このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



96年10月 両毛お召 往路



96,10,24 岩舟    


 96年の夏頃に「秋に1号編成のロクイチお召があるらしい?」と言う話を聞いた。「そんなバ
カな(苦笑)夢みたいな話があるわけないだろう」とその時はその場で話が終わってしまったっ
たが、その数ヵ月後、その噂話は両毛線小山−足利間で現実のものなった。平成の時代にな
ってロクイチお召列車が拝めるなんて本当に思いもよらなかっただけに感慨もひとしおであっ
た。ちなみに1号編成のお召としては87年の佐賀植樹祭以来、ロクイチと1号編成との組合せ
のお召は85年の伊豆下田乗入以来だった。
 今回は国賓接待のために日章旗の交差ではなかったが我々にとっては見応えのあるロクイ
チの晴れ舞台で落涙に匹敵するぐらいの感動を憶えた。
 写真の撮影地は一番の人出となった場所で、この時は直前まで雲のかかっていたがお召列
車が見えたと同時に雲が切れ、燦々と輝く秋の陽射しがロクイチにも1号編成にも注ぎ、フル
露出のしたでお召列車が撮影でき本物の感動を憶えた。
 お召列車の通り過ぎた撮影地では何百の笑顔の中から「万歳」の声があがり、その声はしば
らく止む事はなかった。


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96年10月 両毛お召 復路
96年10月 両毛お召 復路

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