このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
◇24丸昇 小見川店
立地:JR成田線 小見川駅から徒歩638m
営業時間 6:30〜24:00
定休日 ?(取りあえず正月3ヶ日でも営業していた)
主なメニューと予算
唐揚弁当・炊唐弁当 360円
ラーメン 250円 天ぷらうどん/きつねうどん/そば類 300円
トースト 180円 ほか飲料・惣菜・デザート類あり
その他:ゲームセンター併設のため18:30以降の未成年者の入店は
保護者同伴のこと。両替機・トイレ完備。
この昭和40年代、50年代の古きよき時代の面影を残す煤けた店内。
ファミコンでスーパーマリオとかゼビウスを必死になってやっていた小学校のガキんちょに戻ったかのような錯覚に陥る。
でも鏡見たらそこにいたのは冬用のバイクウェアに身を包んだムサいおっさんだった・・・・・
これが結構美味いのであなどれない。
ボリュームもありもう腹いっぱいです。
冬場は汁まで全部飲み干すうまさ。自販機メシとは思えない。
アツアツなので取り出しには注意して!!
うどんが出てくるのに25秒ほどかかります。
残り時間を表示するのは何と「ニキシー管」!!
ゆとり世代に分かりやすく説明すると、ニキシー管は液晶もデジタルの8セグメント表示もまだ無かった時代に数字を表示するための電子部品で、真空管の中に0から9まで数字の形をした電熱線を封入、10種類の電熱線を一つずつ光らせることで数字を切り替えて表示します。
これはメカマニアはたまりませんなぁ
24丸昇の天ぷらうどんは自販機を極める者として避けて通れないとのことなので、天ぷらうどんを購入。300円です。
続いて富士電機製のそばうどん自動販売機です。
これは年代としては一番新しいですが、オートレストラン時代末期の機械で非常に手が込んでます。
中にはどんぶりに麺と具が入った状態で冷蔵されていて、お金を入れてボタンを押すと冷蔵どんぶりに熱湯を注いでフタをし、どんぶりごと高速回転させて湯切り!! 湯切りを2回行ったうえでだし汁を注ぎアツアツのうどんやそばが出てきます。
ホイル包みのパンにはあんが薄く塗られています。
このあんが多過ぎず少な過ぎず甘過ぎず絶妙な加減。
確かにうまいな。自販機マニアの舌もまんざらでもないようだ。
40秒ほどで取り出し口にアツアツトーストがガコンッ!!と落ちて来ます。
熱いので注意!!
ボタンを押すと「トースト中」の文字が点滅!!
迷わずあんトーストを購入。
・・・・・・いやぁぁコレは冗談抜きでうまいねぇ・・・・・・・・・・
鶏肉が鶏臭さが全く無いです。おそらくモノホンの若鶏を使用しているのでしょう。ちゃんと運動をしていた鶏なのかもも肉なのにぜんぜん脂がないし。
炊き込みご飯も絶妙。唐揚の下にはスパゲティが隠れていて結構ボリュームもあります。
コンビニ弁当では到底太刀打ちできないでしょう。
すると、ガタンと缶ジュースが落ちてくるかのようにホカホカの弁当が落ちて来ます。
では弁当からガッツリいきましょう。
津上製の弁当販売機VM-SH4-HM型です。お店お手製の弁当を60度前後で保温し販売します。かなり貴重な自動販売機でこの機械もかれこれ40年以上動いているのではないかと思われます。
もちろん中に入れる弁当は自分達で作らないといけないわけで、全国的も現役で稼動しているところはそう多くありません。
東京・神奈川が古いものをあっさり捨ててしまうのに対し、千葉というのは鉄道車両といい、動労中核派といい、千葉市栄町の昭和の赤線地帯といい、津上の自動販売機といい、昭和30年代、40年代の面影が至るところに残っていて古いものを本当に大事するお土地柄。
そういう千葉クオリティに我々はしびれるわけです。
店内には正月から何をするわけでもなく食って飲んでぶらぶらしている爺ちゃんたちと、自販機マニアの同業者の面々。
『あンた・・・背中が煤けてるぜ』
店に入ると富士電機製の麺類販売機や、今や貴重な津上製の弁当販売機がずらり。
古い機械ですが、手入れがきちんと行き届いていて綺麗です。
もう初詣だけでヘトヘトですが、気を取り直して24丸昇に到着。
ここもオートレストランの例に漏れずゲームセンター併設店舗です。このため未成年者だけでの入店には時間制限がありますのでご注意を。
香取神宮ももう人が多過ぎてゆっくり建物眺めていられない状態・・・正月早々ホント忙しい・・・・・・
もう人大杉で神秘性もなにもない状態です。
誰だよ「神秘的だか一度は見とけ」と言ったのは・・・・・・・・・
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