このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 鉄道総合研究所米原風洞技術センター

この施設は、JR総研の施設ですがJRの新幹線たちの開発にとても貢献してくれた3車両の先頭車が保存されています。

本来は公開日にしか見られないのですが、私はこの施設の方々のご好意により特別に見させていただきました。

それではまずはJR東海の通称「300X」こと955系です。

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保存してある先頭車は955-1、つまり博多寄りの先頭車です。

形状は一般的にカスプ型といわれています。

ちなみにもう片方の先頭車は、ラウンドウェッジ型と呼ばれていて現在はJR東海の浜松工場のほうに展示してあります。

将来的に、ラウンドウェッジ型のほうはリニア、鉄道館のほうに入るらしいので機会があったら見てみたいと思います。

さてこの「300X」は300系の次世代新幹線開発のために製造されました。

この車両の存在が今の700系、N700系に生きていると言っても過言ではありません。

走行試験ではリニアを除いて日本最速の時速443.0㎞を記録しました。

こちらが「300X」のロゴマークです。

そして側面はこんな感じです。

完全な余談ですが、私はカスプ型の方が好きですね。

 

そして次は、JR東日本の通称「STAR21」こと952系です。

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実はこの車両は2種類作られています。

なので通常表記する場合は952・953系が妥当です。

ここにあるほうは952系です。

953系は先頭車・中間車が1両ずつセットで仙台の新幹線総合車両センターに保存されています。

仙台には行ったことはあるのですが、見かけませんでしたね。

見落としてしまったようです…

こちらの車両も私は952系の顔のほうが好みですね。

この車両が記録した最高時速は時速425㎞です。

「300X」には及びませんが、なかなかの速さです。

そしてこれが「STAR21」のロゴマークです。

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こちらもかなり格好いいです。

そして側面はこんな感じです。

側面はすごい格好いいです。

これは3車両の中でも1番いいかも!

 

そして最後は私がこの3車両の中で一番好きなJR西日本の通称「WIN350」こと500系900番代です。

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この車両は形式名に500系と付いているようにあの500系の試作車です。

外見は全く似ていませんが一応500系です。

ちなみに900番代を名乗っている新幹線車両はこの車両だけです。

この車両も前後で違う前面の形をしています。

こちらに保存されているのは、博多寄りの先頭車です。

もう片方は博多総合車両所に保存してあります。

こちらはどちらの顔も好きですね。

でも強いていうなら…こちらのほうでしょうか。

この車両から新幹線の高速化が始まったといえます。

こちらが「WIN350」のロゴマークです。

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こちらが側面です。

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車番はちゃんと500-901となってます。

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JRWESTのマークも大きく付いています。

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とてもいい車両でした。

 

最後に、これらの3両の車両を見て新幹線の進化を感じ取ることができました。

とてもいい体験でした。JR総研の方々に感謝したいと思います。

 

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