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▲2000年前後、福岡にやってきたチャーター便。 | 福岡から南へ約8000km。 南半球の島国、ニュージーランド。 人口約450万人と福岡県よりも小さな規模ながら、面積は日本とほぼ同じ。 広大な牧草地と大自然が広がる観光立国でもあります。
国営航空のニュージーランド航空は、日本でもお馴染みの存在。 2月〜3月は南半球では観光シーズンの夏真っ盛り。 日本の地方都市からもチャーター便が運行されています。
福岡空港。 90年代後半には定期便も就航していましたが、 現在では毎年2月に観光チャーター便が姿を見せています。
福岡から約11時間。 2013年のチャーター便でニュージーランドまで飛んでまいりました。 単独行動ではなく、なかなか飛行機メインとは行きませんでしたが、 観光とニュージーランド航空をご紹介いたします。
(参考) |
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福岡→オークランド 臨時チャーター便 | |
| 福岡を夜出発し、翌朝に到着するスケジュール。 時差も3〜4時間と、時差ぼけの心配もほぼ不要です。
・・出発の日。 機材繰りの関係で出発が1時間超遅延のアクシデント。
出発ゲートに集まるよう妙なアナウンスがあったかと思いきや、 乗員全員が自己紹介! 日本語で話せる方は流ちょうな日本語で、カタコトの方はカタコトで。 ニュージーランドの紹介も兼ねてスピーチをされました。
遅れを忘れて拍手喝采!
なかなか機転の利いたユーモアあるサービスです。
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▲登場開始。なかなか平均年齢がお高め。
| ▲ウィングレット付のB767−300ER、向こうにはホノルル行のデルタ航空も。 |
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エコノミークラスの様子。 2−3−2の標準的なシート配置ですが、 長距離国際線が多いことからか、全席テレビモニター+ゲーム+映画見放題の装備付です。
ゲームを幾つか試してみましたが、ルールがよくわからず残念! 映画は邦画も多くなかなか。 いつかレンタルで見ようかと思っていた、 「黄金を抱いて翔べ」 を機内で見れるとは!
また、ニュージーランド航空のお楽しみは、機内ビデオ。 日本では考えられない手の込んだ内容です。 ▼往復とも「ホビット編」でした。思わず見入ってしまいます。 |
▲機内食。朝食だったでしょうか・・?
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(観光)オークランド | |
▲湾を隔てた市街地と住宅地との間には、フェリーが運航されています。 | ニュージーランド最大の都市、オークランド。 都市圏人口は120万人超。
市街地のはずれには同国最大のオークランド国際空港が位置し、 南半球をはじめ、アジア・アジア経由の欧州、米国方面へ国際線が運航されます。
また太平洋の要衝という事もあり、国際港も栄えています。 |
▲市街地側のフェリー乗り場。まるで「レゴブロック」。 | ▲タワーから見た夜景。ビル群の向こうには、湾岸に広がる巨大なコンテナターミナルが見えます。
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▲国際貨物船でしょうか? | ▲クルーズ船の寄港も頻繁なようです。
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▲オークランド博物館には、なんと第二次大戦中のゼロ戦も保管されています。 第二次大戦終結後にブーゲンビル島で収集された本物です。
| ▲あ!ロイヤルハイデッカー! オークランド市内の貸切バスでした。西工を思い起こさせるシルエット・・。
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▲市街地には縦横無尽に市内バスが走っています。
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▲オークランド市街中心部。路上のバスターミナルもあります。
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ニュージーランド国内線 NZ オークランド→クライストチャーチ | |
| 朝6時前。 オークランド国際空港の国内線ターミナルでは、 国内各地への便が出発準備を進めています。
目指すは、6時10分のクライストチャーチ行き。
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▲B737の機内。早朝の便にも関わらずほぼ満席です。
| ▲南半球の日の出。遠い異国の地で見る朝日に感動・・。
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オークランドから南へ約1000km。 1時間少々で、早朝のクライストチャーチ空港に到着。 国内線のほか、オーストラリアへの近距離国際線も発着するようです。
・・クライストチャーチの市街地に寄らず、そのまま南へ。 | |
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(観光)テカポ湖 ・ アオラギ マウントクック山 | |
| クライストチャーチからは内陸部へバス移動。
・・中型の観光タイプ。 ライト周りに切れ目を入れれば、エルガ?? |
▲車内の様子。1枚窓+堅めのサスペンションが非常に快適! | ▲ミネラルウォーターの広告に出てきそうなタウポ湖の風景
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▲標高500m超にあるプカキ湖。氷河の雪止め水でできた、独特の水の色。
| ▲右中央の小屋、小さな空港・・飛行機の発着所です。 |
▲クライストチャーチから約300km。車で4時間弱走ると、アオラキ/マウントクック国立公園のU字谷。ロード・オブ・ザ・リングのロケ地でもあります。
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▲南半球ながら、周囲は雪山。ちょっと不思議な景色です。 |
▲登山やハイキングコースとして整備されています。
| ▲晴れているのに雷なような音が・・・雪崩が起きていました。 |
▲フッカー谷のハイキングコース。
| ▲雲がかかり、頂上は見えることは珍しいといわれるマウントクック山。一瞬だけとがった頂上が見えました。標高3,724m。富士山とほぼ同じです。 |
▲国立公園内を走るトラックバス。バスを含む自家用車の乗り入れビジターセンターまで。その先はこのような公園内専用車に乗り換えます。
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▲位置関係。中央に位置するプカキ湖の水の色は衛星写真でも目立ちますね。 |
道路沿いには個人商店のドライブインがあちこちに。 ニュージーランド特産の農作物がズラリ!
果物の美味しさは感動的です。 その場で何種類かを1個売りで購入。
バスの運転士さんはその場でガブリと食べてました(笑) | |
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(観光) クィーンズタウン | |
| マウントクックからさらに南へ約250km。 ニュージーランド南島の内陸の保養地、クイーンズタウン。
ワカティプ湖に面し、人口は約3万人。 かつてはゴールドラッシュで賑わった、山に囲まれた高原の湖畔の町です。
・・まるでゲームの世界のような、 外部から切り離された、美しく、活気あふれる町です。
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▲湖沿いに、町やホテルが立ち並びます。山の上のレストランより撮影。
| ▲対岸には牧草地や別荘が点在。
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▲ワカティプ湖に沈む夕日。
| ▲市街地。土産店や食料品店の他にナイトバーや大道芸人の路上ショーも繰り広げられます。特別な娯楽施設は無いのですが、町全体が毎日お祭りのような雰囲気です。
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▲市街地は僅かな平地に位置するため、住宅地への道はすぐに坂道に。 市街地を見下ろして。白夜とまではいきませんが、これでも夜の10時です。
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▲下半分は、海ではなく湖です。
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(観光) ミルフォードサウンド | |
| 早朝のクイーンズランド郊外。 景勝地でユネスコの自然遺産登録の、 ミルフォードサウンド往復ツアーです。
距離にして片道約300km、 バスでの日帰り往復600km、約10時間の旅です。
朝焼けの牧草地を、ひたすら走る!
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▲行程は牧草地と荒野。複雑に入り組んだV字谷の下を、道路はクネクネと走ります。
| ▲土砂崩れで仮復旧中の現場。後続車も行先は同じ、ミルフォードサウンド。
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▲ミルフォードサウンド開拓の為に1953年に開通した全長1200m超のホーマートンネル。山が迫る中にぽっかりとトンネルの入り口。 中が非常に狭いため、観光シーズンは片側交互通行となるとのことで、山中に突然車列。約5分ほどの離合待ちです。
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▲ホーマートンネルの周囲に町は無く、ひたすら山と谷が広がります。 |
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ホーマートンネルを抜けると、ミルフォードサウンド。 観光地と言っても、あるのは空港と小さな港だけ。
V字谷が見せる絶景。 両側は1200m級の断崖絶壁です。
ここからは船にのって約1時間の周遊クルーズ。
1年の3分の2は雨。 訪問した時は、幸運にもピカピカの快晴でした。
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▲港の横から、突然セスナ機が離陸!観光用らしいです。断崖絶壁に囲まれているので、すぐに旋回を繰り返しながら高度を上げていきます。
| ▲マリエラのようなクルーズ船。船のランクでお値段が相当に違うようです。 |
▲見事なスーパーハイデッカー。
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このミルフォードサウンド周辺には町が無く、 クィーンズタウンから片道5時間かけてのバス観光が主流です。
早朝にクィーンズタウンを出て、 昼食をミルフォードサウンドの船上で。 そして夕方にクィーンズタウンに戻る行程は、 ほとんどのバスが同じ。
異なるバス会社の梯団運航のような雰囲気でした。
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▲途中、唯一の町「テ・アナウ」で休憩するバス達。いずれも異なる行程の異なるバス会社ですが、同じ時間に集中するため、休憩所では複数のバスが並びます。。
| ▲ニュージーランドの旅行会社、グレートサイツ社の貸切バス。道中度々みかけましたが、秀逸なデザインもあり、非常に格好良いです。
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ニュージーランド国内線 NZ クイーンズタウン→オークランド | |
| クイーンズタウン郊外、車で10分ほどの大地に位置する空港。 人口3万人ほどではありますが、 大勢の観光客が訪れるためまとまった本数の国内線が運行されています。
平屋の出発ロビーからは構内が一望できます。 |
▲出発ロビーのバーカウンター。
| ▲全てオープンスポット。オークランドからのA320が到着。
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▲前後両方の扉にタラップが付けられます。 | ▲隣のスポットにはカンタス系の格安航空会社、ジェットスター。 |
▲折り返しオークランド行となるNZ便。 | ▲機内は新装で明るい雰囲気の機材です。機内ビデオはやはりホビット編! |
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オークランド→福岡 臨時チャーター便 | |
| 約1週間の滞在も終わり、 福岡行チャーター便に搭乗するため、オークランド国際空港へ。
早朝の出発→福岡に夕刻到着の行程。 オークランド空港の夜明けを体験できました。
・・出発検査では、抜き打ち検査に遭遇。 自分だけ引っかかったものでアワアワしておりましたが、 ちゃんと日本語版のマニュアルが用意されてました(笑)
ちゃんとパスしました。
(左)免税店の様子。大きく窓を取った開放的なターミナルでした。 |
▲機内の様子。今度は昼間のフライトなので写真が撮りやすい! | ▲ウィングレットの「コル—」を眺めながら、最後の旅路を福岡へ! |
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Air New Zealand 使用機材 | |
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ニュージーランドの国営航空、「ニュージーランド航空」。
マオリ族の伝統模様でもある「シダ植物」を象った垂直尾翼でお馴染みです。
約100機のフリートが、国内線やオーストラリア線の他、アジア線・北米線、そして結びつきの強いイギリスとを結ぶ長距離国際線で活躍しています。
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NZ B747-400 | |
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フラッグシップ、B747−400。 航続距離を活かして長距離国際線で活躍しています。
しかしB777への置き換えが進み、 まもなく退役が予定されています。
オークランド空港で偶然目撃しました。
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NZ B777-300ER "All Blacks" | |
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B777シリーズの長胴型、B777-300。 その長距離仕様機。B777-300ER。
ジャンボに変わり長距離国際線で活躍しています。
偶然撮影できた機材は、 ラグビーにおける世界有数の強豪チーム「オールブラックス」の特別塗装機。
航空機では珍しい、黒・灰・白のモノトーンなカラーリング。
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▲早朝のオークランド空港に着陸。
| ▲前半分は黒一色。
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▲シダ植物の葉を重ねたデザイン。
| ▲空港内でも目立つ存在です。
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NZ B777-200ER | |
▲長距離仕様機の定番。B777-200ERです。
| ▲ガラス越しの殺家ですが、3機の同型機を見ることができます。
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▲朝日を浴びるB777。
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▲欧州線などで活躍しているようです。
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NZ B767-300ER | |
▲オークランド発福岡行のB767-300ER。朝日を受けて出発準備中。
| ▲ウィングレットと垂直尾翼の組み合わせ。
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NZ A320-200 | |
▲朝のオークランドで2機並んだA320
| ▲近距離国際線や国内線で活躍するA320。 使用路線により、機内のレイアウトが若干異なるようです。
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▲滑走路へタキシング中のA320
| ▲オークランドのターミナルにて。
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NZ B737-300 | |
▲個内線を中心に活躍するB737.今後退役が予定されています。
| ▲オークランド空港の国内線で並ぶB737
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NZ ATR72 | |
▲国内線のローカル路線で運行されるATR72.
| ▲北島の温泉地、ロトルアで見かけたATR72
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普段は日本で撮ってばかりの国際線の旅客機。
現地のホームグラウンドで同じ垂直尾翼の機材の並びを見ると、 何とも言えない旅情を感じてしまします。
・・ところでちょっと残念だったのが、お食事。 英国系の国という事で、あまり期待はしていなったのですが、 なかなか期待を裏切られなかった印象です(泣)
しかし景色は絶品。 いつかは、ゆっくりとクイーンズタウン空港でバカンスがてら撮影を楽しんでみたいものです。
(作成日) 2014.03.15 |
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