このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

終着駅を訪ねて 境線 境港駅

 境線は、鳥取県米子市の米子駅から境港市の境港駅に至る全長17.9kmの鉄道路線です。JR移行後、駅を増やして大都市並みの駅間距離とし、利用しやすくなりました。
 境線は、山陰初の鉄道として1902年に山陰本線の米子〜御来屋間とともに開業しました。これは、境港から鉄道建設用の資材を搬入するためのもので、同様の例は武豊線や北陸本線の敦賀港支線に見られます。
 境線の現在の運転状況は、基本的に米子〜境港間の運転で平日・土曜は25往復、休日は22往復が運転されています。ダイヤも平日・土曜(列車番号末尾D)と休日(列車番号末尾K)に分かれています。また、境港市が水木しげるの出身地であることにちなんで、同氏の作品ゲゲゲの鬼太郎のイラストを書いた「鬼太郎列車」を運転しています。尚、2003年10月の高速化で一部は山陰本線鳥取方面と直通運転するようになりました。

この度、境港駅を訪れる機会を得ましたので、以下に紹介致します。

小ぢんまりとした境港駅。灯台を模したデザインである。

境港駅舎内。機能的な作りであるが、意外と落ち着きもある。みどりの窓口もある有人駅である。

境線では、キハ40鬼太郎列車が主力だが、キハ121も専用高速スジで活躍。

境線の終端部の先に駅舎がある。

終端部からみた列車乗り場。

境港駅は、ひなびた港町にある終着駅のイメージがあるが、実は巨大なフェリーターミナルが駅に隣接している。フェリーターミナルは、様々な施設が整った複合施設(みなとさかい交流館)であるが、周りの雰囲気からすると少し異様な感じがするのは私だけだろうか?
尚、境港駅の駅構内配置は、写真の通り1面2線である。

もちろん、境港とは、隣接しており、歩いて1分。日本有数の水揚げを誇る境港だが、出漁中なのか漁船はほとんど見当たらない。後方に見える境水道大橋を渡ると、対岸の美保関だ。

対岸からみた境港フェリーターミナル。隠岐行きのフェリーが就航している。

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