このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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列車追跡 キハ65+キハ58 予讃線普通列車175D 2007年5月乗車
2007年5月の夜に、愛媛県今治市へ行く所要があり、久々にディーゼルカーの普通列車に乗車することを企てました。乗車予定の予讃線175Dは、高松発今治行きの普通列車で、予讃線の電化区間では数少なくなった長距離DC列車です。坂出駅から今治駅まで古き良き時代の普通列車の旅に少々浸ってみたいと思います。
JR四国のキハ58の車内。車内は、JR化後間もなく近郊化改造が施された。この改造工事により車端部は、ロングシート化され、デッキ、トイレも撤去された。
天井には、分散型クーラーと扇風機が並ぶ。かつては当たり前の見慣れた天井であったが、もはやこの配置の車両を見つけるのが難しい時代になってしまった。
川之江、伊予三島で15人程度の帰宅の学生を乗せ、少々活気づいた車内であったが、ここ多喜浜でほとんど下車した。特急通過待ちのために数分間停車する。
午後11時を過ぎ、ようやく壬生川に到着。ここで、また特急列車通過待ちである。
夜汽車の雰囲気を出す、JR四国色のキハ58。
キハ65の定期列車運用があるのは、JR四国のみとなってしまった。ここ壬生川からは、キハ65の方に乗車してみる。
壬生川での特急通過待ち。深夜帯にも関わらず、3番線には上り普通列車も待ち合わせ。こちらは四国オリジナルの7000系電車だ。
こちらは、キハ65の車内。JR化後、座席がバケットタイプに改造された。
坂出駅から今治行きの予讃線175D列車に乗り込んだ。175Dは帰宅客を沿線の駅で少しづつ降ろし、観音寺駅に到着。県境を控え、私を除く全ての客が下車した。ここ観音寺では、行き違い列車待ち合わせのために少々停車する。
キハ65は、車端部のロングシート化は行われていない。
現在四国のキハ65は普通列車でしか運用されておらず、当然自由席であるのだが、なぜかデッキへのドア上部にはわざわざ「自由席」の案内が。急行列車時代の名残か?
終着駅今治に到着。到着後すぐにエンジンが停止され、方向幕も明朝の列車用「八幡浜」に。
キハ65のエンジンDML30HSD。キハ181系と同系列のエンジンで500PS。
壬生川駅で通過待ちの特急列車が遅れたために、回復運転を実施。本エンジンの爆音が久々に聞けた。
終点今治駅で休むキハ58。残念ながら数年後にはキハ65と共に引退が予定されている。
キハ58のオリジナルエンジンDMH17H。今や超貴重なエンジンである。このエンジン音を聞くためだけでも四国を訪れる価値有りと思うのは私だけであろうか?是非DMH17Hサウンドと、DML30HSDサウンドを四国で堪能されたい。
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