このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
作例③(400mm)
E4系Maxやまびこ。2階建ての車両が16両連なったそれは、駅で見るとまさに「壁」。いわゆるトンネルドンを抑え込むためにこんなグロテスクなエイリアンのような形状となった。一部の車両は先頭部はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製である。デカいだけに足が遅い(240km/hしか出ない)ので、E5系はやぶさの登場後は上越新幹線に疎開されることになりそう。長野新幹線の60Hz交流未対応車は廃車の可能性すらある。
作例②(400mm)
E4系/E3系2000番台 Maxやまびこ・つばさ。このポイントではつばさが先頭となる。東北新幹線管内ではこのように多種多様な車両の組み合わせを見ることができる。山形新幹線は自由席が2両しかないので週末の東京行きなどでよく席につけない客が出る。一方のMaxやまびこはスカスカである場合が多いので、福島駅での連結の際につばさの自由席の客がMaxやまびこの自由席への移動する「福島ダッシュ」という現象が見られる。
作例①(400mm)
E2系を先頭に一路北を目指すはやて・こまち。このポイントは終日逆光ぎみである。が、新幹線の車体は丸く、表面はピカピカなので意外とつぶれない。逆光のドラマチックな光線状態を生かした絵ができる。
②の撮影ポイントの全景。
ホーム端は大変狭く危険。このくらいの位置まで下がって400mm程度の超望遠レンズで撮影しましょう。
作例②(350mm)
E2系は10両単独で「やまびこ」(東海道新幹線のひかりにあたる)にも使用されている。
作例①(300mm)
大宮駅に進入するE2系1000番台/E3系 はやて・こまち2号東京行き。東海道新幹線ののぞみにあたり、盛岡・仙台間と仙台・大宮間はノンストップ。最高速度は275km/hである。
①の撮影ポイント全景。
ホーム端は広く、安全に撮影が可能。
左図に大宮駅新幹線ホームの構内図を示した。
大宮駅の新幹線ホームは13〜18番線まで3面6線あり、13番線に上越長野新幹線の上り、14番線に東北・山形・秋田新幹線の上りが、18番線に上越・長野新幹線の下り、17番線に東北・山形・秋田新幹線の下りが発着している。15番線、16番線はあまり使われていない。
13番線/14番線ホームの端から14番線に到着する東北・山形・秋田新幹線の東京行きが、17番線/18番線ホームの端から東北・山形・秋田新幹線の八戸・山形・秋田方面行きが撮影できる。
①のポイントは午前11〜お昼には逆光になってしまうので朝早く駆けつけなければならない。曇りの日を狙うのも一つの手だろう。
さいたまの街は東京都市圏の北限にあたり、北方の蝦夷(えみし)である東北人に首都圏の洗礼を食らわせるという重要な役割を担っている。実際に新幹線の車内で騒いでいたくりこま高原の東北ヤンキーが、車窓から大宮の街を見て(見たこともない大都会のため)縮み上がり、急におとなしくなって黙り込んでしまったという逸話が残されている。
さいたま新都心と大宮の街はそのためのギミックなのである。
大宮駅外観。ちばっく帝國の宿敵ださいたま公国の玄関口にして本拠地である。
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