このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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 誤解を恐れずに言うならば、

乗り物写真の中で、最も高度なのは、飛行機写真だと思います。

 

 

世界を飛び回る航空機のダイヤの把握が必要なことはもちろん、

撮影地のみならず周辺空域や目的地と発着地の天候、日照時間、風向風量、視界、機種、航空機の重量、空港の混雑状況・・

これらを考慮しながら、撮影場所や構図を考えていく過程。

 

離発着の撮影では、被写体は3次元に動き、時速は200〜300km。

空港にもよりますが、被写体にはなかなか近づけず、場合によっては数キロ先から狙うことも。

また国内撮影でも、航空無線で状況を把握しようと思えば英語力も必要。

 

 

そんな過酷な条件で見事な撮影をされた作品を展覧会などで拝見した上で自分の写真を見直すと、

ピントもばっちり決まっておらず、構図が甘い、流し撮りもイマイチ・・。

下手にホームページを作ることが、とても恥ずかしいように感じていました。

 

福岡にもセミプロ級の航空写真家の方々が大勢いらっしゃる中で、

正直申し上げてお恥ずかしい内容ではあるのですが、

「修行」の意味でも、飛行機のページを開設いたしました。

 

なにとぞ、少々の間、お付き合いください。

 

 

 

飛行機趣味に走ったルーツ・・。

祖母に連れられて見た、福岡空港旧第二ターミナル「ロイヤル」で見た景色にあります。。毎月1回程度の楽しみ。窓際が空き次第、ウェイターの方が案内してくれたのもよい思い出です。

 

買ってもらった飛行機図鑑。

MD−11が計画機だったり、エアナウルが日本に就航していたりと、今思い返せば大切に保管しておくべきだったと反省しています。。 

 

・・しばらくは熱も冷めていましたが、

たまたま本屋で手にした「月刊エアライン」がきっかけで、

空港がよいを再会。

できて間もない国際線ターミナルに圧倒され、

日本各地の行先が並ぶ出発案内を見ながら、

夢を膨らませていました。

 

高校時代には、部活の大会で飛行機初体験。

先輩や先生と一緒でもちろん席の指定などできませんでしたが、東京からの帰り便で偶然窓際に。日が沈んで、夜になるまでの空模様に感激!

 

羽田や沖縄で一瞬の自由時間に必死で飛行機を撮っていました。

 

大学生最初のバイト代で買ったのは、望遠レンズと一眼レフ。

 

最初の夏休みには、東京へ飛行機撮影の旅へ。

 

ゆかりある町が上空から見えた時、たまらなく嬉しくなりました。

(写真左:太宰府市上空)

 

 

 

羽田、成田、新千歳、丘珠、伊丹、関西、名古屋、中部、北九州、熊本、那覇、釧路、女満別、函館、福岡

 

 

撮影した空港は多くはないのですが、

一日空港にへばりついてカメラを向けていました。

 

 

(左下)お見送り/新千歳→名古屋小牧

(右下)東北上空を巡航中/羽田→新千歳

 

 

 

 

搭乗前。

今でも緊張します。

新幹線や長距離バスには無い「旅立ち感」と申しますか、

何か忘れていても「帰ってこれない感」と言うのでしょうか・・?

 

 

 

そんな心配も、上空で待っているすばらしい景色を見ればどこへやら。

 

窓の外には360度の夕焼け。

 

 

 

雲の下、東京は曇り。

 

東京湾上空を旋回する飛行機からは、

幻想的な夕焼け。

 

この後、房総半島のゴルフ場や京葉の工業地帯を見ながら、

日没と同時に羽田へ着陸するコースでした。

 

空を見上げれば、街中を飛行機が飛んでいる、福岡。

福岡空港からの景色を中心に、飛行機のある写真を掲載してまいります。

 

 

(注)離発着時のデジタルカメラの使用は、航空法上禁止されています。

(離発着に関する写真は、全てフィルム式カメラで撮影したものです) 

 

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