このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

列車追跡 「SLやまぐち」号 重連列車 2006年7月

 毎年恒例となった「SLやまぐち」号の重連運転が、今年は7月15日から8月1日にかけて実施されました。また、重連運転期間中は、例年通りマイテ49 2展望車が連結され、重連機関車を含めて8両編成にて運転されました。
 この度、初めて重連「SLやまぐち」号に乗車する機会を得ましたので、以下に報告します。

重連運転時のもう一つの目玉である展望車マイテ49 2。かつての特急「つばめ」等に実際に使用された由緒ある1等展望車で、博物館入り級の車両である。実際、もともと交通科学館に静態保存されていた車両が国鉄の民営化直前に動態保存化された車両である。
新山口駅に入線した「SLやまぐち」号。次位機であるC56 160号機の単機推進運転で入線となる。
C57 1が入線する。先に入線していたC56 160の前部に連結される。
連結の瞬間を見ようとギャラリーが終結。機関車の連結は、やはり迫力がある。
列車最後部は、12系レトロ調客車の展望車で、展望デッキにも出ることが可能である。子供達の格好の溜まり場である。しかし、皆、礼儀よく譲りあって楽しんでいた。
C57 1が連結され、出発準備が整った重連「SLやまぐち」号。大人が見ても、かっこいいの一言である。
展望デッキからの眺めは爽快だ。石炭の香りが漂い蒸気列車の旅を堪能できる。
途中停車駅の地福では、機関車も機関士さんも乗客も一息つく。格好の撮影タイムだ。
こちらは、マイテ49 2。この車両は、多くの人が楽しめるようにとフリースペース扱いである。しかし、乗客のほとんどが自由席と勘違いしている人達で、始発から終点まで占拠している人がほとんどであった。車掌さんも譲りあって楽しむように車内放送していたのだが。。。
ほのかに光る1等表示。渋い。
津和野駅に到着した重連「SLやまぐち」号。駅が一気に活気づく。
折り返し仕業のために整備される蒸気機関車。重連時は、2両の整備になるので、じっくりSLを間近に見ることができる。
のんびりと、じっくりとSLを堪能するのに「SLやまぐち」号は最高である。

是非皆さんも乗車を堪能して欲しいと思います。管理人も「SLやまぐち」の乗車は、今回で3回目です。

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