このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

列車追跡 寝台特急「北斗星」 2015年1月乗車

 最近、頻繁に乗車している寝台特急「北斗星」ですが、その時の楽しさ、快適さに魅了され、再び乗車することとしました。2015年3月に定期列車としての運転を終了することが発表され、今回の乗車が定期列車「北斗星」の最終乗車となります。定期「北斗星」の廃止は、いわゆるブルートレインの最終廃止を意味し、いよいよこの時が来たかという心境です。ブルートレインの最終乗車にふさわしく(ちょっと負け惜しみかもしれませんが、)旧来の2段寝台(Bハネ)の乗車を楽しみました。

札幌駅に入線した「北斗星」編成。国鉄形でブルーの塗装をした寝台特急、いわゆるブルートレインは既にこの「北斗星」のみとなっている。
当日の編成は下記の通り
DD51 1100
DD51 1040
EF510 512

1 オハネフ25 4
2. オハネフ25 216
3 オハネ25 564
4 オハネ25 562
5 オハネ25 551
6 スハネ25 502
7 スシ24 505
8 オロネ25 505
9 オロハネ25 502
10 オロハネ24 553
11 オハネフ25 13
12 カニ24 506

ED79 20
そして、終点上野。良い旅をありがとう。
24系客車の寒々しいステンレス製の車内インテリアが酷評された時代もあったが、それもなつかしい。
いつの間にか睡眠。一夜明けて機関車はEF510形に。2010年から投入された新鋭機であるが、わずか数年で本来の目的を失う。
ビールを片手に車窓と時刻表を眺め、淡々と時間が過ぎる。この忙しい時代、最高に贅沢な時間だ。
通路の椅子にも人がたくさん座り、全盛期のブルートレインの様子がよみがえる。
「北斗星」の人気は廃止を前にうなぎのぼり。本日は下段はもちろん、上段も満席。この開放の雰囲気もブルートレインらしくていい。
開放2段寝台を示す星3つの表記、B寝台の表示が郷愁を誘う。今夜の寝床は、最もオリジナルな2段開放寝台を堪能できる11号車。今時めずらしい喫煙車である。

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