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淡路ジェノバラインに自転車載せて 淡路島へ渡ろう!

〜明石と淡路島を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」自転車乗船ガイド〜


淡路ジェノバラインとは?

兵庫県南部、瀬戸内海に浮かぶ「淡路島」の岩屋港と明石市の明石港を結ぶ高速船。 明石海峡フェリー「たこフェリー」が廃止された現在、 船に自転車を載せて淡路島へ渡ることのできる、唯一の航路です。 (輪行バッグに自転車を収めることなく、そのまま載せることができます。)
明石海峡大橋の真下をくぐり抜けて淡路島と明石をつなぐ、高速船淡路ジェノバライン。 自転車での淡路島観光淡路島一周 の強い味方!
淡路ジェノバライン自転車のせて、淡路島へ渡ろう!
(自転車での淡路島一周や淡路島ポタリングについての情報は、こちらをクリック。)
ちなみに、世界最長の吊橋「明石海峡大橋」を自転車で渡ることはできません。(神戸淡路鳴門自動車道という自動車専用道路です)

あわじしま【淡路島】
兵庫県南部、瀬戸内海に浮かぶ島。 島の北側は「明石海峡大橋」で神戸市垂水区とつながり、 島の南側は「大鳴門橋」で徳島県鳴門市とつながっています。 温暖な気候を利用した花や野菜の栽培が盛んで、特に「たまねぎ」が有名! 2000年には世界中の植物を集めた「淡路花博ジャパンフローラ2000」が開催されました。
海岸線を走る風光明媚な道も多く交通量も少な目で、 洲本(洲本温泉)南あわじ(南あわじ温泉郷) など人気温泉宿泊スポットもあり、 自転車+レジャーの人気コースとなっています。 明石海峡大橋は自転車通行禁止。兵庫県側から自転車で淡路島へ渡る手段として、高速船淡路ジェノバラインが有ります。




明石と淡路島を結ぶ高速船淡路ジェノバラインについて
片道運賃
(平成26年4月1日改定)
一般旅客運賃500円+自転車運賃220円=合計720円
輪行バッグに入れた状態でも、自転車運賃220円が必要です。

・乗船券自動券売機で、五千円札・一万円札も使えます。
(淡路ジェノバライン明石港乗場は券売機2台中1台でのみ使用可)
・お得な回数券(有効期限あり)もあり。
・往復割引は、なし。(片道券2枚で往復券扱い)
・大人1人につき幼児(小学生未満)1人は無料。2人目からは小人運賃が必要。
・ペットはかごに入れて乗船。身体障害者用補助犬の場合はそのままでも引き受け可能。

所要時間下り(明石港→岩屋港) :約13分
上り(岩屋港→明石港) :約13分
明石のりばへのアクセスJR・山陽電車「明石」駅より500mほどです。
(明石駅コンコースを南へ出て、タクシー乗場南側の一方通行路を西へ。 「明石駅西口」交差点を南へと曲がり、あとはまっすぐ。)

各地から「明石駅」への電車でのアクセスはこちらをご覧ください。
時刻表 淡路ジェノバライン公式サイト内の時刻表をご参照下さい。
*一隻の船に積める自転車台数に限りがあるため、積み残しにより乗船待ち時間が長くなることがあります。
運行船舶まりーんふらわあ2
レットスター2
ジェノバⅠ
2015年8月より、新船「まりん・あわじ」就航!

まりん・あわじ淡路ジェノバライン「まりん・あわじ」
2015年8月2日就航の新船です。
定員は旅客180名。
自転車20台・バイク(125cc以下)8台。

従来の淡路ジェノバラインの船と大きく違うのは、バイク(125cc以下限定ですが)を積めるようになったことですね! (バイクは桟橋工事の関係で2015年9月23日以降積載開始。)

まりーんふらわあ2淡路ジェノバライン「まりーんふらわあ2」
定員は235人。

自転車は一般乗客とは別の入口(後部の側面)から船に乗り込みます。
なお、自転車用の入口には桟橋と船との間の「渡し板」はかけられませんので、足元にご注意!

レットスター2淡路ジェノバライン「レットスター2」
定員は「ジェノバⅠ」と同じく63人。
時刻表に「小型船」とある便は、この船か「ジェノバⅠ」かがやってきます。

自転車も一般乗客と同じ入口から船に乗り込みます。
(一般乗客と同じ入口ですので、桟橋と船との間の「渡し板」は有り。)

ジェノバⅠ淡路ジェノバライン「ジェノバⅠ」
定員は「レットスター2」と同じく63人。
時刻表に「小型船」とある便は、この船か「レットスター2」かがやってきます。

この船には私は乗ったことがないので、自転車で乗る時の様子は分かりません…。






淡路ジェノバライン 自転車乗船の様子

自転車乗船待ち明石港淡路ジェノバライン乗場にて、自転車乗船待ち。
自転車は一般乗船客とは違うレーンで待ちます。
自転車の右側の点字ブロックのあるレーンが、一般乗船客用です。
乗船券(一般旅客運賃+自転車)は、待合室にある自動券売機で購入します。

早めに(一般乗船客の乗船開始前に)改札口に到着している自転車は、 一般乗船客より先に「桟橋の先まで進んで」と言われます。

自転車積載の様子自転車積載の様子。
この船は「まりーんふらわあ2」。
船尾の甲板が自転車積載場所です。
柵についているロープで自転車を固定します。

淡路ジェノバラインは高速船というだけあって、けっこう飛ばします。 荒天時に限らず、かなり揺れることがあります。
(穏やかなお天気でも航行中の他船が起こした波で大きく揺れることも。)

なお、風や波の具合によっては自転車に波しぶきがかかることもあります。

自転車積載の様子自転車積載の様子。
こちらも同じく「まりーんふらわあ2」。

自転車積載の様子2015年8月デビューの新船「まりん・あわじ」には自転車積載用のサイクルラックが設けられています。







淡路ジェノバラインの船

明石港に向かう2015年8月デビューの新船「まりん・あわじ」。

明石港に向かう波しぶきを上げながら明石港へ向かう「まりーんふらわあ2」。

岩屋港到着淡路島・岩屋港に到着した「まりーんふらわあ2」。

淡路島へと向かう明石港を出て、淡路島・岩屋港へと向かう「ジェノバⅠ」(小型船)。
高速船というだけあって、ご覧の通りけっこう飛ばします。
荒天でなくても揺れますので、自転車の固定はしっかりと!

レットスター2淡路島・岩屋港に停泊中の「レットスター2」(小型船)。

レットスター2明石港の桟橋を離れ、方向転換中の「レットスター2」(小型船)。
「たこフェリー」は明石港発便は方向転換を行わず、岩屋港発便は出発時と到着時に方向転換を行っていました。
淡路ジェノバラインは上り下りとも出発時に方向転換を行います。

明石港到着明石港に到着した「まりーんふらわあ2」。

夕暮れ時夕暮れ時の淡路ジェノバライン「まりーんふらわあ2」。

明石海峡大橋明石海峡大橋と「まりーんふらわあ2」。
淡路ジェノバラインは、途中、明石海峡大橋の真下を通過します。

起重機船明石海峡を通過中の大きな起重機船と「まりーんふらわあ2」。

まりーんふらわあ2明石港を出て、淡路島・岩屋港へと向かう「まりーんふらわあ2」。

まりーんふらわあ2明石港白灯台(明石港東外港西防波堤灯台)横を通過して、淡路島・岩屋港へと向かう「まりーんふらわあ2」。

淡路ジェノバラインは、灯台を過ぎるあたりから、急にスピードアップします。 港内航行中に「のんびり穏やかな船旅やな〜」と思っていると、ここでびっくりすることになります(笑)。

まりーんふらわあ2夕暮れ時の淡路ジェノバライン、「まりーんふらわあ2」。

明石海峡大橋淡路島へと向かう淡路ジェノバラインより。
この写真はまりーんふらわあ2号のオープンデッキ(?)席より撮影。 (もちろんこの席の階下に普通の船室もあります。)

心地よい海風・迫力の明石海峡大橋・海峡を行きかう船など、 明石海峡を満喫するのにお勧めな淡路ジェノバラインのオープンデッキ席ですが、冬場は寒いです(笑)。
お天気や波の具合によっては波しぶきがかかることも。

オープンデッキ席「まりーんふらわあ2」のオープンデッキ(?)席。
自転車を載せる船尾甲板や一般の船室から、階段を上った先にあります。

なお小型船「ジェノバⅠ」と「レットスター2」にも規模は小さいですが窓のない席があります。

港内では風がなく穏やか(暖かい)でも、灯台を過ぎて港を出ると風が強い(寒い)ことがありますのでご注意。

船室「まりーんふらわあ2」の船室。






淡路ジェノバライン乗場

岩屋港淡路ジェノバライン岩屋港乗場「岩屋ポートビル」。

岩屋港淡路ジェノバライン岩屋港乗場「岩屋ポートビル」内。
淡路島の特産品のお店があります。2階には喫茶店・食堂も。

岩屋港桟橋淡路ジェノバライン岩屋港乗場の桟橋。

潮位変化による乗船口高さのズレのない「浮き桟橋」です。 海の上に浮いています。

自転車は船の到着前に桟橋へ案内されることがあります。 船が桟橋に着岸するときはけっこう揺れますのでご注意。

岩屋港海側から見た淡路ジェノバライン岩屋港乗場。

明石港淡路ジェノバライン明石港乗場。

JR・山陽電車「明石駅」から500mほどです。

明石港桟橋淡路ジェノバライン明石港乗場の桟橋

こちらも岩屋港と同じく、浮き桟橋です。






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