このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
終着駅を訪ねて 北条鉄道 北条町駅
北条鉄道は、JR加古川線粟生と北条町を結ぶ全長13.7kmの第3セクター鉄道です。加古川線と共に歴史は古く、大正初期に播州鉄道により開業され、国有化された路線ですが、1981年(昭和56年)に第1次特定地方交通線に承認され、1985年に第3セクター化で鉄道存続となりました。
北条鉄道の終着駅である北条町駅は、長らく国鉄時代のままの木造駅舎が使用されていましたが、2001年(平成13年)11月20日から近代的な新駅舎に生まれ変わりました。新駅舎は、車輌検車区に沿って設置され、旧農業倉庫は道路に、旧駅舎付近は道路を隔てて再開発ビルが建設されて商業施設になっています。尚、中間駅は国鉄時代の雰囲気を色濃く残しています。
この度、北条町駅を訪れる機会を得ましたので、北条鉄道終着駅の様子を報告致します。
駅前再開発に合わせて新築された北条町駅。モダンな佇まいだ。
明るい待合室もある新しい北条町駅。
1面1線の北条町駅ホーム。側線には、開業時から活躍している富士重工業製LE-Carシリーズであるフラワ1985形が留置されている。
ホームへと続く駅コンコース。有人駅で窓口もあるが、運賃は車内精算式となっている。
粟生方面を望む。北条は、人口5万人余りの兵庫県加西市の中心集落である。
駅名板は壁に掛かっている。
北条町駅の終端部。駅前には道路を挟んで再開発ビルによる商業施設ができた。
開業時から活躍を続けるフラワ1985-1。今や貴重となった2軸レールバスである。しかし現在は、専ら予備車的扱いである。ちなみに、フラワ1985-2は紀州鉄道へ転属、フラワ1985-3は廃車となっている。
北条町駅構内全景。
駅員さんが降車客を出迎える。駅員さんの肩にはスタフ閉塞用のキャリアがしっかりと掛けられている。
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