このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
1500形気動車は、JR四国の次世代型最新気動車で、老朽化が進んでいる経年30年以上の28両の一般型気動車(キハ28形・キハ58形・キハ65形)を置き換える目的で、まず8両が製作され、2006年5月25日に徳島地区に導入されました。
単行運転ができる様に車両の両端に運転台が付いている両運転台構造で、ワンマン運転に対応するためワンマン設備を設置しています。ブレーキシステムは、1000形気動車同様の電気指令式で、キハ58系などの国鉄型気動車との連結はできません。1000形との連結には対応していますが、連結器が異なるため、1000形に対して連結対応改造を施した1200形とのみ連結が可能です。1200形は、車体塗装を本形式と同じものに変更しています。
1500形気動車の車内の座席は転換式クロスシートで、補助いすがあります。車いすスペースや車いす対応トイレ、ドアステップなし、ドアチャイムなどバリアフリーにも対応しています。
本形式の最大の特徴として、JRグループでは初めて環境負荷軽減エンジン(SA6D140HE-2 450PS×1)を搭載、窒素酸化物(NOx)の排出量は1000形と比較し約60%も削減しています。
JR四国の一般型気動車としては、初めて車内に次駅案内用等のLED表示機、タッチパネル式のモニター装置、側面行先表示装置を装備しました。
このように、まさに次世代を担う気動車として、しっかりとした作りの車両の登場は、うれしい限りです。四国の足としての活躍を期待したいと思います。
以下に活躍の様子を捉えましたので、紹介致します。
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