このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

列車追跡 寝台特急「あかつき」 2008年1月乗車

こちらの案内盤にも「九州方面」との標記がある。今ではわずか1本の列車だけが残るが、ダイヤ改正後は、九州方面の定期列車は消滅する。
EF66の牽引により「なは・あかつき」号が新大阪駅に入線。「サンダーバード」が追い抜くために、こちらは7分間停車。
夜行バスの人気を受け、1人掛けの豪華な座席車を連結したが、なぜか利用率は極めて低迷。
輝く光を失ったブルーの車体が郷愁を誘う。
今回利用したツインの室内。部屋も広くなかなか快適だ。
こちらはJR九州の車両である「なは」号のデュエット。木のテーブルや、クッションなど雰囲気は良い。
「なは」号の洗面台で見つけた冷水器。かつての特急列車には必ず装備されていた定番の装置であるが、衛生管理が大変なためだろうか、ほとんど見かけることは無くなった。なつかしいの一言!
新大阪駅のコンコースで見つけた案内用行灯。九州方面ブルートレインという案内も、間もなく昔のものとなる。

 2008年1月に、終焉間近な寝台特急「あかつき」を利用し、友人と長崎へ行こうという話になり、久々に「あかつき」を利用しました。友人との旅行なので個室寝台を奮発し、ツインを利用しました。「あかつき」に使用される編成はJR西日本の車両で、ツインの有るB個室車は「トワイライト」にも連結されている車両と同型なので、快適なはずですが、さすがに廃止間近ということもあり、少々くたびれていたのも事実です。しかし、古き良き時代を彷彿とさせる九州ブルトレを存分に堪能できました。

以下に、寝台特急「あかつき」の追跡を紹介します。 

「なは」号の一人用B個室「ソロ」。プライバシーは保てるが、さすがに狭い。
深夜の停車にも関わらず、安全確認のために駅員さんが。
しかし、ホームに駅員が配置される駅も激減している。
「あかつき」号と「なは」号の連結面ではそれぞれのテールマークを見ることができる。
一夜明けた朝の鳥栖駅。まだ暗い早朝にも関わらず、「あかつき」号と「なは」号の分割を見ようと大勢の人が。
一足先に鳥栖駅を発車した「なは」号。
「あかつき」号の客車はしばし取り残される。
ED76が近づいて「あかつき」号に連結。身軽な編成で長崎を目指す。
そして、終着長崎に到着した「あかつき」号。大勢の乗客が機関車の写真を撮影していた。

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