このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ジェイアール東海バス
おもに中部地方自動車局(伊那は関東へ、金沢、近江今津は西日本へ)が民営化時に移行された会社。
国鉄時代からバス停円盤は白丸に青とオレンジ色を使用し、現在も同じデザインのものが使われる。東名・名神高速を中心に高速バスというイメージが強いが、高速・一般路線にバス駅がある。2002年9月末で多くの一般路線が廃止された。
天竜線(廃止)
2002年9月30日で廃止。現在は遠州鉄道が北遠本線として代替運行。歴史的には遠鉄が最初に運行していたが、国鉄が佐久間線の先行開業措置として買収したとされる。遠鉄は運賃上限が630円だが、遠鉄最長距離となるため運賃はどうなるのか注目されたが、一路線だけ例外を作らないために630円となっている。
遠江横山駅Totoumi-yokoyama とおとうみ・よこやま
■所在地:静岡県浜松市横山町
市の北部、旧天竜市の横山町にある。バスは一旦この駅に入り、再び本線に戻る形になっている。車内放送では「横山駅」と言っているが、既に改築されて「市営バス待合所」の看板が。その向いには遠州鉄道に委託された旧天竜市営バスの車庫がある。
遠江西川駅Totoumi-saikawa とおとうみ・さいかわ
■所在地:静岡県浜松市龍山町西川
旧龍山村の中心駅。ここから白倉峡方面へ白倉線が分岐する。この駅の周辺には天竜川が、白倉峡には白倉峡、白倉荘、龍山青少年旅行村など景勝地、レジャー施設もある。バスの折返しはこの先の瀬尻で行われ、乗務員の滞泊施設がある。白倉峡ゆきのみこの駅の転向場にバックで入る。集落はこの駅の脇から階段を下ったところにある。
浜名線(廃止)
(自)豊橋駅Toyohashi とよはし
■所在地:愛知県豊橋市花田町字西宿
2002年9月30日をもって営業廃止。営業終了日まで、初乗りから乗車券を発売しており、窓口で買い求める乗客も多かった。その隣の豊橋鉄道バスもそうだが、乗車券を買ってバスに乗る習慣が根づいていたのだろう。それとこの駅は、JRバスで最後まで硬券乗車券を置いていた。国鉄時代にあれだけあったバス駅の硬券も豊橋駅で終焉を迎えたことになる。
この駅の委託駅員さんは乗車券を購入する趣味者を大事にしてくれて、最終日には来訪できなかったが、最終日の日付で発売してくれた。浜名線廃止後は、高速路線「伊良湖ライナー」が残ったが、共同運行の豊橋鉄道に委託している。その豊橋鉄道バスの窓口は左隣にあり、バス乗車券(準硬券)を初乗りから発売している。
瀬戸西線
瀬戸追分駅(瀬戸営業センター)Seto-oiwake せとおいわけ
■所在地:愛知県瀬戸市西追分町
■発券状況:なし JR東海バス瀬戸支店に併設されていた。パルティせと店に併合する形で閉鎖。
瀬戸記念橋駅Seto-kinenbashi せときねんばし
■所在地:愛知県瀬戸市末広町1丁目
■周辺情報:
瀬戸市
瀬戸市観光協会
瀬戸市の中心部に位置し、瀬戸川のたもと、川を挟んで道路が通る所にある開業当時からの風格のある駅舎。駅名由来の「記念橋」とは大正天皇行幸を記念して架けられた橋のこと。市内にJR鉄道駅がない瀬戸市では、みどりの窓口がある瀬戸記念橋駅は、新幹線特急券や指定券を購入する市民に重宝されている。残念ながら、2003年の10月より、この駅を始発着とするバスがなくなったほか、2004年8月をもって瀬戸市の再開発・区画整理事業により、駅窓口は尾張瀬戸駅前の「パルティせと」に移転し、駅舎は解体された。2006年2月には跡地に「省営バス発祥の地」の記念碑が建立されている。
名金線(廃止)
牧戸駅Makido まきど
■所在地:岐阜県高山市荘川町牧戸
2002年9月30日を持って、JR東海バス名金線は廃止された。翌10月1日からは、岐阜乗合自動車(岐阜バスコミュニティ)が郡上八幡〜桜の里荘川(牧戸からさらに先)へ代替運行を開始。この牧戸駅は、JR東海バスから荘川村へ土地・建物が無償譲渡されて村の施設になり、岐阜バスの「牧戸車庫」として利用することになった。夜間滞泊運用と待合室では引き続き窓口業務を行うことになり、1962(昭和37)年から業務をしてきた委託駅員の寺田さんは今後も営業できることを喜んでおられた。
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