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一連の西鉄バスの廃品販売。
方向幕や機械は出品されるようになれでも、スタフはほとんど出回りませんでした。

そこに風穴を開けてくれたのは片江営業所。
片江営業所のみならず、周辺の営業所のスタフも集めて販売して頂けるという非常にうれしいイベントが開催されました。

その販売会の様子をお送りします。
*プライバシーの保護のため、一部の画像に加工を行っております。ご了承ください。

 スタフ試験販売会 (はかた号で行く運転体験ツアー2回目日程 in 片江営業所)

西鉄旅行様が2011年夏に企画された「はかた号で行くバス運転体験ツアー」。
日中は雑餉隈の西鉄教習所でバス体験。夕方は片江営業所で営業所見学、高速道路を経由して博多駅に戻るという行程でした。

このツアー、好評に付き急遽2回開催されることになりましたが、その2回目の日程だけ、片江営業所の見学中に片江営業所の廃品スタフの販売が行われました。

 

(左)片江営業所に早良営業所のハイブリッドバスを持ってきて、バスの説明。みなさん真剣です。

(下)車内にも乗車可能でした。

 

 

 

(右)路線車だらけの片江営業所にはかた号!?
新鮮な光景です。

(下)片江営業所の方が見守る中、はかた号は駐車位置を調整中。

 

 

 

 

 

見学終了後は、洗車体験。

なかなか贅沢な企画ですね(笑)

 

 

(左)おしりを洗われるはかた号。

(右)車両は、バスファン有志で貸し切った車と同じ、3240号車でした。

(左)見学を終え、片江営業所を出発するはかた号。

(右)この後、堤ランプから都市高速へ、九州自動車道を太宰府IC→福岡ICと走り、都市高速経由で博多まで戻る行程だったとのことです。

スタフ販売会 (2011.08.26 片江営業所)

 

いよいよ本格的にスタフの販売が行われることになりました。
記念すべき第一回目は、2011年8月26日。場所は片江営業所。

広報は、当ページやTwitterのみ。正直どこまで人が集まるのか不安でもありました。

9時からの販売開始に合わせて、7時半頃に着けばいいだろうとタカをくくっていたのですが、
着いた時には既に6番目でした。恐るべし皆様の情熱!

 

(左)平日に比べると若干のんびりとした時間が漂う土曜日の朝です。

(右)バスが到着するたびに、一人、また一人と行列が伸びていきました。

 

(左)片江営業所本屋。
営業所が開く前からこんなに行列ができるとは、驚きです(笑)

(右)販売開始10分前。
おなじみの西鉄バンに積まれた大量のスタフ&廃品達。

その後定刻に販売を開始。
1時間後には、品物の4分の3近くが消えていました。

 

今回、バス2台が休憩室兼運転席体験のため解放されました。
西鉄の方のご指導の下、運転席に座って、買ったばかりのスタフを見ながら系統コードを入力。
LEDや運賃表、車内放送が連動して動く体験をすることができました。

みなさんレアな行先を出していらっしゃいました(笑)

(左)かつての大幹線。今では朝の上り片道だけに細々と残る14番。

(右)13番の六本松止め。

 

(左)急行700番!
58MCで700番が見ることができるとは。違和感アリアリですが、こうしたイベントならではですね!

(右)恐る恐る系統コードの入力をやってみました。

「方向幕が無くなって、LEDでは面白くないのでは?」と思っていましたが、これが意外にも楽しい!
自分の打ち込んだ番号で、アナウンスは流れるは、料金表は変わるは、LEDが表示されるは・・。
ドアの開閉体験だけでも大興奮です(笑)

 

 

 

(左)運転席の右側にスタフを装備して、いざ運転席へ(笑)

(下)日野といえばこのハンドルですね!1983年頃〜1999年頃までのバスに付いていました。

  

 

(左)快速12番。最近、福岡地区の優等系統のLEDには、上下に線がつくようになりました。

(右)売り場に残るバス停の路線案内。
営業所がそれぞれ工夫を凝らして作成されているとのことです。
系統も豊富な六本松バス停のものです。

 

お昼過ぎ、洗車機体験が行われました。

(左)休憩車1台で営業所内を移動・・。

(右)洗車機へGO!結構激しいです。

 

(左)真横をブラシが通り抜けます。
本当に激しい光景です。

(右)後ろ面もグリグリ洗ってくれます。

 

 

 

 

 

営業所構内の撮影もOKとのことでしたので、
出入りするバスに気を付けながら構内を撮ってみました。

 

 

 

整備工場には2台が整備待ち。

出庫準備が進む16番博多駅行き。

 

 

 

 

 

おかげさまで、夏の晴れ模様の下で撮影することができました。

 

 

 

片江営業所の車たち。
(左)58MCながら、高出力ないすゞのV8エンジン搭載車。素敵な走りを見せてくれます。
(右)96MCのいすゞV8エンジン搭載車。固めなリーフサスながら、乗り心地はGOOD!

(下左)いすゞの古参者。
(下中)日野の96MC車。ドアの素材が変わる(黒色になる)前の車です。
(下右)養護学校スクールバスは、元FUKUHOKU-LINEのS型高速です。

 

 

 

 

 

 

 

昼下がりの営業所。

 

それでも3分に1台は出入りがあります。

 

 

 

 

 

 

 

PLフィルターを付けて、夏の青空を強調しながら、バスを撮ってみました。

 

 

 

一度当ページのトップ画像にも使用した写真。
積雲がいい感じで夏っぽいです。

 

 

 

 

西の空は、雲の少ないすっきりとした空模様。

近年、夏らしいバス写真をなかなか撮れずにいたので満足です。
 

 

臨時運行の油山牧場線で使われるマイクロバスも休憩にやってきました。
福岡市内唯一の三菱ローザ。
筑豊、鳥栖、宗像地区などではよく見かけますが・・。

隣の大型車と比べると、ずいぶん車高が低く感じられます。

 

営業所を一周するころには相当な枚数の写真を撮っていました(笑)

 

(左)終了の15時前でも見学者は絶えず。ただ空いてきたので、いつもの幕販売の皆様と一緒に遊んでました(笑)
これがまた楽しい!

(右)15時で無事に終了。
気が付いたら最後まで居てしまいました。
時間を忘れてバスで楽しませていただきました。

片江営業所の皆様、ありがとうございました!

ス タ フ

 

おかげさまで大量のスタフを手に出来ました。

同じ販売会にいらした方でも。レア路線をピンポイントで狙うかた、地元路線を買い占める方、様々な路線を少しづつバラエティに富んだ買い方をされる方・・。

 

様々な買い方がありました。

 

(下)購入したスタフ

特に今回、「未使用スタフ」として、

印刷したままの台帳状態になっているスタフの束も、ごく少数販売されました。

 

このスタフの束、当該路線の全運用が詰まったスグレモノ。

値段もしましたが、厚さも情報量もバッチリ。

これを元に路線ごとのダイヤグラムを作成できそうです。

 

 今後も期待がかかるスタフ販売。スタフを元に運用調査なんかも面白いですね!