このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

モノレール祭りに行ってみた

                                                モノレール祭り2007会場にて        10月20日


 今年も千葉都市モノレール本社でモノレール祭りが開催された。写真の様にモノレールの先行試作車が臨時の休憩所兼記念撮影会場となり、見学者でごったがえした他、モノレール祭りの会場に何故かブリジストンやトミーの出店が並んでスタッドレスタイヤの予約を受け付けたり、鉄道模型を販売してこちらも賑わっていた。しかし、ここ、ちばっく帝国は温暖で真冬でも霜も降りず、路面が凍るなんてことはないので、どうしてスタッドレスタイヤに履き替える人がいるのか不明ですが、ボキももういい年したおっさんですのでこれ以上のツッコミは止めておきます。

↑ここが千葉都市モノレールの検収庫です。年1回、モノレール祭りの日に一般公開されます。


→検収庫前を二重高架の超複雑な軌道桁が頭上を覆い尽くす。








 検収庫に入ってマシン油の臭いがするエレベーターで5階に上がると、早速ブリストン製のモノレール専用タイヤがお出迎え。

 千葉都市モノレールは東京のゆりかもめと同様に、このゴムタイヤで走行しています。このタイヤは路線バスのものと同じ位の大きさがあり、結構デカいです。

 奥に入ると普段は軌道桁に隠れて見えないモノレールの台車が展示されていた。

 滅多に見ることのできない大変珍しい光景だ。

 各台車には1つずつ巨大なモーターが付いていて、これで動輪を駆動する。

 モノレールのパンタグラフ。

 各台車のタイヤの間にはパンタグラフが付いていてこれで集電する。

 上に見えるレールの様な物が架線(直流1500V)である。

 モノレールの機器類は普通の鉄道車両とは逆に、天井に収納されている。

 これはモノレールの主抵抗器。

 千葉都市モノレールは抵抗制御で発電ブレーキ(ブレーキ時にモーターを発電機代わりにして発電、運動エネルギーを電気エネルギーに変換して減速する。起こした電気は主抵抗器で消費する。)という、極めてオーソドックスな、かつての103系ばりのメカニズムで運行されているのだ。

            断流器

          空気圧縮機

            蓄電池


→モノレールの輪軸。普通の鉄道車両とは逆で天井から上に突き出している。

                                              検収庫内に展示されたモノレールの車体

検収庫外の留置線ではモノレールの車両が展示され、子供と鉄ヲタが押しかけていた。

↑普段は頭上を走るモノレールも留置線は地上スレスレの高さだ。(この留置線は2階建構造です)


→モノレールの運転台も一般公開されていた。JRの電車と似かよった雰囲気だ。




 今年(2007年度)のモノレール祭りは終了しました。あきらめて下さい。また、おいらの所に嫌がらせのウイルスメールを頂いても、ウイルスソースをtxtファイル化してトレンドマイクロに送らなければならず面倒なので止めて下さい。

 モノレール祭りは毎年10月に開催されますので詳しくは千葉都市モノレール㈱に電凸してお問い合わせ下さい。

2007年10月20日
どうしてもモノレールを見たい コアな鉄ヲタの方へ

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