第33話:初秋のGOGOケモ道探検
〜半日探検コース〜
2006年9月
千葉県市原市近辺に、なかなか素敵なケモ道があるという。
と言う訳で、今回はリンク先でおなじみ、「雷神さん」に、
市原周辺のケモ道を案内してもらうことにしました。
集合場所は道の駅あずの里いちはら。
場所が分からないので、出発前に頭に叩き込んでおく。
集合場所に向かう途中、まずは腹ごしらえを・・・。
東金市にある、麺屋一徹。
最近かなりラ〜メンにハマッてたりする・・・。
しかもこのお店、巷ではちょっとした有名店だったりもするのだ☆
初めて行く場合は、やはり基本メニューから食べるのが基本なんだろうけど、
今回も中華そば:チャーシュー麺を注文。ほんと、肉食・・・。
見て下さい、このスープ!
豚骨と魚介を使った、たっぷり節系ダブルスープ!
そして、嬉しい肉厚チャーシューがどど〜んと5枚。
ほどよく味が付けられた半熟味玉。これがけっこうウマイんだよなぁ。
そしてそして、成人男性の中指ほどの大きさと太さがあるメンマ。
歯ごたえたっぷりで、久し振りにウマイ!と思えるメンマに出会えたような気がします。
ツルツルツルツル〜、ゴクッ♪
いや〜、うまい〜☆
このお店にはツケ麺もあります。
ツケ麺を食べた後のスープに、和風だしを好みの分量で入れ、
更にご飯をぶっ込んでサラサラ〜って食べると、
それはそれでまた、オツな味になるそうです。
いつかチャレンジしてみたい・・・。
そんなワケで、朝一発目のラーメンでお腹を満たし、再びあずの里へとKSRを走らせる。
で、着きました、道の駅あずの里。
「あず(安須)」とは、崖とか崩れ易い所の意味だそうです。
この辺の「あず」は、養老川沿いの集落で下の田園と上のローム層台地の2段構造をなしていて、
両段の境をなす急斜面は、今でこそ樹木で覆われるけど、
太古の昔は裸の崖だったそうです。
あずの里=崖の里・・・?
と言う事は、やはり期待できそうな場所じゃ〜ないですか〜!
ほどなくして雷神さん登場。
「どうも、masa6です〜」
「どもども〜、雷神です〜(^o^)」
(雷神さんとの初ご対面!!)
(あ・・・。この絵、そっくりですね・・・)
と言う訳で、前日に走行したルートを中心に案内して頂きました☆
昨日のみんなを追いかけて・・・。
入口。
ここから全てが始まります。
どこをどう走ったのか、イマイチ覚えてない(^^;けど、
通称:鉄塔ルートと呼ばれている場所に着きました。
ここのメインは、延々と続く登りルートです。
木々の落ち葉が堆積し、更にその下はけっこう泥っとしてるので、
一度止まってしまうと滑って登れなくなると言う、かなりハードなケモケモ体験が満喫できます☆
雷神さんの先導で突っ込みます。
「うりゃりゃりゃ〜〜!」
写真では分かりづらいですけど、けっこうな登りです。
KSRも白煙を撒きながら快走〜〜〜!
・・・と思いきや、この直後に実はコケてます・・・(泣
それにしても、けっこういい汗かきました☆
鉄塔ルート、侮れん・・・!
次に向かったのは・・・。
え〜、ここは一体・・・(汗
これ、道なんですか??
一寸先は闇・・・、ならぬ藪です・・・。
スルスルと進んでいく雷神さん。
こんなケモ道でも、きちんと抜けられるから不思議・・・。
写真以外にも、実は美味しい場所がいくつもありました☆
ただ、走る事に夢中になっておりまして、画像がありません・・・。
とある休憩ポイントで、野点コーヒータイム。
ここ、絶好の休憩ポイントです。
前日にみんなが走った足跡が・・・(笑
ん〜、確実にみんなに近付いてるぞ〜!
野点コーヒー、これ、サイコーです。
ひとしきりケモ道を走った後の温かいコーヒー、たまりません〜。
「たまりません〜」の図。
次に向かったのは、いよいよいつものホームグラウンド?、梅が瀬付近です。
途中で出会った土太郎の滝。
名前の由来は分かりませんが、ひっそりとした佇まい、なかなか雰囲気がありますね〜。
水量もひっそりとしてました(爆。
こんな感じのシチュエーションです。
その後、月崎大久保線を走り、いつものD福山駐車場へ。
前日、耕運機が塞いでいたというプチケモ道にも下りてみる。
短いピストンだけど、けっこう走った感は得られます。
その後、前日に続きツルツル坂周回コースへ。
ちなみにワタクシ、ツルツル坂を下るのは初めてです。
登りに比べれば遥かに走りやすいけど、勢いを付けすぎると谷底にダイブしてしまう危険性もあるので、
そこは慎重に進みます。
ツルツル坂から5〜6分走った地点で、突如現れた物体。
「は!?」
最初は捨ててあるだけかと思ったけど、良く見ると耕運機もろとも谷底にまっさかさま状態!
ビビる二人・・・!
ちなみに、前日は無かったそうです。
「これ、ちょっとヤバイんじゃないですか???」
そう。下は思いっきり山肌・急斜面。
落ちたら、そのまま数十mは転がっていきそうなシチュエーションだ。
ひょっとして、まだ下に人が居たり・・・(汗
「誰か居ますか〜〜?」
「大丈夫ですか〜〜〜?」
何か手掛かりとなるものはないか〜〜〜?と、荷台を物色してみると、
黒いバッグがあった。
「失礼します〜」と中を覗いてみると、食べ終わった弁当箱が・・・。
現在時刻15:10。
と言う事は、まだそんなに時間は経ってないはず・・・。
運転していたのはきっと老人のはず。
しかもこの谷底・・・。
ここを登ってくるのは不可能に近い。それくらい、急角度なのだ。
バッグの中に連絡先等が入ったものも見当たらず、とりあえず近くの民家まで行って
一報を入れることにした。
2〜3分走ると、反対側からカブに乗った爺ちゃんが現れた。
すれ違いザマに、
「この先に耕運機が落ちてます〜〜!」と言うと、
「いや〜、アレ俺のなんだぁ〜。耕運機落としたわぁ・・・」って、
アレ、あなたのマシンなんですか???
カブの荷台にくくり付けられたチェーンブロック。
カブの籠にはロープ。
これから引き上げるらしい・・・。
「手伝いますよ〜!」と言ってみたが、
「いんや、大丈夫! 一人でできっから〜」
という返事。
ま〜、チェーンブロックがあれば引き上げる事は可能かとは思いますが・・・。
「いんや〜、大丈夫・大丈夫・大丈夫〜〜」と言いながら、
ノーヘルカブ爺ちゃんはそのまま行ってしまった。
自分達も、ある意味Uターンもままならない場所だったこともあり、そのまま先へ進むことにした。
今思えば、無理にでも手伝ってあげれば良かったかなぁ・・・(汗
それにしても、よくま〜あのシチュエーションで無事だったもんだ(-_-;)
しかもあの耕運機、一体どこから来てどこまで帰るんだろう・・・。
まさか、ツルツル坂から来たワケは無いだろうし・・・。
はっきりしてるのは、あの場所は耕運機も走るって事!
落ち着いて考えてみると、スゲ〜!
その後、江戸道にも似た例の?ケモ道を突っ走り、先ほどのD福山駐車場先にある展望台へ。
ここで雷神さんとはお別れ。
半日とは言え、なかなか中身の濃い林道ツ〜が出来ました!
そのまま高滝湖経由で帰宅。
市原周辺の林道・ケモ道、これけっこう侮れません!
これだから千葉は面白い☆
おわり
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