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その栄光の時代 新系列電機たち



76,12 上野 5007レ         


 EF80は牽引装置(引張棒)の構造上の欠陥のため車体が歪み、前面窓からの雨漏れが機
関士から指摘されていた。そのために70年代に1次型に限って正面窓上部にヒサシを付ける
改造がなされ最後にヒサシなしで残ったのがこの17号機だった。この17号機も間近に全検入
場が予定され、最後の「ゆうづる」仕業に入った日、職場の先輩のお手製ヘッドマークをかつい
で上野駅に向かった。5007レは上野駅の据付時刻が早く、上野駅での停車時間がたっぷり
ありゆっくり撮影できるので好都合でもあった。推進が入線するやいなや機関士に事の次第を
説明すると「発車の5分前には外すなら」と言う事で快諾してもらった。
 後にヘッドマークが復活した時に、EF80は残っていたがヒサシなしは居なかったので純正E
F80+14系「ゆうづる」HM付はこの時だけの出来事だったのではないだろうか?
 こんな列車が停まっているのに、他の鉄ちゃんが来るでもなし、撮影したのは私と、都庁の某
氏だけで、真にのんびりした時代であった。


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新系列電機 その栄光の時代 その2

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