このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

関東鉄道 気動車体験運転会に参加!

茨木県に非電化の路線を2つ持つ関東鉄道では、2006年より気動車体験運転会を毎月開催し、好評を博しています。
このたび、この気動車体験運転会 初級編に初めて参加しましたので、報告したいと思います。

開催要領は下記の通りです。


開催日   毎月第2日曜日開催
集合場所  水海道車両基地
開催時間  10:15〜15:45

内容
①車両構造や運転方法の事前講習
②指導運転士が添乗して約150m間片道の運転および車掌業務

使用車両
キハ2400形(電気指令式ブレーキ)
キハ0形(自動空気ブレーキ)


特典
☆記念証明書(スタンプカード)
☆オリジナル限定キーホルダー
☆お弁当
☆お飲物

参加資格 中学生以上

募集人数 24名(先着順に受付、定員になり次第締切)
参加費 6,000円(税込)

参加方法:関東鉄道ホームページより申し込み

有名なディーゼル機関車DD50 2。ただし、休車の模様。
キハ0形とキハ350形
気動車の体験運転会に参加すると、水海道車両基地の中に入れるので、各車両の写真撮影も可能である。ただし、もちろんロープの外の安全な場所のみ立入が許され、構内は立入厳禁である。こちらはキハ100形。
こちらが、キハ0形の運転台。基本的に旧国鉄の気動車の運転台に準拠している。キハ20系あたりの構造、部品構成に近い。子供の頃に良く見たあの憧れの運転台にまさか自分が座って運転できるなんて夢のようである。
尚、運転体験だけで無く、関東鉄道では車掌体験もできる。これが、実は意外に楽しい。「側灯よし!」「後方よし!」 体験でも示唆呼称は必要である。
運転体験、車掌体験の後は、事務所に帰って、おみやげのオリジナルキーホルダーを頂き、解散。
実に楽しい一日であった。
弁当による昼食をとった後は、自動空気ブレーキ車両キハ0形の運転方法を講義で勉強。その後、停車中状態の実車でブレーキ操作の練習を行う。そして、いよいよ実車運転。講師の方は何度も「ブレーキが難しい」とおっしゃっていた。たしかに、体験運転では急ブレーキ、またはオーバランが続出。しかし、一方でベテラン(何度も参加)の方もおられ、上手に止められる方もおられた。
さて、私は?1回制動、2回緩めで完璧に停目で停車。まぐれかもしれないが、完璧であった。講師の運転士さんにも、「プロの運転士でもこんな完璧な停止はなかなかできないよ。」と言って頂いた。まぐれでも気分上々!
体験運転線路は水海道車両基地内で片道約150m。マスコンノッチは3ノッチまでで最高速度15km/hまで。それでもエンジンは吹き上がりなかなか楽しめる。ブレーキノッチも3ノッチまでで十分に止まれる。ちなみに、「電車でGO」のようにブレーキハンドルをガチャガチャ動かしまくるのは良くない。
最初にプロの運転士による模範運転が行われる。このときにブレーキ開始ポイントとブレーキの扱いをしっかりと見ておくことが大事。しかし、なかなか思うようにはいかない。私の場合、停止目標の2m手前で止まってしまった。尚、写真の体験運転士は私ではない。
キハ2400形の運転台。電車タイプのマスコンハンドルに電気指令式ブレーキと最新仕様の気動車である。応答性が良く、ブレーキノッチ位置に合わせたブレーキ力が得られるために「簡単」と講師の方は言っておられたが。。。
まず始めに30分ほどの運転方法講義を会議室で受け、午前中に運転するのはキハ2400形。ワンマン車両である。

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