このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  TOP  >  バスツアー(参加ツアー)  > リバイバルはかた号「はかた号で偲ぶ上京夜行物語」


 

 2012年11月11日。西鉄某営業所乗務員さん主催のバスツアーに参加してきました。

 

現在では白夜行車から消滅してしまった「はかた号」ロゴ。

このロゴマークを一日限定で復活させるリバイバルツアー(注1)の仕掛け人でいらっしゃる市内某営業所の乗務員様。

 

開催の連絡を頂いた時点で、即予約をさせて頂きました。

 

門司港に始まり、唐戸市場や川棚温泉での美味いものめぐり&角島大橋の絶景を巡るツアー。

はかた号を堪能するべく、参加してきました。

 

(注1)2011年秋の「リバイバルはかた号(3240)で行く社会科見学ツアー」および

2012年夏の「共栄&西肥シルバーブルー見学ツアー(8545)」

 

 6:10 博多営業所

 

 

ツアー出発地点の博多営業所。

夜間に営業所の入口にはブルーリボン高速車が鎮座。

 

あいにくの雨模様も徐々に小降りに。

 

 

 

(下)始発の準備を進める市内線赤バスの奥では、既に3240号車がライトをつけてスタンバイしていました。

 

 

 

6:40 リバイバルはかた号出庫です。

 

夜が明けきれない博多営業所。雰囲気は夜行車そのものです。

 

急いで乗車。

後ほど席替えがあるとのことで、とりあえず前方の席に着席。

 

バスは博多営業所から渡辺通経由で天神バスセンターへ。

 

 

天神バスセンターでは特別に撮影タイム。

 

・・降車場からの撮影。福岡では珍しく大量の高速バスを一度に撮影できるスポットではありますが、暗い中に対向車も多く、撮影は「運」も付きまといます。

 

天神BCを走る「はかた号ロゴ」。

見られなくなって、もう何年目でしょうか。

 

  

7時20分の天神バスセンター出発まで時間調整。

 

ここから一般の方(バスファン以外の方)もご乗車され、車内はほぼ満席。

グルメや温泉、景勝地をワンランク上の車輛で味わえるツアーとあれば、席が埋まる理由も納得できます。

 

 

 

天神BC入線時には、アナウンスまで流れ、思わず録音(笑)。宮崎行フェニックス号に続き、5番乗り場から出発です。 

  

 9:00 門司港(九州鉄道記念館)→関門汽船→ 下関唐戸市場

 

九州自動車道・新門司インター経由で、

最初の目的地九州鉄道記念館。

ここでは特別に、「開館時間前」特別公開を見学することができました。

 

 

(左)特別に鉄道記念館の門の前までバス乗り入れ。

門司港駅前の道を巧みに狭い傾斜路にバックさせるテクニック。

車内からは驚きの声!

・・本物の迫力です。

館長様の解説もわかりやすく、充分に興味を持って楽しめました!

特急列車の高床運転席に座らせて頂きました。

暗いグリーンに塗られた壁に包まれ、独特の雰囲気。

 

 

一方で、有料の列車シミュレーターにも人だかりができていました。

たかがゲームと侮ることなかれ。本物の運転席と、迫力のある大画面!

後ろで見てていても面白そうです。

国鉄特急列車。

たゆまぬ努力が裏にあるのかとはお察ししますが、非常に綺麗な状態です。

昔の博多駅ではこんな光景が繰り返されていたのでしょうか??

 (左)列車の向こうには、乗ってきたはかた号。

ある意味、すごい組み合わせです。

 

 

この後、関門海峡を渡る関門汽船で下関唐戸へ。

船内がバス座席風で大興奮。

以前はビニール張りの長椅子だったように思いましたが、リニューアルされたのでしょうか?

 

 

船を間近に望める港町です。

唐戸市場でつまみ食い。

100円〜200円のさばきたて寿司を賞味。

前の方に刺激されて買ってしまった1貫500円の大トロ。

・・文字通り「とろけ」ます。

 

この後川棚温泉での昼食も控えていることから、そこそこで切り上げ。

バスに戻ります。

 

(左)HAKATA号の隣の西鉄観光車。今年1月の「三社参りバスツアー」でお世話になった久留米のロイヤルハイデッカーでした。

 

 12:15 川棚温泉 グランドホテルおたふく

 福岡では地元系CMで有名な川棚温泉の「グランドホテルおたふく」へ。

 

昼食は少し離れた別館での会席。

 

昼食後は楽しく撮影会。

昼食後は本館に移動して入浴タイム!

露天風呂に入ってHP回復。

 

 

それにしても、ホテルの未舗装のバス駐車場。

枯草の具合からも「廃車置き場」を連想させる悲しげな光景・・(泣)

 

あまりにもさびしげな光景だったので、ホテルを入れての写真も撮ってみました。

 

 

  15:00 角島(山口県)

温泉入浴後は、一路日本海沿いを北上。

海沿いをへばりつくように進む片側1車線の国道のすぐ横は海。はかた号の車窓にも荒々しい日本海が一面に広がります。

 

 

約1時間で角島大橋到着。

(下)車のCMでも有名な絶景ポイント。1.7kmの道が海を越えて角島へと伸びる、日本離れした光景です。天候があまりよろしくないため、海の色が暗くなっていますが、晴れていれば「青い海」が広がるそうです。

ここではかた号は角島を2往復。最初の1往復の際には下車をして、撮影をさせていただきました。

バスを降りて駆け上がった展望台。

バス趣味の皆様のほとんどが下車し、カメラを向けていらっしゃいました。

 

「来た!」

 

強い風のなか、橋をゆっくりと渡るはかた号。

左の写真、興奮のあまり、うまく水平が取れてません(泣)

 

 

 

 

 

   

 

   

  復路のバスを待つ間、西鉄観光のC型ショートも走っていきました。ギリギリの時間に、突如晴れ間が!! 

   

 帰ってきた!下を船が航行できるようアーチを描いた橋から、白いSDの姿が。今度は引きで撮ってみました。・・引きすぎた感が反省点です。。

 

日の当たる数分間だけ、海の色がエメラルドグリーンになりました。

 

奥の駐車場から再びバスに乗車。 

 

 

皆様の写真を拝見していますと、このアングル(写真上)から撮られた方に、天候の女神がほほ笑んだようです。

 

 

両側が海! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島の北西にある、行き止まりの角島灯台にて休憩。

 

荒ぶる日本海をバックに、はかた号の撮影会です。

 

 

 

 

 

 

 

   

  

17:30 壇ノ浦PA

角島からは再び帰り道。

 

関門橋を渡る手前、壇ノ浦PAにて休憩&撮影タイムとなりました。

日没の下関市街を背景に、停車するはかた号。

本来の夜行であれば、この景色の中を本州方面に向かうところでしょうか・・。

 

   

  大型トラックや他社のバスと並ぶはかた号。車のヘッドライトが丁度いい感じで重なりました。 夜行バスが本来見せるであろう姿。

 

壇ノ浦を出発。

運転席後方の席から、撮らせて頂きました。

 

 

帰り道は、後部サロンを堪能させて頂きました!

  19:40 天神BC経由で博多営業所終点。  HAKATAロゴ剥がし(原状復帰)の作業に入ります。みるみる剥がされていくHAKATAロゴ。

   

   こうして元の夜行予備車3240へ・・。 

   

 

堪能させて頂いた、今回のツアー。

バスの旅としてはもちろんのこと、初めてお会いする方とお話できたりと、

人とのご縁の面からも、十分楽しませて頂くことができました。

 

主宰者の乗務員様、ツアーでお会いできた皆様、誠にありがとうございました。

 

・・また飛行機趣味にも、腰を上げたくなってきました。

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください