このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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天神と、福岡市東南部(月隈地区)、志免町、宇美町を都市高速経由で結ぶ、坂瀬都市高速線。

福岡空港のランプエンドから、丘陵に広がる静かな住宅街を駆け抜け、田畑広がるのどかな光景まで、

非常に多彩な、そして少しのどかな風景を見せてくれる路線です。

担当:宇美営業所・宇美営業所桜ヶ丘車庫

 

(写真下)下月隈ー月隈間

 

2003年以降、都市高速延伸に伴い、都市高速系統が急増。

400番(甘木都市高速博多線)以降新設の速達路線は、方向幕が色幕白抜き文字になりました。

(↑注:御指摘を頂きました、2001年の都市高速福重ランプ開通時に登場した500番台が先です)

(注2:それ以前の色幕として、特快3・急行90(どちらも2000年前後に色幕化)、

西鉄が方向幕を色分けする際に作った試作幕が存在します)

 

370番(天神〜千代ランプ〜都市高速〜月隈北ランプ〜志免〜上宇美)

2003年頃の新設系統。納入されたばかりの車番58XX代は、

390と合わせてこれらの系統の専属車として活躍していました(現在は異なります)。

(写真下)蔵本付近、納車されたばかりの頃。

 

(写真左)もちろん58MCも運用に入ります。

(写真右)蔵本バス停。この系統に限らず、納入後1年を迎えた頃の5800番台のバスは、非常に色褪せていました。

 

 

(左)アビー号でも運行されます。

(右)夕日を受けて空港の南側道路を走る96MC。

・・ここは福岡空港ガルーダ機離陸失敗事故で、DC−10型機が横断した道路です。

 

 

 

 390番(天神〜千代ランプ〜都市高速〜月隈北ランプ〜桜ヶ丘〜ひばりヶ丘〜上宇美)

以前から存在した無番系統が、370番新設と同時に、行き先番号を付与・増便されました。

 

 (左)雪の日の早朝。道路事情により月隈バス停を通過です。

(右)始発の天神バス停へ回送中の390番。

 

 

 

 無番(天神〜千代ランプ〜都市高速〜月隈北ランプ〜桜ヶ丘〜ひばりヶ丘)

390番系統の前身。無番(都市高速坂瀬線)。

 全便がひばりヶ丘終点の頃の写真です。

 

 

(左)休日の午前中、席数のほとんどが埋まった状態で天神を目指します。

(右)当時96MCも登場していましたが、宇美地区には数が少なく、全くと言って良いほどこの系統では見かけませんでした。

 

 

(左)始発のひばりヶ丘までは、桜ヶ丘車庫や宇美営業所からの回送です。

(右)桜ヶ丘第四ーひばりヶ丘西口間

 

 

ひばりヶ丘折り返し場で出発を待つ天神行き。

この折り返し場は背後がガケで、なかなかの絶景です。

 

 それ以前を時刻表で追ってみましょう。

おそらく都市高速坂瀬線運行開始当初の頃でしょうか?平成6年のもの。

 

 

四王寺坂始発や、桜ヶ丘第五発の便も。

また今で言う39B系統(ユニバ通り)を通って、空港通ランプより都市高速に乗る系統もありました。

そして天神では天神北ランプ経由のループ!日銀前でそのまま宇美方面行きに変身!

   

 下りは、上りと比較して若干シンプル。

四王寺坂→天神→四王寺坂というコースでループする便があったことが分かります。

 

・・天神までは一見最速に思えますが、この当時の休日は、福岡競艇場渋滞が今以上に酷く、

天神北ランプを降りて天神橋口交差点まで1時間なんてあり得ました。

(一部の高速バスが那の津口で乗客を降ろしていたのもこの前後だったかと思います)

定時性が確保できなくなったのか、あえなく天神北ループは中止されてしまいました。

   

 

 ちょうど上の写真でご紹介した頃の無番系統。

そこそこ本数はあるのですが、今よりも運行時間帯が限られています。

  

 

 370番新設(390番番号付与)の際のチラシ。

左上のバスの方向幕は、色幕ではありません・・。

裏は時刻表になっています。

 

 

2009年10月、天神バスセンターで販売された、同系統の方向幕。

特に前幕は非常にデカイ!

 

 

最近若干の減便を受けましたが、都心から30分ほどで静かな景色を楽しむことの出来る、

お勧めの系統です。

 

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