このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
この車両は、銭台高速鉄道城ケ島線開業による運用車両としてJR東日本のE231系500番代を改造し製造されました。
よってこの車両は銭台高速鉄道初オリジナル車両ではありますが、初の新造車両はA261系であります。
編成は21編成あり、1編成は900番代を名乗っています。
900番代は試作編成でほかの編成より1年半早めに改造を済ませ、試験をたくさん行ってました。
その後はほかの編成と共同で運用されてました。
外見は0番代とはほとんど変わりません。
編成は3両固定編成で、運用時は3両単独と一時的にJR東日本から借りていたE233系の6両との連結で9両という運用がありました。
横須賀線と同様に9両の列車は逗子で併合、切り離しします。
しかし2009年9月19日にA261系の導入により0番代はスノープロウ取り付けなどの耐寒改造を行い北海道区域の本線に転用し、JR北海道から一時的に借りて運用していた721系を置き換え返却しました。
そして現在も本線で活躍しています。
これらの車両は3000番代を名乗っています。
こちらの写真が現在の3000番代です。
スカートの下に黒いスノープロウが付いているのがわかります。
北海道区域では全列車、3両単独で運用されています。
一方、900番代は関東区域の津岡駅近くにある津岡総合車両センターの専用車庫にて動態保存されています。
普段は見ることはできませんが、毎年銭台高速鉄道の創立記念日(ちなみに銭台高速鉄道の路線開業日・A261系デビューの日はすべてこの日に合わせてあります)に、
行われる車両センター公開で午前中のみ公開されます。
さらに同じ日の午後に城ケ島線を東京〜油壺間のみ記念列車として運行しています。
もちろん乗車は可能ですが、指定席となっています。
3000番代は耐寒工事で容姿が変わってしまったので原型のままでいるのはこの900番代だけです。
車内は城ケ島線時代は全車ロングシート車でしたが、3000番代は本線に転用される際にセミクロスシート車に改造されました。
900番代は現在もロングシートです。
外見は、製造に時間をあまりかけられなかった都合もあり城ケ島線のラインカラーではなく青と黄色の2色となっています。
そのことが幸いし、本線転用の際も塗装変更はせずに済みました。
銭台高速鉄道を支えてきた車両なのですが、塗装があまり好かれず人気は高くないです。
しかし900番代の記念列車のチケットは即完売するなどある程度の人気はあるようです。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |