しばらく撮ってから、全線のロケハンに行こうと奥地に入っていく。最初は大沙溝駅から黄河
を挟んだ新華橋の駅へ。ここでは大沙溝駅とは異なり、不審者扱いされ全員のパスポートNo
などをチェックされてしまった。しかしめげることなくさらに奥地の霊武・古窯子とロケハンをして
いく。終点の古窯子には机務段があり、待機していたQJ7194(装飾ガマ)の機関士より情報
収集を図る。それによると、まずこの鉄道にはかつて9両のQJが配置されていたが昨年に2
両を売却して現在は7両体制で運行している。
この線は力行する区間は思いのほか少なく、大
沙溝付近の国鉄線オーバークロスは上、下列
車が力行するとのことで、機関士もここが一番
辛いと言うことだった。その他上りの新華橋か
ら黄河橋までの築堤区間。また下りの霊武の
東側等しか力行しないという。
構内には入換専用となったQJ1465が居た
が、既存の情報だと2軸テンダーだと言う話だ
ったが、何処かでテンダーを振り替えたのであ
ろう、3軸テンダーとなって元気に入換をしてい
た。先ほどの機関士が14時過ぎに列車を出す
と言うことなので、昼食後、機関士の情報どお
り霊武の東側で列車を待ったが、全くのスカ(機関士の姿が見えたがレギュレーターは全くの
絶気状態)で、仕方なく大沙溝付近の国鉄線オーバークロスまで追いかけることに。さすがにこ
こではかなり気合の入った力行風景が見られ、一同満足する。
大沙溝機留線では装飾ガマのQJ7194が居
たので少し撮ってからホテルに戻ることに。今
回のホテルは街の中心地にあり、その場所に
ある映画館ではおりしも地方廻りの大衆芸能
一団が興業していた。四六時中、スピーカーの
ボリューム一杯に呼び込みをして耳障りで仕方
ない。そういえば、昨日23時過ぎに青銅峡に
到着したときも、その建物から異様な数の人た
ちが出できたので、なんだろうと思っていたの
だが、どうやらこの大衆芸能団があの時間に
終了しのただと、わかった次第…と言うことは
今晩も23時まであの音量が続くと言うことにな
り、その音に負けないぐらい呑まないとダメだと
決意を新たにした。(笑)