このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

普通 627D 予讃線 2006年5月5日撮影

 JR四国は、2005年3月に松山運転所に所属するキハ58+キハ65の各1両(キハ58 293+キハ65 34)を国鉄色に変更しました。塗色変更から約1年が経過しましたが、国鉄色編成は予讃線、土讃線、高徳線で普通列車として順調に運用されています。
 一方、高知運転所に所属するキハ58系についても、国鉄色に変更される噂がありましたが、2006年6月に新型気動車1500形が徳島運転所に8両配備されるのに伴い、徳島運転所の1000形の一部が高知運転所へ転属し、高知運転所のキハ58系は全廃となる予定です。このために、高知運転所のキハ58系の国鉄色復活が幻に終わっただけでなく、土讃線阿波池田以南でのキハ58系運用が6月から消滅する予定です。今後は、キハ58系の運用は、松山運転所の3運用のみとなり、四国でキハ58系を見る機会はさらに減ることになります。2006年度の新型気動車の増備は一応終了したようですが、来年度さらに増備されると、松山運転所のキハ58系を置き換えることになり、いよいよ四国からキハ58系が消えることになります。
 それでは、以下に四国で活躍中の国鉄色キハ58+キハ65の近況を紹介致します。

普通 627D 予讃線 2006年5月5日撮影
普通 632D 予讃線 2006年5月5日撮影

松山運転所 所属 キハ58+キハ65運用情報

松71 予讃線511D〜予讃線627D〜予讃線632D〜予讃線186D
松72 高徳線303D〜高徳線314D〜予讃・土讃線255D〜土讃・予讃線254D〜予讃線185D
松73 予讃線132D〜予讃・土讃線253D〜土讃・予讃線254D〜予讃線175D




 松山運転所には、キハ58、キハ65がそれぞれ6両ずつの配置となっており、基本的には、キハ58+キハ65の組み合わせで、3運用に充当されています。よって、国鉄色編成は1/2の確立で運転されています。キハ58+キハ65は上記3運用を順番にこなすために、お目当ての列車に国鉄色編成が投入される可能性は、国鉄色編成が運転されている場合で、3日に1度の割合となります。目撃情報から運用を追って、どの列車に充当されるか予測することが重要と思います。尚、検査などで車両交換が必要な場合は、71運用途中の632Dから186Dの間に松山運転所に入場するために、ここで運用離脱及び運用開始となると考えます。
 松山運転所のキハ58型+キハ65型は運用範囲が広く、早朝、深夜の運転が比較的多いことから、意外と撮影しずらいのが実感です。

JR四国 キハ58+キハ65 国鉄色復活!

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