このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

JR四国 新型特急電車8600系運用開始!

予讃線で使用されている2000系気動車の老朽化に伴い、その置換え用として新型特急電車8600系が登場しました。JR四国における特急形電車の新製は8000系電車以来21年ぶりです。

曲線での速度向上のため、8000系電車では制御付き自然振子方式を使用していましたが、8600系では台車構造の簡素化による省メンテナンス化を図るために台車枠と車体の間にある左右の空気ばねの内圧を制御して、車体を傾斜させる空気ばね式車体傾斜方式を採用しています。

2014年3月に量産先行車の2両編成2本(E11・E12編成)が松山運転所に配置され、走行試験実施後の2014年6月23日から、高松駅 - 松山駅間の特急「いしづち」1往復(103・104号)で営業運転を開始しました。ただし、車両の試験や検査等の関係から、原則として水曜・木曜の「いしづち103号」と、火曜・水曜の「いしづち104号」は2000系が代走します。

2016年3月には2両編成4本と半室グリーン室付きの3両編成2本の計10両が製造され、「いしづち」と「しおかぜ」に使用されている2000系気動車がすべて本系列に置き換えられる予定です。


特急「いしづち」 8600系 予讃線

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