第37話:銚子 de アタック!
〜銚子もかなり熱かった!〜
2007年4月
「動画の部屋」と併せてご覧いただきますと、
より一層楽しめます。(たぶん)
そんなこんなで(どんなこんな?)、季節はすっかり春です。
いや〜、いい季節になったもんです。
と言う訳で、今回は初めての銚子遠征とあいなりました。
本日は栗坊さんを隊長に、attanさん、管理人の3名での出陣。
銚子方面は、何度かONでは逝った事があったけど、OFFで逝くのは何気に今回が初めて。
さて、一体どんな道に出会えるんでしょうか・・・!
午前10時。
横芝町の某コンビニに集結。
あれ・・・?
どこかで見た事ある人が・・・!
お〜〜〜!
夫婦でデリカさん(略称:FdeD)ではないですか・・・!
なんでココにいるの??
「いや〜、掲示板見て、思わずお見送りに来ちゃいました〜」
あら・・・!
なんと、わざわざ高速道路を使って見送りに来てくれたそうです。
(なんという暇人・・・)
思わず見入ってしまったステッカー・・・。
ま、今日はオートバイでのアタックなので、FdeDさんとはここでお別れ。
わずか10分の為に、往復1,600円の高速代と軽油、そして貴重な時間を使って
来てくれた事に、ちょっとマジ感激。。。(つ〜か、びっくりしたよ、まじで・・・)
ま・・・。
また次回あたり、一緒に林道逝きましょう。
スペースギアで。
と言う訳で、FdeDさんに見送られながら、某コンビニを出発。
一路、旭の海岸を目指して爆走モードへと入るのでした。
旭市近郊の海岸。
ちょうどこの時期は、ハマグリ取りが盛んのようです。
その後、上の画像にある松林を抜ける。
突然現れる階段地帯・・・。
当然、抜けていきます。
それにしても、ここ、サイコーに楽しいです。
走るのに夢中で、あんまり画像がない・・・(泣
いつしか、海岸に出ました。
これ、何て言うんでしたっけ・・・?
気持ち良さそうです。
その後、飯岡灯台へと向かう。
灯台下の崖。
(通称:屏風ヶ浦)
アメリカの「グランドキャニオン」を思わせるような、縞模様の地層がむき出しになっています。
かつては海底であった層(砂岩質の岩の部分)の上に、
関東ローム層の赤土(火山灰が積もって鉄分が赤く酸化したもの)が堆積した様子が見てとれます。
崩落した岩を見ると、貝殻などの化石や、かつてそこで生活していた生物の痕跡が残っています。
このように広範囲にわたって地層の様子を観察できる場所は少ないため、
非常に貴重な存在となっているようです。
そんな屏風ヶ浦を満喫した後、飯岡灯台へと移動。
この灯台は、昭和31年に設置されたそうです。
風光明媚な屏風ヶ浦の崖上に建つこの白亜の灯台は、飯岡漁港に出入りしたり、
付近沖合で操業する漁船はもとより、沿岸を航行する船舶にとって大切な道しるべとなっており、
今まで数多くの船人の命と、貴重な財貨を人知れず救ってきたらしいです。
光度:8,500カンデラ
光達距離:13.5海里(約25km)
と、そんな飯岡灯台で遊ぶ栗坊さん。
何してるんですか??
「ここに、光を感知するセンサーがあるんですよ〜。
ここをこうして隠すと・・・」
↓
「ピカッ・・・」
あ・・・。灯台のランプが付きました・・・!
なんという単純明快な構造・・・。
隣にある展望台にも登ってみました。
展望台からの風景。
サイコーの眺めです。
ここには、飯岡港ライブカメラが設置されています。
attanさん、カメラに写っちゃってますよ〜。
(あの手の上げ方は狙ってるっぽい・・・)
この展望台、飯岡灯台よりも高かったりします・・・(爆
さて・・・!
旭近郊の観光スポットも満喫したし、いよいよ銚子を目指しますか!
ひたすらR126を東に向かって走る。
ほどなくして、銚子へと突入。
そしてついに、本日の第一セクション、屏風ヶ浦の崖上へと到着しました。
一歩先は崖・・・。こえ〜〜!
まずは軽く斜面走行・・・。
おっと、いきなりattanさんがやってくれました・・・!
ちなみに、こんな場所です。
ひえ〜〜。
良く見ると、こえ〜場所だな〜。
続いて、屏風ヶ浦の最高地点と思われる、崖上への登りルートです。
(ココは、動画の部屋「爆走!XRモタ」をご覧下さい)
おっと・・・。
ここでもattanさん(ガンバレ!セロー編)・・・。
上から見守る栗坊さん。
「大丈夫ですか??」
KSRも途中で見事にコケる・・・。
なんとか全員無事に頂上へと到達・・・。
いや〜、それにしても高い場所だ〜。
ところで、この先の道ってどこにあるんですか?栗坊隊長・・・?
栗坊さん「ここを下ります〜」
は・・・?
固まるattanさん・・・。
ここですか・・・!?
ほとんど垂直にしか見えないんですけど・・・。
こんなとこ、下りれるんですか??(泣
栗坊さん「大丈夫ですよ!けっこう簡単に下りれます〜」
と言う訳で、まずは栗坊さんから下ります。
(動画セクション2参照)
お〜〜〜!
実にスムーズ!さすがです。
続いて管理人、attanさんの順で下ります。
見た目、かなりやばそうな角度でしたが、下ってみると意外や意外!
けっこうすんなりと下れました。
(↓直角下りの遠景)
次に現れたのは、通称「すり鉢」、別名「蟻地獄」と言われる場所。
お椀のようにくぼんだ、まさにすり鉢状態のセクションです。
周りが砂で覆われているため、一度入るとなかなか出られません。
その辺が「蟻地獄」たる所以です。
ここも、まず栗坊隊長から発進!
おー!
さすが、スムーズな走りです。
助走をつけて一気に蟻地獄脱出!
そのまま頂上付近まで走り、一気にすり鉢を下っていきます!
これ、サイコーに気持ちよさそうです!
KSRも無事に蟻地獄脱出成功!
頂上付近から一気に駆け下ります!
ここ、何度も下り⇒登りを繰り返しちゃいました。
楽しいです、ここ!
でも、調子に乗ってると轍にタイヤを持っていかれ、押すハメになります・・・(爆
お〜っとattanさん、大丈夫ですか??
なかなか苦戦している模様です。
なんか、肩がガックリ来てる様に見えるのは気のせいでしょうか・・・?
蟻地獄でいい汗をかいた後は、銚子ならではの食材を使った昼食タイムです。
B定食900円。刺身が美味かった〜。
その後、銚子大橋を渡り、「波崎ウインドファーム」を目指します。
波崎ウィンドファームとは、茨城県神栖市にある、風力発電施設。
ここには、ハブ高さ65メートル弱、ローター直径62メートルという、
最大での高さ100メートル近くの風力発電機が12機あります。
ここでは海岸線アタックを敢行!
砂地が固まっている場所は比較的走りやすいが、そうで無い場所はかなりの地獄・・・。
エンジンパワーは砂に吸い取られ、なかなか思うように前に進まない・・・。
海岸線から一本、中に入った道。
ここも、完全乾燥した砂砂砂・・・!
これがまた、パワーの無いちびっ子バイクには過酷極まりない状況でした。
途中で見た風景。
06年10月に、鹿島沖で座礁したパナマ船籍の大型貨物船ジャイアント・ステップ。
乗組員8人が死亡、2人が行方不明となった座礁事故の、今の姿です。
3つに分断された船体のうち、海岸に最も近い船首部分の撤去作業は今年2月から始まったらしいですが、
船体中央や船尾部分(画像の部分)の撤去を始める見通しは、未だ立っていないそうです。
不気味に傾くその姿が印象的・・・。
気を取り直し、再び砂地を走る。
ローで引っ張りながら走らないと前に進まない・・・。
エンジンにかなり負担のかかる状況です。
そんな悪魔のような砂地を抜けると、そこはいくつもの砂丘が広がるパラダイス!
おおお!
ここ、サイコーです!!
楽し過ぎます!
縦横無尽、高低無尽?に走りまくります!
でも調子に乗ってると・・・。
こうなります(泣
まさか、自分の運転するバイクが上から降ってくるとは・・・(爆
そんなこんなで、本日はここで終了!
走りきって一言。
「銚子はOFFも熱い!」
是非またチャレンジしてみたい、そんなOFFパラダイスでした!
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