このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

郷愁の木造駅舎を訪ねて 飯山線 横倉駅

 飯山線は、長野県の豊野と新潟県の越後川口間96.7kmを結ぶ路線で、全線にわたり千曲川(信濃川)に沿って走る風光明媚な路線です。1日の運転本数は、長野−戸狩野沢温泉間が16往復、戸狩野沢温泉以北では、ほぼ半分となります。また、戸狩野沢温泉−越後川口間のすべての列車と、長野−戸狩野沢温泉間の一部の列車はワンマン運転をしています。
 この飯山線の県境付近に位置する、ひなびた木造駅の一つが横倉駅です。乗降客が少ない駅でありながら無人駅にはしたくない駅では、鉄道会社や地元自治体が一般の人に給料を払い、駅の業務を委託する民間委託駅としますが、横倉駅もこのタイプの駅です。除雪の関係から、特に豪雪区間に民間委託の駅が多いようです。

JR東日本 飯山線 横倉駅正面
豪雪地帯の駅のため、窓枠には雪によるガラス破損防止のための木が打ち付けられている。また、屋根には、雪掻きのためにはしごが備え付けられている。
ホーム側からみた駅舎。通路以外は、雪が壁となっている。
1面1線のホーム。列車到着時間以外は、人気がない。
ホームや、駅舎周辺の除雪用機械。ミニミニロータリー除雪機。
列車の到着時間が近づくと、駅前の理髪店のおばちゃんが出札のためにやって来るそうだ。

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