このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

佐久間レールパーク 車内特別公開中

「佐久間レールパーク」は、飯田線中部天竜駅構内にあり,主にJR東海エリアで活躍してきた鉄道車両を公開展示しています。また、電車運転シミュレータ、鉄道模型ジオラマなどもあり、楽しみながら鉄道の歴史を学べる施設となっています。
しかし、2011年春にJR東海博物館(仮称)がオープンする予定となり、車両の一部を同博物館にて展示するため、「佐久間レールパーク」は2009年11月1日(日)をもって閉園することになりました。
現在、閉園を前にし、様々なイベントが実施されています。その中でも目玉なのが、月毎に代わる展示車両の特別車内公開です。2009年6月は、園内にあるキハ181-1が車内公開されました。

以下に2009年6月訪問時の様子をお伝え致します。

佐久間レールパークには、この他にもたくさんの展示車両および施設などがあるが、時間の都合で、撮影できたのは一部だけでした。ぜひ皆様も足を運んで頂きたいと思います。
飯田線と言えばこのED62を思い出す。残念ながらJR東海博物館(仮称)での展示は見送られたので、この地で引き続き展示されるのだろうか?
美しきキハ181-1。
DML30HS機関も綺麗に塗装されていた。
当たり前だが、車内は冷房が効かないので、物凄く暑い。
(写真:三重県在住Fさんご提供)
塗装表記は、名古屋工場となっている。JR四国色から国鉄色を復元したのは、JR東海だから当然か。
こちらは、助手席側。何もなくシンプル。
(写真:三重県在住Fさんご提供)
左端にあるブルドン管計のみが、妙に不釣り合いだ。後に追設されたものだろうか?
キハ181の運転室。新系列気動車にふさわしい、当時としては先進的な運転機器配置である。色、形、配置などに人間工学が取り入れられた設計となっている。
壁に残る広告まで四国時代のものそのままであった。「しあわせランド四国」なつかしいキャッチコピーだ。
また、下隅には新製時の8000系の写真が。
車内のシートは、四国時代のものがそのまま残っている。キハ185系投入時に合わせてフリーストップリクライニングシートに変更されたものである。新製時のいわゆるロマンスシートではない。
レールパーク内にあるもうひとつの気動車キハ48000形。残念ながら特別公開は4月に終了。
今回の佐久間レールパーク訪問の最大の目的は言うまでもなく、このキハ181-1との対面である。特急「しなの」で活躍の後、四国に転属となり、四国内特急で活躍した車両である。しかし、8000系の投入に伴い廃車され、新製配置された東海地区に里帰りしている。
DMH17機関も綺麗に塗装されている。

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