このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

列車追跡 急行「きたぐに」 2004年2月17日

 今年の冬は暖冬で積雪も少なめでしたが、2月17日より東日本圏へ撮影旅行に出掛けました。今回は、長野、新潟方面への遠征でしたが、東日本圏は、私の住んでいる近畿圏からは遠くて、なかなか車で出掛けるのは難しく、また最近鉄道旅行をしていないこともあって、今回は急行「きたぐに」でアプローチしました。久々に乗る583系では、古き良き寝台列車の旅を味わうことができました。(今では、貴重となった3段寝台の狭さも久々に体験しました。)
 使用した切符は、もちろん「シュプール信越きっぷ」で、大阪、京都から信越地区までB寝台を使用して8400円!(運賃、急行料金、寝台料金の込み込み片道分)大変お得な切符です。本来は「シュプール」号用の切符ですが、この切符は急行「きたぐに」でも使用可能です。(もちろん、京阪神発の場合で直江津までです。)
JRのまわし者みたいで恐縮ですが、583系の寝台車に大変お得に乗れる切符で、鉄道ファンも大満足の切符ではないでしょうか?来シーズンも是非使ってみたいです。

大阪駅11番線にて発車待ちをする583系 急行「きたぐに」
急行「きたぐに」の発車時刻と行先、停車駅を示す電光掲示板。
583系独特の正方形型の方向幕。583系も「きたぐに」の仕業についてからかなりの年月が経過した。
「急行」の列車種別サボが誇らしげ。今では急行列車自体が激減してしまった。
列車内の様子。所狭しと3段式寝台が並ぶ。高度経済成長期の活況が目に浮かぶが、現在は乗客も少なく、すぐに床につく人がほとんどで静かな車内だ。カーテンの色は、紺色から紫色に変更されていた。
583系の下段寝台。今夜の寝床だ。B寝台の中では、寝台幅が広く快適な部類であるが、3段式寝台のため、やはり高さが低いのが珠に傷。乗車当日は平日だったが、下段はほぼ埋まっていた。
583系の中段寝台。幅、高さ共にかなり狭い。外が見える小窓がおもしろいが、狭さゆえあまりお勧めできない。
デッキとの仕切りドアはリニューアルされていた。また、洗面所も一部リニューアルされていたが、比較的多くのオリジナル設備を残している。

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