このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  TOP  >  西鉄路線バス写真集  > 2017謹賀新年+2016 にしてつバスを振り返って・・


 

 

謹賀新年。おかげさまで新しい年を迎えることが出来ました。

今年も、ご指導ご鞭撻を頂戴しながら、仕事に趣味にと、より一層精進して参りたく存じます。

 

・・さて、ちょっとばかり昨年度を振り返りますと、

にしてつバスやバスファンの皆様とご一緒させて頂いた、沢山の思い出が鮮明に思い起こされます。。

より良き年になることを祈念しながら、少しだけ振り返りにお付き合い頂きましたら幸甚です。

 

 

  ■2016年1月−福岡豪雪。走り続けた西鉄バスに集まる賞賛と感謝。


西鉄バスの運転士.JPG

1月、福岡県を襲った豪雪。JR、高速道路と交通インフラが続々と停止する中、

総力戦で出来る限りの運行を続けた西鉄バスの姿に、インターネット上からも大変な注目が集まりました。

 

西鉄バス,エルガ.JPG

壱岐→金武→早良と営業所を回らせて頂き、雪だるまになりながら撮影をさせて頂きました。

「車で回られたんですか?」と良くご質問を頂きましたが、トンデモナイ。

こんな雪道を駆ける技量も度胸もあるわけが無く、全区間西鉄バスを利用させて頂きました。。

 

大博通り,西鉄バス,最強.JPG

夜にはスケートリンクと化した大博通りを、静かに行き交う西鉄バス。

ロマンチックな光景が広がる背景にある、西鉄バスの皆様の大変な努力。今でも忘れられません。。

 

  ■2016年3月−バスツアー第11弾 日田バス待望の新車で行く花咲月


西鉄バスツアー,日田バス,バスファン.JPG

飛んで3月、日田バスの貸切新車「いすゞガーラ」をお借りして、バスファンツアーを開催させて頂きました。

本来は九重に訪れた春の息吹を車窓から鑑賞する・・はずだったんですが、車窓は濃霧に覆われ、それは幻想的なツアーとなりました。

日田バスの皆様の、バスファンへの暖かいお心遣いに、ただひたすらに感謝を申し上げます。

 

 

  ■2016年4月−桜を追いかけて


西鉄バス1404,V8.KC-LV380N

日本の春と言えば「桜」。

今年も桜を追いかけて撮影に向かいました。58MCや96MC初期車など、去りゆくクルマと散る間際の桜を、

愉しませて頂きました。(写真の車が廃車になるわけではありません・・)

 

 

  ■2016年4月−熊本地震の発生。復旧に向かい機動的に動いた高速バスネットワーク


西日本車体工業,SD-Ⅰ,C-Ⅰ,熊本地震

熊本を襲った未曾有の大震災、熊本地震の発生。被災地の現状があらわになるにつれ言葉を失いました。

しかし直接被害は無くとも、経済的な影響は九州全域に拡大。しかし普段は決して仲が良いとは言い難い各地域が手を取り合い、

官民を挙げて「オール九州」で復旧・復興に取り組むさまは、改めて日本人の強さを強く意識させられました。

 

写真は、熊本県内の九州道の不通により、福岡−宮崎・鹿児島線の高速バスが運行休止となった頃のもの。

福岡高速営業所では、九州道を闊歩するエース達が勢揃いして運行再開を待っていました。

その後東九州道を迂回して運行を再開した宮崎線や、日ごろの2〜3倍の所用時間を見越してでも運行を始めた熊本線など、

高速バスの持つ機動性は、災害の復旧の局面においても大きく示されたことが印象的でした。

 

 

  ■2016年5月−フィンエアー 福岡〜ヘルシンキ線就航


フィンエア—,福岡空港

西鉄バスの話題で無くすみません・・。

撤退してしまったアムステルダム線(KLMオランダ航空)に続く、福岡発欧州直行便が就航!

民営化に向けた入札が控える中、西鉄が地元企業連合体をリードしていますが、この先もっと楽しい空港になってほしいものです。

 

 

  ■2016年6月−西鉄バス有数の狭隘路、歴史的景観の残る金武宿 路線廃止


西鉄バス4604,金武営業所

福岡市西区、金武営業所の手前の500mほどの区間ですが、

江戸時代、三瀬街道の宿場町として栄えた金武宿(かなたけしゅく)が、経路変更に伴い、当該区間のみ廃止となりました。

立派な蔵や石垣が残る町並みに、道路幅の割に頻発する西鉄バスは、迫力満点でした。

 

 

  ■2016年7月−ハンズマン様主催バスツアー「西鉄バス廃止路線完全復活祭/門司ローカル編」に参加


西鉄バス6659,西工58MC

あのウエスタンビュー管理人様のハンズマン様が、待望のバスツアーを開催されました。

西鉄バス北九州、八幡営業所のUD×58MCを貸切。

廃止バス路線めぐりから、地方創生を目指されるとのこと。新展開のバスオフ会の幕開けです。

 

 

  ■2016年8月−福岡都心連節バス運行開始


まちに夢を描こう,西鉄バス連節バス

福岡市が進める「福岡NEXT」の一環として、街の公共交通のニューフェイスがデビュー。

大量のバス待ち客をあっという間に飲みこむ抜群の収容力を持ちながら、意外に街をスイスイ歩んでいます。

バスVS地下鉄から、町全体で公共交通の「これから」の検討が始まりましたが、その未来を最初に見せてくれた存在です。

 

 

  ■2016年8月ーたかくん様主催バスツアーに参加


日田バス575,牧ノ戸峠,折り返し場

10年近い歴史を誇り、西鉄バスツアーのパイオニアとも言うべきたかくん様御主催の西鉄バスツアーに参加。

日田バスの中型観光バスで、狭隘路線を巡る、ショートなボディを存分に活かした行程を堪能させて頂きました。

 

曲渕バス停

なんとその1週間後、再度たかくん様ツアーが開催され、こちらにも参加させて頂きました。

参加希望者があまりにも多かったことによる2回開催。長いキャリアの過程で人と人とのご縁を紡いでいらっしゃることの証です。

 

 

  ■2016年8月ーバスコレを久々に工作


バスコレ改造,西鉄バス

長い間、ご無沙汰していたバスコレ(バス模型)による西鉄バス工作を再開。

今年こそは新車の落成に手を付けたいところです。。

 

  ■2016年9月−大分バスまつり


大分バス祭り,方向幕販売

大分駅前で開催されたバス祭りのバス部品チャリティーオークションに参戦させて頂きました。

みなさまの強い想いを、恐るべし落札金額から存分に知ることが出来ました(涙)。

何とか狙いの品(日田バスの古めの方向幕)を1品だけ落札に成功!

 

 

  ■2016年9月−西鉄後藤寺バスセンター閉鎖


西鉄バス3263,筑豊特急

西鉄バスファンの中では「軍艦島」のような存在だった、

産炭地の栄光を今に伝える貴重な街の玄関口でしたが、老朽化には勝てず、約60年の歴史に幕を下ろしました。

退役までカウントダウンが始まった、S型高速車が、別れの雨の中、バスセンターを発ちました。

 

 

  ■2016年9月−沖縄旅行


那覇空港

台風の合間を縫って、プライベートで沖縄旅行。リゾートホテルも屋内プールでしたが満喫。

バス分は「0」です。。

 

 

  ■2016年10月−ハンズマン様主催バスツアー「西鉄バス廃止路線完全復活祭第2回/添田ローカル編」に参加


添田交通,廃止路線完全復活祭

早くも2回目が開催されたハンズマン様御主催のバスツアー。

添田交通の残党、「虹バス」で添田の山間部を周遊。随所に設けられた撮影タイムのおかげで、

ヘトヘトになりながらも、峠や田園地帯を走るバスの姿を満喫させて頂きました。

 

 

  ■2016年10月−福岡空港第1ターミナル 閉館


福岡空港第1ターミナル

地元の長年の要望が叶い、いよいよ福岡空港拡張工事が始まりました。

その第1弾として、残念ながら第1ターミナルが閉館。最終日の夜に展望デッキで開催されたコンサートにお邪魔させて頂きました。

金網越しの景色も過去のもの。平行誘導路の建設のため、新しい国内ターミナルの建設が始まっています。

西鉄バスが新しい福岡空港にどのように関係していくのか、目が離せません。

 

 

  ■2016年12月−バスファンツアー第12弾 筑豊特急S型フルコースの旅 開催


西鉄バス,大隈営業所,西工S型

急遽C型貸切車の代走になってしまうも、ツアーの後半は特別のご高配でS型高速車を随行車として手配して頂き、

筑豊の各地でS型の雄姿をカメラに収めることが出来ました。

 

西鉄バス3322,田川営業所

大切なご縁に心からの感謝を申し上げながら、近くの再会を心より楽しみに申し上げます。

 

  ■2016年12月−クリスマスの西鉄バス


西鉄バス,ゆめくり号,片江営業所

 

柏原営業所,西鉄バス

片江営業所や柏原営業所にお邪魔して、クリスマスバスを撮影。

特に柏原営業所では、美味しい豚汁を頂きながら、クリスマス祭りにお邪魔させて頂くことが出来ました。

 

 

  ■2016年−方向幕の収穫


sceneBremember2016_027.JPG   sceneBremember2016_011.JPG sceneBremember2016_010.JPG

 sceneBremember2016_003.JPG sceneBremember2016_004.JPG  sceneBremember2016_002.JPG

おかげさまで、今年も西鉄バスの方向幕収集のご縁を頂く事が出来ました。

まだ整理が追い付いておりませんが、追ってご紹介させて頂ければと存じます。

 

 

  ■2017年によせて・・


西鉄バス,2017

 

このように2016年を思い起こしてみれば、

西鉄バスの存在が、市民にとって一際(ひときわ)大きくなった一年だったように思います。

 

街の機能が止まる中、総力戦で路線を守り続けた大雪の日。

九州を襲った未曽有の大災害に対し、九州の復興の助力となるべく迅速に運行を再開した九州内の高速バスネットワーク。

爽やかに闊歩する連節バスの姿は、この街の未来の姿を見せてくれました。

 

これらは、特別な車両、1人のヒーロー、斬新な一手によって、

成し遂げられた偉業である・・・とは、思いません。

 

毎日、毎分、毎秒提供される、着実な輸送と出来る限りの安全。

それを守るための、幾人もの裏方の尽力と、蓄積され次世代へ受け継がれる経験、地道なまでのひたすらの鍛錬。

 

それらが、ある機会に、偶然市民の目に留まったに過ぎないと思うのです。

 

 

「日本一のバス会社」が、「日本一」であるが所以は、

台数でも、走行距離でも、サービスでもなく、

早朝の通勤、待ち焦がれた旅行、疲労に滲む帰路、あらゆる場面で、

1便1便の運行が、皆様により確実に成し遂げらていることにこそあると存じています。

 

この街の人を動かし、出会いと別れ更には再会を紡ぎ、安心と明日への期待を届ける、

崇高な任務に最大限の尊敬を抱くと共に、

今年のますますご健勝を心よりお祈り申し上げます。

 

 

今年も一年、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

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