このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

終着駅を訪ねて 島原鉄道 加津佐駅

 島原鉄道は、長崎県の諫早駅から加津佐駅に至る全長78.5kmの地方鉄道です。非電化の私鉄路線としては日本最長を誇っていましたが、惜しくも2008年4月1日に島原外港ー加津佐間が廃止されることになりました。
島原鉄道の開業は明治44年と大変古く、熊本方面と航路を介して連絡する役目も持っています。かつては蒸気機関車やディーゼル機関車も活躍していましたが、今では全ての列車が気動車で運転されています。現在の主力車両は、新潟鐵工所製の軽快気動車キハ2500ですが、一部に国鉄キハ20形と同形の車両も運転されており、鉄道ファンに好評を博しています。尚、このキハ20形は2008年4月1日の島原外港駅〜加津佐駅間の廃線にあわせて形式消滅することが表明されています。
 この度、島原鉄道の終着駅である加津佐駅を訪れる機会を得ましたの、以下に紹介致します。

島原鉄道終着駅の加津佐。簡素な作りの駅舎が、逆に終着駅ムードを高める。

合理化の一環で窓口も閉まったまま。しかし、比較的最近まで営業していた雰囲気である。

加津佐駅の終端部を見る。構内に線路は3線あるが、ホームは1面である。

諫早より列車が到着した。一瞬だが下車客により駅が華やぐ。

ホームにある駅名板。こちらも簡素な作りだ。

駅構内に佇む単行気動車。

1両の気動車が静かに折り返しを待つ。

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