このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
TOP > バス模型(バスコレ) > MODEL−4 西鉄路線系 |
MODEL-4 「西鉄路線バス ミニ工作」
バス模型は、ズラリと並べて楽しみたい!
だけど、バスがみんな同じじゃつまらない・・。
そこでほんの些細な手間で、1台1台を変えてみました。
1:方向幕チェンジ(LED編)+車番変更
なんと言っても、路線バスで目に付くのは方向幕!
沢山買って並べてみても、全部同じ方向幕で興ざめ・・。
なんてこと、ワタクシだけではないのでしょうか?
また西鉄バスの場合、屋根上に車番(ナンバーとは別に自社独自で付与)がデカデカと書いてあります。
大人買いしても、全部同じバス(車番)なんだ・・。
リアリティーがありまくりと感じるために、あえて屋根から見ない or 必死で見て見ぬふりをする
なんてのも、ちょっと心苦しく感じる今日この頃。
そこで方向幕と車番をちょちょいと変えてみました。
●西鉄100周年限定バスコレセット 加工例
(左から、9852〔片江営業所・113急行片江〕、9864〔新宮営業所・21A雁の巣〕、9858〔宇美営業所・390上宇美〕、
9837〔百道浜営業所・305福岡タワー〕、9834〔愛宕浜営業所・急行303マリノアシティ〕)
加工は簡単。前・横・後のそれぞれ方向幕を変える&屋根車番の変更だけ。
方向幕はステッカーに悪戦苦闘しながら緻密な(?)印刷をしたものを使用、製品の上からペタリと貼っています。
車番は、シンナーの薄め液を綿棒に付け、ちょちょいとこすってやると消えていくので、
その上から新しい車番をデカールで表現しています。
横の方向幕の文字は、いかに文字が潰れないようにするか、今後も課題が残ります。
製品が2種類とも行先カラーがないもの(ブラック)だったため、
いまいちカラフルが物足りないと感じたことが始まりでした。
*今後は、ナンバープレート&屋根以外の側面車番の変更ができないか、チャレンジを重ねる予定です。。
2:方向幕チェンジ+車番変更
やっぱり方向幕といえば、LEDではなくて、ビニル製のアレ!(正式名称は何というのでしょうか?)
撮り溜めた写真とにらめっこをしながら、方向幕150分の1サイズを作ってみました。
貼り付け例はコチラ↓
●バスコレ9弾 西鉄58MC加工(4863〔早良営業所・3早良〕)
実物では物足りない感じのシンプルな方向幕も、模型にすると非常に映える感じを受けます。
実物は、早良ローカルで見ることが出来ました。
●バスコレ11弾 西鉄96MC加工(1403〔桧原営業所・急行113 エレデ寿屋〕)
9弾と比較してよりリアルな仕上がりとなった96MC。
製品は残念ながら(?)、LED方向幕となっていたので幕に変えてみました。
なお、この幕は幻の「エレデ寿屋」行き。
テナントビルの立て替えのため博多区呉服町から撤退した寿屋デパートは、
威信をかけて新店舗を博多区大井町にオープン。
その店舗へ、113番油山急行線が博多駅から路線を延長して乗り入れる予定だったとのこと。
幕も準備され、ダイヤ改正を待っていたところに、寿屋が倒産。
路線延長計画もあえなく消え去ったとか。
その後も一部のバスは、この幻の幕を搭載したまま走っていました。
茶色の113番・・、渋いです。
(福岡にお住まいの方以外には「?」だと思いますが)
模型なら、過去のものまで再現して、いつまでも手元に置いておくことが出来ます。
(補足:寿屋跡地は、そのままナフコ空港店となっています)
3:西鉄路線バス 58MC初期車
●7834〔博多営業所・83国際センター循環〕
西鉄に納入された58MCの初期車は、非低床・銀2段窓でした。
バスコレ9弾の熊電がまさしくコレ!
ということで、作ってみました。
●(左)3876〔旧和白営業所・21A天神〕 車内は急行車と同じハイバックシート。末期はVIロゴも入りました。
●(右)1860〔原営業所・1−1吉木〕 中型車が多い二日市地区で、豪快ないすゞサウンドを響かせ快走していました。
このタイプについては、すばらしい改造をされている例をネットで時折見かけます。
やはり皆様、西鉄が「欲しい」のですね。
4:西鉄バス96MC(スモークガラス仕様)
2004年頃に納入された一部の新車の窓は、試験的にスモークガラス仕様でした。
他社では多く見ることの出来たスモークガラスも、西鉄路線車では初採用。
車内もブラインドが省略されるという小さな差違が見られました。
・・結局不評だったのか、その後は窓上部のみにスモーク部分が縮小された車が導入された以後、
スモークガラスの導入は途絶えてしまいました。
そんな過渡期の車です。
●5864〔甘木営業所・400甘木〕 この時期に新車の導入と同時に開設された、甘木都市高速線。
この路線では、1台だけスモークガラス車が混じっていました。
加工は簡単。窓ガラスを外して、タミヤのスプレー(スモーク)を吹いただけ。
但し、このスプレーは良く晴れた日&平らな場所で乾燥が必要なようです。(垂れます)
外見上、地味に大きなアクセントとなりました。
5:北九州仕様(方向幕・車番・会社表記・車椅子マーク)
北九州地区の西鉄バスを作ろうとすると、製品とは若干の違いが・・。
車椅子マークは、北九州仕様で背景が「ひまわり」で「黄色」。
また分社化されて以来、側面後方に青色で『西鉄バス北九州』と表記されるようになりました。
●5773〔八幡営業所・芦屋急行 鶴松団地〕 芦屋急行線の開設と同時にデビューした新車です
車椅子マークの黄色がとても目立ちます!
なお社名表記はデカールで、黄色の車椅子マークは、全面のみステッカー(方向幕と一体)、
側面・後面はデカールで再現しています。
なお58MCで再現するとこのような感じです。
(ツーステップ車には車椅子マークは付きません)
・・なお、側面方向幕の矢印の色が「赤」など、よく見ると福岡地区との違いがちらほら出てきます。
6:西鉄バス96MC初期車(クーラーユニット)
1996年に導入された96MCのうち、いすゞ車と三菱車はクーラーはビルトインされておらず、
相変わらず屋根上にクーラーユニットが載っていました(三菱車は1997年前半納入分まで)。
また製品のものとは異なり、ドアの素材変更が行われる前であるため、前ドア・中ドア下部は「白」色です。
*側面窓は、実車は逆T字窓ですが、工作技術未熟のためとりあえず製品流用でご勘弁ください。
●バスコレ11弾西鉄96MC加工品 3213〔早良営業所・200 さわら台団地〕
右写真:左の既製品と比べると屋根上が重そう・・。
なお、製品を一回色抜きした後に、クーラーユニット設置・再塗装・方向幕等貼り付けの手順で
工作を行っています。
●バスコレ11弾西鉄96MC加工品 1203〔桧原営業所・急行152 長住六丁目〕
せっかくなので、いすゞ車タイプも作ってみました。
7:西鉄バス58MC末期車(クーラーユニット)
西鉄バス58MCの最終グループのうち日野車とUD車は、クーラーをビルトインタイプとなり
屋根上がとてもスッキリとした仕様になっています。
・・お察しの通り、ここで切り取られたクーラーユニットは、「6」で96MC初期車に流用しております。
●バスコレ9弾 岡電58MC加工品 7159〔桧原営業所・急行152 桧原営業所〕
屋根上クーラーの隙間にデザインナイフを滑り込ませて切断。
紙ヤスリをかけた後に、再塗装をしています。
なお、この58MC末期グループのヘッドライトは、日野も三菱も「角目」。
来たる翌年のモデルチェンジに備えてのことなのでしょうか?
7:西鉄路線バス(ウソバス:中ドア引き戸?)
この辺から、徐々に雲行きの怪しい模型が登場します。
バスコレ11弾を、西鉄欲しさに大量にした挙げ句、西武バスの96MCが大量に・・。
(キュービックはフロント周りのマスキングの難しさに挫折気味)
そこでとりあえず西鉄を作ってみました。
かなり微妙です。
●バスコレ11弾 西武96MC加工品 1700〔ウソバス・60 福大病院〕
8:西鉄路線バス(CNGノンステップバスタイプ・大型?)
博多営業所には、CNGガスタンクを屋根上に積んだ、中型ノンステップが数台在籍しています。
これに「似ているのではないか?」と勝手な思いこみから、
バスコレ5弾の京王バスを改造してみました。
前ドア後の方向幕が非常に残念です(実車は、当然ながら中ドア付近)
●バスコレ5弾 京王バス加工品 9129〔タイプ・博多営業所・100円循環 外回り 博多駅〕
本物と比べると、どうしても図体がデカイです・・。
(つづく ・ 予定)
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |