このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


ちばっく帝國の近況

ツーリングメインテーマ「遥かなる旅路」

取りあえずビデオで撮影しておいたのでヒメハルゼミに関心がある方はご覧下さい。

帰り道、アジサイの脇にヤマビルの死骸と思われるものが何体か転がっていた。

人間同様、ヤマビルの中にもバカな奴がいて炎天下のアスファルトに這い出してきて焼け死んで人生(ヒル生!?)を棒に降る者がいるのである。

というっわけで、パワーブッダと握手をしてきた。
寺の本堂には勝手に上がりこんでも良いことになっている。

ご本尊の日蓮像の脇には「パワーブッダ」なる仏像があり、握手ができる。

この寺はやたら看板が多い。

今度は水神に祈っても悩みは水に流れたりはしないので悩みに正面から向き合うことが大切であると自力本願の必要性を説いている。

アジサイの群落を駆け抜けるKAWWASAKI ZZR400

麻綿原は千葉のバイク乗りにもかなり有名なスポットだが、この辺りはヤマビルのほかイノシシ、ニホンザル、キョン(元々中国に生息する小型のシカだったが、近くのなめがわアイランドが倒産した際に飼われていたキョンが脱走し野生化、今ではすっかり千葉名物になっている)も出るので注意が必要だ。

あじさいの群落の中に観音像が安置されて絵になるものの、ヤマビルがうようよいるので下手に踏み込むとヒルに噛まれます。注意!!

山の斜面を登っていくと妙法生寺の全景が姿を現す。

一年中温暖で正月に菜の花が咲いてる房総半島にあって、特にこの一帯はヤマビルの巣窟だ。

もちろんアジサイの中にもうようよいる。

虫除けが効果的とのことだが、個人的には日焼け止めのクリームをたっぷり塗っても効果があるようだ。

麻綿原名物の「ここは山の中 自然(ヤマビル)に注意!!」の看板。

右側の看板は

日本では人間が食物連鎖の頂点にいた狼を絶滅させてしまった⇒その上で野生動物を保護し続ければ動物は増える⇒従って吸血生物のダニやヤマビルが増えるのは当然

と仏法における因果応報の定理を説いている。
林道を掻き分け麻綿原高原に到着。

駐車場は普通車¥500だ。が、なぜかバイクは無料とのこと。このように車一台分のスペースをばっちり占有しているのだが、どうして無料なのかは定かではない。

あまりに暑くて暑くて暑くて暑くて[気温35度](;´Д`)一眼レフ出し入れするのがめんど臭いため、ここから先はビデオカメラのスチルモードで撮影した写真になります。

ヒメハルゼミのついでに鵜原海岸に立ち寄って撮影。

うーーーん、潮が引いた時間帯だったのと空気がモヤっていてイマイチ。

コレ8月になると若い女の子が一杯泳いでてカメラ持ってると警察に捕まりかねないんだよね〜〜〜

次回への宿題とすることに。

【♪東北新幹線車内音楽】

まもなく、鵜原海岸です。外房線はお乗換えです。

お降りのお客様はお忘れ物のないようお支度下さい。

鵜原海岸の次は麻綿原高原に停まります。

Ladies and Gentlemen, we will soon make a brief stop at Ubara-Kaigan. Stop after Ubara-Kaigan will be Mamenbara-Kogen.  
そしてこの一帯の森にはヒメハルゼミが発生する。ヒメハルゼミは主に関東以南の照葉樹林(暖温帯の常緑広葉樹林)のうち、人間の手が入っていない原生林にのみ生息する非常に珍しいセミである。生息する場所は非常に限られており、関東の生息地は千葉の麻綿原ほか南房総の外房一帯のほかは茨城県の笠間市にあるだけである。

“さらに本種は集団で「合唱」をする習性をもつ。ある1匹が鳴き始めると周囲のセミが次々と同調、やがて生息域全体から鳴き声が聞こえ、同様に次々と鳴き終わる。森林に生息するため鳴き声を聞く機会は少ないが、発生時期に生息地の森林に踏み入ると、「森の木々が鳴いている」とも表現される蝉時雨に見舞われる。特に夕方に連続してよく鳴く。”(Wikipediaより) という。

なおヒメハルゼミの学名Euterpnosia chibensisEuterpnosiaが「ヒメハルゼミ属」という意味で、chibensisは「千葉に棲む」という意味であるらしい。

せっかくのなのでバイクにビデオカメラ積み込んでヒメハルゼミの蝉時雨とやらを収録しちゃおうじゃないの!!というのが今回のミッションである。






【写真 ⇒】これがヒメハルゼミ(Wikipediaより)。でもこういうセミ、毎年夏の終わりぐらいになるとウチのアジトに死骸が転がってるぞ(ミンミンゼミにしてはひょろ長いし少し小さいしおかしいな、とは思っていた)。
◇麻綿原高原にヒメハルゼミを求めて(2013年7月10日)    

 麻綿原高原(まめんばらこうげん)は、実は高原でも何でもなく、妙法生寺(みょうほうしょうじ)というお寺の境内と周囲の鎮守の森の一帯のことである。実際、標高は340mほどで東京タワーぐらいの高さしかない。スカイツリーより低くても、それでも千葉県内では有数の「高原」である(千葉県で一番高い山は408mしかなく、47都道府県で一番低い)。

 この妙法生時、外房にあるだけあって日蓮との因縁が深く(外房一帯は日蓮の生誕地でありネコ杓子も日蓮宗である)、何でも日連が初めて「ナンミョーホーレンゲキョー」と唱えたのが、ここ麻綿原高原であるらしい。

層化の久本さんと柴田さんとT○Sの安○さーーーーーーん、ホットなネタですよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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