このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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JR西日本から0系新幹線車両が2008年11月に引退するとの公式発表があり、元祖新幹線車両である0系が消滅する日がだんだんと近づいています。同時期に製造された100系(X、G編成)や200系がほとんど廃車された今、0系が今まで残っていた方が奇跡的と言えるかもしれません。
さて、JR西日本では最後に残った0系3編成をオリジナル塗装に戻し、0系は登場時に近い姿で最後の活躍を続けています。
この度、この0系に乗車する機会を得ましたので、最後の活躍を続ける0系の様子を紹介いたします。
新大阪到着後、折り返しのための車内清掃が行われる。かつては、当たり前のように見られたこの風景だが、今では一日わずか2回しか見られない。
上り「こだま620号」が大阪駅に入線する。この折り返し列車が、今から乗車する「こだま639号」となる。
これから、博多までのロングラン「こだま」仕業が始まる。
御馴染み0系の車内の様子である。天井の空調ダクトや網棚がなつかしい形状だ。尚、座席は2列+2列の4列シートでかなり快適である。
西明石駅に到着。「のぞみ」号通過待ちのために9分間の待ち合わせ。新幹線で10分近い停車は時間ロスが大きい。
現在の新幹線の仕様に合わせるべく、壁には電光掲示も取り付けられた。
なつかしの行き先字幕。
姫路駅に到着。ここでも通過待ちの長時間停車。新幹線であるのに信じられない鈍足である。
私が子どもの頃は、新幹線と言えばこれしかなかった。This is the SHINKANSEN!
3号車にある車販準備室。閉ざされたシャッターが「昭和テイスト」を醸し出す。尚、もとビュッフェ車はすでに存在しない。
編成は短いもののこれぞ新幹線!といった風貌である。0系新幹線は現在の日本を築いた最大の功労者の一人であろう。
相生駅に到着。またも「のぞみ」号の通過待ち。のぞみが停車しない駅では、多くの場合通過待ちとなる。
こうして、0系の旅は続く。。。
0系運用列車は下記列車です。(2008年3月15日改正)
下り列車: こだま629号、こだま639号、こだま659号、こだま769号
上り列車:こだま620号 こだま638号、こだま762号、こだま674号、こだま724号、こだま682号
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