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  TOP  >  バスツアー(参加ツアー)  > 夏休み最後の思い出は大交S型で! 大分交通で行く秘境&営業所めぐりツアー


 

大分交通で行くバスツアー、バスラマでも紹介されました

 

2013年3月に開催された大分交通主催の『バスファン向けバスツアー』。

1台のみ在籍する虎の子、西工SD型で大分交通の路線を巡る熱い内容は、既に多くの皆様もご存じのとおりです。

 

西日本では珍しいバス会社主催のバスファンツアー。

年度替わりの繁忙期と重なり、参加出来ず仕舞い。

バスラマでの記事。またtwitterでの大きな反響から、大盛況だったことを伺い知ることができました。

 

 

・・バス会社直々に、バスファンに目を向けて頂ける機会なぞ、あまりない出来事。バス先進地と言われる九州でもセンセーショナルな出来事。

参加できなかったことが非常に心残りでした。

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しかしご縁は不思議なもの。

ご紹介で、件のツアーの「必殺仕掛人」こと大分交通のご担当様とお会いできました。

 

大分交通の貸切ツアーができそう・・。

採算ライン(募集人数)も何とかなりそう!

 

さすが大分交通の未来を背負うエースでいらっしゃる。お話が早い!

ということで、私どもでバスを貸し切る代わりに、大交のご主催でバスツアー開催決定!

 大分交通の、エアライナー用のB高

問題は使用車両。

大交には素敵な車両がいっぱい。

いずれも貸切可能とのこと。

 

さすがにエアライナーのE型はともかく。

 

(左下)夜行用のクィーン。

(右下)貸切の新車、ガーラ。

 

(左下下)西工のフラッグシップSD。

(右下下)ご当地路線エアライナーのガーラ。

 

めくるめく新車達。

 

 大分交通、ぶんご号用の三菱エアロクイーン

大分交通、貸切車用のガーラ

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 大分交通、とよのくに用のS型3列シート

 『あ、とよのくに用のS型ハイデッカーでお願いします』

 

西工ファンの我々としては当然の選択・・だったはずなのですが、

こんな古い車でお連れしてよろしいものかと、大交社内をお騒がせしてしまったとのこと。

3列シートのS型なぞ、そうそう乗れなくなってしまったので、希少な存在です。

 

行程も、独断と偏見で玖珠ローカルをリクエスト。

 

ご担当さまの素晴らしきご手配により、玖珠の秘境盛りだくさんのコースに、温泉付き昼食会場も決定!

 

・・と、ここまでは順調だったんですが、前日にまさかの台風接近(泣)
前々日は、気象庁=九州北部縦断/米軍予報=鹿児島上陸→宮崎縦断コースとなっていたので、思いを託していたのですが、

前日になるにつれ便群予報も気象庁と同じ九州北部コースへ予報進路が移動。


・・開催決定の最終決断は、金曜日の夕方。

金曜日の午後には、天神今泉地区や祇園町の一部が冠水するほどのゲリラ豪雨が降ったようです。。

 

・・届いたメールは「雨天決行!」
『欠航』の間違いじゃないかと疑いの電話を思わずかけました(笑)

大交による大分の天候予測と、規則上と照らし合わせて運行は可能されたとのこと。
参加者の皆様から驚きの声を頂きつつ、豪雨の影響で博多駅を40分遅れで出発したバスに揺られ帰宅しました。

 

 

8月31日 6:44 博多バスターミナル とよのくに 大分行(西鉄運行)


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・・当日、朝。
6:44博多BT発、大分行とよのくに。
高速の通行止めを見越して、予定より1本早いとよのくに。
「とよのくに」で大分へ向かう組、出発!
結構席は埋まってました。

九州道は、筑紫野まで通行止め。

天神BCを出発後渡辺通を南に進路を変え、大橋・春日経由で5号線迂回となりました。
太宰府・筑紫野市内は叩きつけるような雨。
鳥栖JCTは車線が見えないほどの海になっていました。

甘木を過ぎたあたりから、ややマシに(写真左)。

 

大分自動車道名物「霧」も初体験。

あさぎり立ち込める別府湾。幻想的(写真下)

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西鉄とよのくに号、霧の大分道

 

 

 

9:50 大分駅 バスツアー集合地点


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迂回の影響で、約30分遅れで大分フォーラス前到着。
集合時間に丁度良い時間。

さて、乗車場所は大分駅のバス待機所。
5号地からの皆さんを載せたバスがやって来た!

 

大分交通1997年式 西工S型。

偏心3列シート 元とよのくに号。
現在は、佐伯〜大分空港リムジンバス、サウスライナーを担当。

この日の為に貸切運用に入ります。

 

前面一枚窓&フォグランプ搭載と特別仕様。

ちなみに方向幕は、この日限定のスペシャル!

台風の中、バスを目的に全国から集まる熱い仲間達。
感動の再開祝いは車内で(笑)!

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今日の運転席。
ふそうの大好きなタイプですが、やはり年式には勝てないようで、ちょっとくたびれ気味。

 

お邪魔します〜 。

出た!昼行路線にしては破格の偏心3列シート!
他社に先駆け大分線を4列化した西鉄と異なり、大交では昨年まで3列車を導入。
西鉄では、とよのくにの他、させぼ・からつ・九十九島・そして一部の福北ラインなど、90年代半ばまでは、S型の3列車が九州内を闊歩していましたが、今では風前のともしびのギリ一歩手前という寂しい状況。
・・この幅広シートを見たら、西鉄のとよのくに便に思わず戸惑ってしまいます。 ライオンズの4列シートよりも、この方が圧倒的に好きです。

今回はご担当者様も同行して頂き、道中「濃いお話」をして頂けるとのことで、
それもツアーの楽しみの一つでした。
・・「ツアーのしおり」は大交バス停時刻表仕様。既に濃すぎです。

 大分交通、とよのくに号の3列シート車

 

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 大交のルーツとも言える別大国道を北へ!
一枚窓は景色が違います。

 

 

10:45 大分交通 別府営業所(関の江)


 大分交通、別府営業所。関の江車庫

 

大交別府営業所(通称:関の江)に到着!

30分ほどの見学です。

幸い雨も小降りになりました。

 大分交通、元とよのくに号用のS型3列シート

 


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珍車が続出。

西工C型短尺の路線者落とし!なんでこう美味しい車がゴロゴロと!

ドアの形状も何か違和感が・・。

 

立命館アジア太平洋大学(APU)の通学輸送用に、輸送力重視の大型車が多数在籍するさまは圧巻。

 

エアライナー落としのE型もいました。

果てしなくスマートな印象。

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大分交通、APU用の西工B型

 

 大分交通、セレガ

貸切車軍団にはセレガやエースもしっかり在籍。

 

各社のバスの展示会のような光景。

 大分交通、西工C型ネオロイヤル貸切

大分交通、貸切塗装のガーラ

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11:15 別府営業所 → 速見インター →玖珠インター → 宝泉寺温泉(二瀬)


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 バタバタと営業所を出発して、速見インターへ。

 

何やらえらく山道に突入。

地図でしか確認せず、県道だったので油断していました。

冷水特急に乗ってるかのようなのどかな景色。  

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大分道を走るとよのくに号

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高速由布岳付近の絶景ポイントです(写真上)

日田バス担当のとよのくに各停便。

 

 

九重インターからは、九重町役場の下を通過。

昼食休憩ポイント、秘境「宝泉寺(ほうせんじ)温泉」へと向かいます。

 

道がいい感じになって来ました(笑)

実はこれ、国道です(写真左)。

生活道路のようですが、他に並行する道はありません。

 

宝泉寺温泉郷が見えてきました(写真左下)。

この周辺だけ、国鉄宮原線の廃線跡を道路に転用し、道が良くなっています。

宝泉寺の路線バス折り返しポイント、二瀬バス停に到着(写真右下)。

 

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大分交通、宝泉寺温泉、二瀬バス停

 

 

 

12:05 宝泉寺温泉(二瀬バス停)+昼食会場


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一旦バスを降りて、路線バス撮影タイム。

 

九重周辺と言えば、日田バスの牧ノ戸峠方面が有名ですが、秘境度はこちらの方が上です。マイナーな山村ローカル系統、まだ生き残ってます。

 

二瀬の待合室。トトロ出そう。

 

(参考サイト)

大分交通宝泉寺温泉入口バス停(二瀬の一つ手前)時刻表/二瀬方面(PDF)

時刻表/豊後森方面(PDF)

 大分交通グループ、玖珠観光バス。豊後森行きを二瀬バス停にて


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オールドな三菱ローザの豊後森駅行き。

カメラの隊列に運転士さんが驚かれてました。

 

この宝泉寺には、豊後森駅から1時間1本程度、

大交の子会社「玖珠観光バス」の路線バスが運行されています。

『豊後森駅〜宝泉寺温泉(二瀬)〜串野・菅原・麻生釣』と末端部分は支線に分かれています。

麻生釣から先、車の離合が困難な山道を超えて、熊本県小国まで山越え路線が1日4本程度伸びていましたが、残念ながら今年3月末で廃止になってしまいました。

これでも国鉄線代替バスです。

 

この先、バスは右側の旧道へ突入。

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宝泉寺温泉に止まるS型高速車!!涙でそう。

はねやま号も、この辺りまで路線が伸びていれば、少し運命が変わったかも?

 

さて、昼食場所の宝泉寺温泉郷のホテルへ。

 

 

旧道突入!

上のトンネルが、国鉄宮原線跡の新道です(写真左下)。

 

雨がひどいときには、橋の上を水が流れるような作りでしょうか(写真右下)。

 宝泉寺温泉、バス

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 ジオコレになりそうな、小さな温泉旅館・・民宿が立ち並びます。

 

旧道からさらに左折、温泉郷の奥へ。

この橋渡れるの!?(写真左下)

 

この辺で一番大きな温泉ホテルの玄関に、

頭から豪快に到着!(写真右下)

宝泉寺観光ホテル湯本屋で昼食&温泉休憩です。

 

(参考サイト)

宝泉寺温泉郷ホームページ

宝泉寺観光ホテル湯本屋

▼宝泉寺温泉(wikipedia)

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大分交通、宝泉寺、西工S型

 

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台風一過もあるのか?貸切状態でした。

 

何かこのまま泊まれそうな昼食会場(笑)

この先が無ければ間違いなく大宴会。

 

昼食後、露天風呂にも入ってパワー復活。

 

 

・・ちょっと旅館の外へ。

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ここ宝泉寺、小学生までではありますが、毎年夏休みに祖母と1週間ほど滞在していた思い出の地。

「泊まっていた保養所が今もあるのか確かめて来てくれないか?」

グーグルアースでも詳細が表示されない山の中。

現在でも直接行って確かめるしか手がありません。

 

ホテルの前の道を、さらに山奥へ。

小さいころに大交のバスを降りて歩いた山道と変わっていません(写真左下)。

 

あった・・!(写真右下)

 リフォームされているようで、壁の色こそ変わっていますが、

佇まいはあの当時とほぼ同じ(写真右下)。

当時から保養所と言っても誰もおらず、祖母と2人で貸切。

広い湯船に温泉が湧いていて、一日何回も入って泳いでました(笑)

 

1人では歩けなかった山道。大人になって一人で、しかも貸切バスツアーでやって来るとは思いもしませんでした(笑)  

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また元の道を戻ってホテルへ。

何でもない山道ですが、一歩一歩、子供の頃の思い出が蘇ります。

この道を10分ほど下ると宝泉寺温泉入口バス停。

今よりも本数は多く、30〜40分おきに豊後森行の5Eがやってきていました。

先ほどの二瀬も、今と場所が異なる旧道沿いに、

夜間滞泊小屋付の、ログハウス風の立派な発着所があり、

そこからバスに乗って、小国や豊後森経由で中津まで連れて行ってもらっていました。

 

特に小国行は印象に残る光景がたくさん。

県境越えの峠道や七曲りは大型車が離合できないがけっぷちの道。

まれに正面から乗用車が来た際には、数百メートルをバスがバックして離合可能な場所場で退避したことも(乗用車側があまりの道にバックしきれなかった)。

 

またバス停の無い道沿いでオバチャン達が手を挙げてバスを止め、

「○○さん今日乗ってる〜?」

「今日は乗っちゃらんよ」

「どうしたとかね〜」

みたいな会話が繰り広げられていました。

 

祖母も、沿線の店に電話で注文。

「○時に小国から来るバスに品物を預けるので、宝泉寺のバス停で受け取ってくれ」なんて芸当も、当時は通用していたそうです。

 大分交通、S型貸切ツアー、宝泉寺

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・・狭隘路や田舎路線が好きなのは、ここ宝泉寺温泉や大分交通の影響。

 

その大交さんのツアーとなれば、絶好のチャンス!

この観光客も少ない小さな温泉郷、今回のツアーで絶対に立ち寄りたかったポイントだったんです。

参加者の皆様を巻き込んですみません(笑)

 

 

ホテルに戻ると、撮影タイム。

 

旅館の前庭をバックにS型。

ゾクゾクきます(笑)

 

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ホテルの方に見送られながら、出発。

 

またいつか、宝泉寺に!

 

あの狭い橋アゲイン(写真左下)。

手前で止まることもなく、スーっと通り過ぎました。

腕前に感服。

 

突き当りを左に曲がり、再び豊後森方面へ。

かなりギリギリ(写真右下)

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宝泉寺温泉入口バス停。

先生撮影中!

 

センターラインの無い国道を走る(写真左下)

 

筑後川の源流、玖珠川沿。

先ほどの宝泉寺温泉方面行ローザと離合(写真右下)

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豊後森の手前で新しいバイパスを経由。

豊後森の機関区が見えました。緑に囲まれて、美しい光景ですね。

 

(参考サイト)

▼玖珠町商工会(豊後森機関区)

▼豊後森機関区保存会ブログ

▼建築マップ 豊後森機関区

 

 

14:15 玖珠観光バス 玖珠営業所


 大分交通グループ、玖珠観光バス。玖珠営業所。豊後森

 

大交グループ玖珠観光バスの玖珠営業所到着!

これから向かう深耶馬溪経由の柿坂行のリエッセが出発していきました(左下)。

 

この玖珠営業所は、豊後森駅を発着するローカル系統を担当する小さな営業所。

メインとなる宝泉寺線の他、深耶馬渓・中津、守実温泉等、一日数本しかない秘境系統の目白押し!

 

玖珠営業所には、御取材中の「バスラマ」編集長様も。

緊張のあまり、カタコトながらご挨拶させて頂きました。

(ここでの記事は、 バスラマ140号/2013年10月25日 に掲載されました)

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 大分交通、バスツアー。玖珠営業所にて撮影

 

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 大分交通グループ、玖珠観光バス。小国

 

屋根つき車庫兼工場もあります。

この骨組みには、昔のレールが使われています。

 

中型車は2台が在籍?

幕回し。今から向かう深耶馬渓方面の幕(左上)。

 

撮影のため、ありがたいことにバスを移動して頂きました。

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車内は幕式運賃表!

 

こちら営業所の建物もなかなか(左下)。

ご担当の方の解説によると、以前はバスガイドの寮として100名以上が寝泊まりしていたとのこと。今では上は閉鎖され廃墟状態とのこと。行ってみたい!

隣にも、いかにも模型に出てきそうな古めかしい小屋が。

 

ツタの絡まった廃バス停も好い雰囲気です(右下)

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大分交通、バス停

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大分交通グループ、玖珠観光バス。小国行の方向幕

 

 大分交通グループ、玖珠観光バス。深耶馬渓経由の中津行き

 

一日1往復の中津駅前行。

県内縦断路線としては、同じ大分交通の中津〜日田線も有名ですが、他に豊後森発着も細々と運行されています。秘境度は、間違い無くこちらが上!

 

玖珠観光カラーのトップドア車も場所を移動して頂きました(下)。

 

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 大分交通グループ、玖珠観光バス。豊後森の車庫、小国行き

今は亡き小国行の3台並び!

ちなみに、小国町の中心部にある終点にはバス1台がすっぽり入る、消防団の小屋のような小さなプレハブ小屋がありました。

 

富士重の中型路線車と言えば、やっぱりこの運転席!(下左)

棒ギアもいい味出してます。

西鉄でも59XX代辺りはこの運転席まわりでしたね!

 

車内。木のフローリング。(下右)

宝泉寺温泉と言えば、これでした。

 

 大分交通、バスの運転席、UD

 

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玖珠営業所全景。

ミニ営業所ですが、歴史は記録に無いほど古いとのことです。

まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、

バスコレでは、A41枚のジオラマに収まりそうな雰囲気。

 

玖珠営業所の皆様と、

偶然にご訪問されていらしたバスラマ和田編集長の見送りを頂き、出発!

 

 

14:40 玖珠営業所 → 深耶馬渓


 日田バス、豊後森の森町営業所

 

同じく豊後森にある日田バスの営業所。

休憩中の運転士さんが目を丸くしてこちらを見てありました(笑)

 

 

さて、本日第2の秘境「深耶馬渓」(下)。

大分県の名勝地「耶馬溪」には、有名な「本耶馬溪」の他に裏耶馬溪・奥耶馬溪など幾つもあり、そのうちの一つがこの深耶馬渓。

細々とバスが走り、豊後森〜深耶馬渓〜柿坂(旧耶馬渓町の中心)〜中津のバスが、一日数本走っています。

 

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「深」の名の通り、山奥の渓谷を走行。

 

ついにセンターラインはおろか、ガードレールも消滅。

 

S型で行く「秘境ツアー」でやってみたかった、この裏耶馬溪走破!

夜間は走りたくないです・・。

 

渓流も美しい。

ちなみにここは「軍艦岩バス停」。民家の一つもありませんが、乗降客いるのでしょうか??

 

(参考サイト)

▼大分交通 軍艦岩バス停時刻表

  

 

15:05 深耶馬渓


 大分交通、深耶馬渓。とよのくに号用の西工S型高速

深耶馬渓の観光用駐車場到着!

 

「一目八景」と言われる景勝地。

秋の紅葉はかなり美しいとのこと。

 

皆さん、もちろん景勝よりバスを撮影。

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深耶馬渓を過ぎて、耶馬溪ダムを左手に見ながら、旧耶馬渓町(現中津市)の中心街、柿坂へ。

 

 

先ほど玖珠営業所で見送った、リエッセの折り返し便。

柿坂から先ほどの深耶馬渓経由で豊後森まで行く、今日の最終便です。

 

 

15:35 大交北部バス 耶馬溪営業所(柿坂車庫)


 大分交通、耶馬溪営業所。バスの車庫

大交北部バス、耶馬溪営業所(柿坂車庫)到着!

休日運休の路線も多く、既に到着時には本日分の営業運行はすべて終了!5台のバスが止まっていました。

 

柿坂発の特急は無いはずですが、わざわざ変えてくれていたのでしょうか?

日田〜柿坂〜中津の特急。(下)

 

(参考サイト)

▼大分交通柿坂バス停時刻表(南行き/豊後森、日田方面)

▼大分交通柿坂バス停時刻表(北行き/中津方面)

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 大分交通、中津〜日田の特急バス。耶馬溪営業所

 

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古めのレインボーの運転席。

 

パネル左側の出っ張りや、黒ベースの棒ギアが懐かしい(泣)

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その車内。木張りの床は古めですが、

スマートループよりもはるかに座り心地もよく、

手入れの行き届いた良い座席です。

 

 

15:50 耶馬溪 → 青の洞門 → 宇佐別府道路 → 大分


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引き続きバスは耶馬溪を抜け、山国側沿いに日田方面へ。

昨年の大分県北部豪雨で流された、大分交通耶馬溪線跡のサイクリングロード。

今もそのままでした。

 

(参考サイト)

▼大分県北部豪雨による中津市の被害状況

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山国川にへばりつくように進む道。

 

・・この先、珍しく寝落ちのため大分市内までワープです。

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目覚めたのは大分インター。

 

聞きなれないバスのテープ放送で目が覚めました。

エアライナーのアナウンステープ放送なぞ、シャレた演出が行われていたとのこと。全部聞けずに非常に無念!

 

 

バスは、終点。

そして最終決戦の地である大分交通大分営業所(5号地)へ。

 

 

17:45 大分交通 大分営業所 部品販売会会場


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 大分交通、バスの部品販売。方向幕も販売

 

大分交通大分営業所の2階に案内を頂いた先には・・。

一同歓声! 

方向幕に8トラテープ、その他部品がたくさん。

ツアー参加者限定の部品販売会をご用意して頂きました。

 

事前に車内でひいた「くじ」の順番に物品を購入。

みるみるなくなる方向幕。

意外に人気だったのはバスのメーカーカタログ。

段ボールの回りに人だかりができていました。

 

販売後はレア品のオークション大会。

もろもろの貴重な品がオークションにかけられてゆきます(左下)。

 

このような歴史的な物も一つだけありました。(右下)

あとで気が付いたのですが、別府発なんですね!?

・・営業所の斜め向かいは、某運送会社の営業所。

皆様もろもろお持込でした。

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大分交通、バスのレア部品。坂の市の特急ヘッドマーク

 

   

 

18:50 大分交通 大分営業所 見学


 大分交通、大分営業所。夜景

販売会の会場から、ふと外を眺めるとと、もう空が暗くなっていました。

ここでツアーは自由解散。

 

各地へ帰る皆様をお見送り。

この時間が何よりも名残惜しい。

他の趣味に比べて、以前より人口が増えたとはいえ、まだまだ少数派のバス趣味。遠くは関東からも参加の方も。またみんなで語り合える日まで!!

 

 

最後にバス撮影。

貸切車が帰ってきていました。ピカピカのガーラ(下)。

 大分交通、大分営業所。セレガ

 

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大分交通、5号地。エアライナー

 

 大分交通、5号地。とよのくに号用西工ネオロイヤル、3列シート

 

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 別府ゆけむり号、広島交通グループの広交観光、ヒュンダイ

耐久性と規格の問題で、西工車の御評判が思わしくないことは理解できましたが、やはり西工が好き。

C型3列シート車が、一日の仕事を終えて入庫していました。(上)

 

 

代わり種ヒュンダイ。

ゆけむり号の広交観光です。

 

エアライナーはかなりの頻度で出入りがあります(下)。

 大分交通、5号地。エアライナー

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日田バスのとよのくに号は、ここで給油+清掃。

 

宵闇迫る営業所に、ヘッドライトが行き交っていました。

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 大分交通、サウスライナー。西工C型

 

今日の使用車両、2080号車。

整備工場で、元のサウスライナー仕様に戻されていました。

 

年式的にも、もうあまり長くはないのかもしれませんが、

良い走りを体感することができました。

 

 

 

ご担当の方に御礼を申し上げて、営業所から離脱。

  

 

 

21:30 大分トキハ前 とよのくに号 福岡行最終便(西鉄運行)


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その後夕食を食べていたら、案の定、話に花が咲き、

とよのくに最終便の時間になっていました。

 

21:30 大分トキハ前、とよのくに最終便。

とよのくに組で、一緒に帰福。

 

路上乗り場のすぐ前でバスの予約ができる上、綺麗な待合設備も整っており、非常に便利です。

 

西鉄4列シートのふそう。

別府湾の夜景が非常に印象的でした・・。

 

またもや寝落ちで、起きたら天神北ランプ!

日付を超えることに博多駅到着。帰りは車で送って頂き、楽しい1日は終わりました。

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福岡では味わえない山間部やローカルな雰囲気、そして温泉!

今回のツアーでは、これらを「足早に/良いトコどり」で体験させて頂きました。

便利なもので、ネットやユーチューブで家に居ながら現地の景色を目にできるようになりましたが、実際に足を運んで、自分の眼で見て、写真を撮って直接感じることの良さを、改めて体感しました。直接現地のバス路線に乗ってみないと、その良さは分からないです・・!

 

 

今回のツアーでお世話になった、ご担当様。

若手でいらっしゃいましたが、持ち前のフットワークと入念なご用意のおかげで、とても楽しいツアーを演出して頂きました。

しかし何よりも感服したのは、自社をはじめバス事業に対する危機感と未来へのお考えの深さ。大分交通ではもちろん、九州の、日本のバスを含めた公共交通のこれからを、支える人材になっていかれることでしょう。

 

 

またこのツアー最大の功労者ともいえるのが『てるてる坊主(写真下)』

台風直撃が予想されていたにもかかわらず、大分到着後は1回も傘をさしていません!(しかも、昼食会場のホテルに傘を忘れてきました)

開催前日、会社関係の週末行事が次々中止となる中、このツアーが無事に開催され、良い思い出と写真を残すことができたのは、彼女の功績に他なりませんw

 大分交通、バス。社紋

 

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主催の大分交通様、ご担当の方、当日お会いできた皆様に心から御礼申し上げます。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください