このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



金杯号と4千キロ・中国西部蒸機開拓の旅
03,09,28 銀川−北京−成田


9月28日(日)
 飛行機のフライトが早いので6時起床、6時30分朝食。7時前にはホテルを後に。昨日通っ
た高速道路を戻りICを降り、飛行場には7:30前には到着。銀川空港を08:20に出る便は時
間帯が良いせいか、チェックインカウンターはごった返していた。また、この人たちが整然と並
ばないために余計に騒然としているのは、やはり中国らしい。
 この飛行場で4,000キロの長旅に付き合ってくれたセンさんとしばしのお別れとなる。感謝
の言葉を何度も掛け、別れを告げ銀川発のMU(WH)2121便に乗り込む。
 この飛行機も就航したてのエアバスでシートピッチも成田−北京のエアバスより明らかに広
く、乗り心地も良い。この飛行機も機内食が出たが、さすがに中国人と言えども朝からぶっか
け飯とはならないようで、パンとカステラだった。ただ朝からビールを頼んで呑んでいる中国人
が居たが、総書記閣下はさすがに長旅の疲れか、頼んでいなかったようだった。10:00の定
刻より少し早く北京空港に到着。預け荷物を待っていると他の荷物は早々に出てきたのに三
脚だけ、いつまでたっても出て来ない。ちょうど我々を迎えに、北京空港に向かっている呉さん
に携帯で電話して、係員と話してもらうと、どうやら三脚は大型荷物として別のターンテーブル
から出で来るとのこと。こんなことは初めてだ。だいたい三脚でもターンテーブルから出てきた
三脚もあるので、その基準も曖昧な様だ。無事三脚を受取って到着ロビーに出る。
 待つことしばし、呉さんが汗を掻きながら(真冬でも汗を掻くので今の時期は特に凄く掻くよう
だ)やって来た。早速、お馴染みとなった地下の食堂
に向かう。彼は日曜日の今日でさえ出勤で午後から
北京西駅で国際列車の入出国カウンター設置会議が
あるとの事。本当にいつも忙しい呉さんである。そん
な中でも嫌な顔ひとつせず北京空港までやって来てく
れる彼の人柄に親近感を憶えた。           
 呉さんは午後からの仕事のために、料理を頼むだ
け、頼んでくれ、会計を済まし、1時間ぐらいして帰っ
てしまった。料理の大半を食べつくし、良い時間になっ
たので出発カウンターに向かう。チェックインすると混
雑しているので4名まとめての席はないと言うので(英
語でしゃべっていたので、良くわからなかったが何とな
く身振り、手振りでわかった。)仕方なく、「OK!」と答
える。そして満員のMU507便は定刻に北京空港を
離れた。この時9日の長旅が終わりを告げる時でもあ
った。
この写真は行きの9月20日に撮ったもの。北京空港の3階レストランは日本と値段が変わらないか、それよりも少し
高いぐらいだが、地下の食堂はそれに比べたら安い上に、空いていて大変助かる。


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