このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

何も恐れることはない!
初心者お気楽スキー用具購入メモ

 私がスキーを一生懸命にするようになったのは1997年から、しかも26歳という遅いスキーデビューです。スキー用具は一応一式は揃ってますが、私も最初用具を買うときはよくわからず、どうしたらいいかオタオタしました。
 初心者が「よしっ!スキー板とか買うぞ!」と、何を買えばいいのかスキーが上手な人に尋ねても、えてして聞いたことないようなメーカー名や高い値段の用具を羅列され途方に暮れることとと思います。そこでズバリ!未だズブズブのヘタっぴの管理人が実体験にもとづき、初心者の用具購入についておこがましくも述べさせていただきます。まあ参考程度に読み流して下さい。

コンセプトは・・・
安物でいいのはどれか!

まずどこで買うか!
 上級者の中には、量販店を嫌う人が多く、「アルペンなんかで買うものでない」という人もいますが、初心者ならアルペンみたいな量販店で充分です。とにかくアルペンとかでリーズナブルに用具を揃え、上手くなってからスキー専門店でこだわりの商品をそろえるのがベストでしょう。
 初心者が高いの買ってもまさに宝の持ち腐れ!まず安く多くの物を揃えることを優先しましょう!

スキー板
 はっきり言って、最初に買うのは安物で充分です。普通のレースタイプなら10000円〜20000円、カーヴィングスキーなら20000円〜30000円くらいのもので充分でしょう。なぜなら、最初の板はすぐに傷みます。特に滑走面は石に接触したり、なんやかんやでキズだらけになります。上手い人は「高い板なら上達も早い」という人もいますが、良い板か高い板かがわかるようになるには少なくとも中級なみの腕前が必要でしょう。
 具体的にはアルペンとかで型落ち商品を買うことをオススメします。メーカーは別にどこでもいいでしょう。ちなみに私の最初の板はオーリンの9800円の板で神戸のメガバンドールで買いました。1年しか使ってませんが滑走面はキズだらけでボロボロ。今のはハーツの29800円のカーヴィングですが、少しは上達したのか滑走面は傷んでません。もし良いものを買うのなら2枚目の板からにしましょう。

スキー靴
 反対に、靴はこれからもスキーを続けるつもりならそれなりに良いものを買っておくべきでしょう。板はすぐ傷んでも、スキー靴はそうそう買い換えるものではありません。目安としては、アルペンなら最低でも20000円以上のもの、かつフロントバックルのものにしておくのが最低条件です。30000円くらいならメーカーもそんなけったいなメーカーはないであろうと思うので、サイフが許すならこのレベルを。でも、20000円レベルでも、サロモンの靴が買えることがあるのでよく吟味を!
 あと、靴は必ず5分以上は試着すること。それでしばらく履いてみて痛くないか、疲れはこないかを念入りにチェックして下さい。間違っても靴のサイズと同じサイズの物をちょっと試着して、すぐ買ってしまうということは絶対に避けましょう。靴のフィット感がスキーのすべてと言っても過言ではないと思います。

スキーウェア
 これについては特に何もないです、予算の許す範囲で自分の好きなデザインを買って下さい。ただ、やっぱり高い物は保温効果も高いようです。

ストック
 アルペンとかで3000円程度のものを売ってるのでそれで充分です。初心者のうちはストックに必要以上に体重をかけることが多く、曲がることが多いので、最初は安物にしといた方が無難と思います。私の場合も最初に買ったストックは1回目でいきなり曲がりました。(安物だから?という意見もあるが、その後はそれ以上曲がることがなかったので、最初のへったっぴゆえのものでしょう)
 グラスファイバー製は曲がりにくいですが、10000円近くするので無理に買う必要はないです。

ゴーグル
 これに関しては安物を買うべきではありません。最低でもダブルレンズのものを購入しましょう。降雪時は安物のシングルレンズのゴーグルはすぐに曇り、視界が悪化します。視界の悪化は衝突、転倒事故の大きな要因となるので、曇りにくいダブルレンズのゴーグルを使うのは必須条件です。上級者はウェアと同じだけのカネをゴーグルにかけてる人もいますが、まあ初心者ならダブルレンズで7000円以上クラスの物は買っておきたいところです。
 晴れてたらサングラスも悪くはないですが、降雪時は目に雪が入ってきたりして視界が悪化するのでオススメしません。
 あと、コンタクトレンズをしている人は絶対にゴーグルにして下さい。サングラスだと滑走中に風圧でコンタクトがはずれそうになるので危険です。

グローブ
 これは個人の好みで好きな物を買って下さい。私の場合、先輩から1万円を超える高いグローブを頂きましたが、ふだんはアルペンで買った2980円の物を愛用してます。こっちの方が使い勝手が良かったりして。
 ただ、あんまり安物すぎると、ちょっとこけるとすぐにベチョベチョになるので限度を超えた安物には手を出さないように(笑)

耳あて・帽子等
 最近してない人が多いけど、寒くなると耳がちぎれそうに痛くなるので持ってる方がいいです。あとフェイスマスクも安物なら980円で売ってるので、買っておいてウェアに入れておいた方がいいです。

サポーター
 これは初心者に限らずスキーヤーはしておいた方がいいと思います。スキーのケガは大半がヒザに集中するので、ヒザにはサポーターを巻いておくべきです。ケガをしたことがない人は緩いタイプのサポーターでいいから、ぜひ巻いておいて下さい。できればスポーツタイプが望ましいが、ドラッグストアで売っている安物でもしてないよりかはかなり効果は違うはずです。

ワックス
 板を買ったのなら、最低限ワックスくらい塗ってメンテナンスしたいものです。ワックスは固形に限る!という人も多いですが、スプレーワックスでも充分に滑りは良くなります。ただ、スキー直前にスキー場でワックスを塗るなんてズボラな事はせず、ちゃんと家で事前にコルクで磨いておくくらいのメンテは必要です。

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