このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

列車追跡 国鉄色DC予讃線普通列車175D 2006年5月乗車

 2006年5月の夜に、愛媛県今治市へ行く所要があり、久々にディーゼルカーの普通列車に乗車することを企てました。乗車予定の予讃線175Dは、高松発今治行きの普通列車で、予讃線の電化区間では数少なくなった長距離DC列車です。情報によると、当日の175Dは国鉄色が運用されているはず。古き良き時代の普通列車の旅に少々浸ってみたいと思います。

JR四国の国鉄色キハ58の車内。車内は、JR化後間もなく近郊化改造が施された。この改造工事により車端部は、ロングシート化され、デッキも撤去された。
深夜帯の列車のために、この車両の乗客は、私を含め2名だった。
深夜の壬生川駅に停車する予讃線175D。このスジの列車は、かつてこの駅で最終の急行「いよ」を待避していた。今でも最終の特急「しおかぜ・いしづち」を待避する。
ここから今治駅までは短区間であるが、なつかしのDC列車の旅を堪能したい。
便所及び洗面所と共に、デッキが撤去された車内。
運転室側もデッキの撤去とロングシート化の近郊化改造が施されている。
キハ58の運転室。なつかしの運転台だ。
座席は、JR四国オリジナルのセミバケットシート。このタイプの座席に変更されてからも、早くも15年近くが経過している。
窓を全開にし、風を浴び、DMH17Hのディーゼルサウンドを聞く!これぞ、気動車列車の旅の醍醐味だ。DMH17Hのサウンドが聞ける線区、車両は極めて減った。幻となる日も近いだろう。是非、今のうちに堪能されたい。
日付が変わる直前に今治駅に到着。高松からの長旅も終了だ。明日の朝の始発列車に備え、方向幕も八幡浜行きに。
175Dは、一般型気動車の松山運転所送りの回送列車も兼ねている。所定は、キハ65+キハ58であるが、当日は、先頭に全検上がりのキハ58が連結されていた。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください