右)柄杓田系統や門司北高校の通学専用便もあります。 |
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| (左)門司北高校経由の60番。 一番下の幕、経由地から察するに、恒見→柄杓田の幕のようですが、こんな区間便があったとは知りませんでした。 (40番の門司港行きに柄杓田経由がある程度だと思っていました)
(右)横幕。複雑な系統だからでしょうか。 経由地無しの「恒(営業所)見」が用意されています。
・・どうも恒見〜門司方面の山越え路線は複雑ですね。 |
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| 資料提供を頂いた、中型サイズの前幕です。
(左)新地止めの60番等、古めの物です。
(右)新しい物に比べると、非常にシンプルな表記です。 |
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| (左)上から3コマ目の門司北高校行き、なぜか門司駅と比べて淡島神社が小さく書かれています。芸が細かい!
(右)60番の藤松ループ。下でご紹介した物の、古いタイプです。 |
62番・63番 | ||
不勉強につき、初めて存在を知りました。 経由地から察するに、淡島神社〜門司駅〜藤松・緑ヶ丘ループ〜門司駅方面の路線のようです。 藤松を先に回るのが63番、緑ヶ丘を先に回るのが62番と言うことでしょうか。
しかし解せない点もいくつか。 ・右の幕によると、60番も藤松方面まで足を伸ばしていたようですが(初めて知りました)、62番との違いは一体ドコに・・? ・左の63番の幕の経由地には淡島神社となりますが、ということは始発地がさらに裏門司より、柄杓田や門司北高校方面からも出ていたと言うことなでしょうか。 | ||
| (左)63番・62番の柄杓田行き。なぜ60番ではダメだったのでしょうか??
(右)比較的ノーマルな62番・63番です。
この高台の住宅地藤松・緑ヶ丘。バス路線が非常に発達していますが、不勉強な物で、幾重にも重なったループ系統や路線延伸の嵐に、時代関係はおろか、路線情報さえ整理できません(泣) | |
110番 恒見(都市高速)小倉線 | ||
10番の都市高速経由バージョン、110番。 10年ほど前から幾度か路線改変が行われた路線です。
まずは元祖と言っても良いであろうバージョンです。曽根バイパスの青文字が誇らしげです。 15年ほど前にはハンペン車も運用に入り、あの丸っこいボディで都市高速や曽根バイパスを快走していました。格好良かったです!
(右)ハンペンの前幕です。もう一度110番で乗ってみたいです! | ||
8年ほど前でしょうか?一時期、都市高速を含む運行経路が変更になりました。
それまで大手町RP〜若園RP間の都市高速を利用していたものが、浅野・小倉駅〜三萩野〜篠崎RP〜長野RP〜恒見に変わりました。 右の幕では同じく長野RP経由に経路変更されたの111番や、吉田団地止めの110番(ささやかな記憶にはありませんが・・)も登載されています。 | ||
(左)長野RP経由に変更されてしばらく、110番と恒見急行のループ運行が始まりました。 他の系統でもありがちな小倉駅ループ・・・かと思いきや、恒見営業所ループという希有なルート設定となりました(青葉車庫〜110番〜恒見営業所〜恒見急行〜青葉車庫の循環運行)。 ()で表記される行き先はよくあるものの、[]の表記は西鉄の中でもこのループ系統でしか見られなかったのではないでしょうか。
(左)せっかく経路変更をされた110番ですが、その後恒見発着の小倉都心ループとなった上、大手町RP〜若園RP経由の元の経路に戻されました。浅野行きが無くなり、チャチャタウン止めの110番。独特のフォントですね。 | ||
138番 貫(都市高速)小倉線 | ||
38番の都市高速経由バージョン、138番。 38番とは異なり、貫小学校経由はありません。
(左)少し珍し目のものから。府殿止めに、小倉東高校経由(下曽根駅を通過)の138番。恥ずかしながらこの幕をみて、小倉東高校経由の138番が存在したことを初めて知りました。 (右)ポピュラーな138番。小倉駅止めも用意されています。
・・この138番も、10年ほど前は無番休校と合わせて20分間隔だったのですが、今では双方合わせて30分間隔に減便されています。。 | ||
恒 見 急 行 線 | ||
恒見と小倉都心を門司回りで結ぶ急行バス。 恒見を出たときから小倉都心とは逆方向に走り始めるものの、戸の上山を鹿喰トンネルでくぐり・門司駅の裏に位置する大里ランプから一区間だけ都市高速を経由し、あっという間に小倉都心へ! 景色の展開も早く、10番や110番で悩まされがちな渋滞もナイ!あえて遠回りをすることで速達性を確保する、西鉄でも随一と言っても良いほどの見事なコース設定の系統です。 もちろん急行専用車「青バス」が担当していました。
行き先番号は無く、ただの「急行」。経由地表記も至ってシンプル!大門でループしていた頃の幕です。
一番下の毎日会館経由が涙もの! 北九州市内に路面電車が走っていた頃、小倉駅周辺の道路は西行き・東行きの一方通行でした。魚町も西小倉→砂津方面の一方通行路。逆方向のバスは、小倉駅→市役所か、恒見急行のように毎日会館→市役所を経由していました。 路面電車が廃止になった後、ほとんどの系統が魚町経由となりましたが、恒見急行の日祝日の最終便1本だけが、毎日会館経由で残っていました。
砂津はおろか、小倉駅前も経由しない小倉都心行き急行。ミステリアスなムードが漂っていました。
その後、青葉車庫発着→110番とのループとなり現在に至ります。 | ||
貫 急 行 線 | ||
かつての小倉〜行橋・中津間の日豊急行のなれの果て。138番の兄弟系統の無番急行です。 砂津と日豊ニュータウンの間を都市高速、曽根バイパス経由で結びます。
真ん中の2コマは、朝の下りと夕方の上りのみ存在した、都市高速を経由しない、322号バイパス経由の急行便。 小倉東高校の通学利用を意識したものなのでしょうか? 朝の下りは、朽網駅のさらに南の南朽網まで運行されます。 付近のTOTO工場への通勤利用を意識したものでしょうか??
・・青バスの行橋営業所行きも走る急行準幹線のイメージで、昭和池行きも毎時1本確保されていました。 しかし今では一日4〜5本が残るのみ! JR駅の裏手の住宅街では鉄道利用の方がメインになってしまうのでしょうか・・。残念です。 |
チャチャタウンの販売の際に購入した物の他、非常に有り難いことにお譲り頂いた物もあります(心から感謝です)。
お譲りいただいた後に、自分で買った恒見の幕。車番が一番違いの見事なダブリ!
・・と思いきや、時期が違うようで良く見直すと中身が異なっていたり。
一見単調に見える恒見幕も奥が深いです。
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