このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

列車追跡 寝台特急「なは」 2005年12月11日

 2005年12月11日より九州へ出かける必要があり、久しぶりに寝台特急を利用しました。利用した列車は、先のダイヤ改正で整理されたばかりの「なは・あかつき」号で、私は「なは」号を終点熊本まで利用しました。「なは」号は、たった4両編成のために、前日に切符が取れるかどうか少しだけ不安でしたが、難なく2号車(禁煙)下段を確保することができました。久々に乗る24系25形の開放寝台で、古き良き寝台列車の旅を味わうことができました。
 使用した切符は、「九州往復割引きっぷ」で、新大阪から熊本までB寝台を使用して約13000円!(運賃、特急料金、寝台料金の込み込み片道分)大変お得な切符です。片道は、新幹線+特急を利用するタイプの切符もあり、旅程に合わせて選択できます。寝台車に大変お得に乗れる切符で、鉄道ファンも大満足の切符ではないでしょうか? 尚、個室寝台は利用できません。

新大阪駅にEF66の牽引で入線する「なは・あかつき」号。停車時間は、わずかである。
寝台特急「なは・あかつき」の発車時刻と行先、停車駅を示す電光掲示板。関西発の九州ブルトレもこの「なは・あかつき」1本だけになってしまった。
大阪駅を発車した直後の2号車内の様子。人気が少なく寂しい雰囲気が漂う。
開放式B寝台の様子。車両登場時からアコモデーションは全く変わっていない。モケット、カーテン、化粧板のみが更新されている。尚、当日の「なは」号乗車人数(姫路駅発車時点)は、1号車0人、2号車12名、3号車2名、4号車不明である。極めて低い乗車率であり、列車の存続が危ぶまれる。
寝台特急「なは」号。末永い活躍を祈らずにはいられない。
終着熊本駅に到着した「なは」号。ED76のヘッドマークは九州オリジナルのデザインで、「なは」号、「あかつき」号共通に使用されている。列車到着後、乗客の4名(私を含む)が熱心に機関車の写真を撮影しており、少ない乗客の中、4名がレールファンであったことが分かる。もはや、好きな人だけが乗る列車になってしまったのか?

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