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X2000はスウェーデン国鉄(SJ)によって1990年9月、ストックホルムとヨーテボリの間で運行を開始した。その後、ストックホルムを起点に、ヨーテボリのほか、マルメ・カールスタッド・エステルスンド・ボロース・スンツヴァルなどへの路線網を展開している。また、スウェーデン国外を結ぶ路線では、エーレスンド海峡を横断するトンネルと鉄道橋(エーレスンド橋)の開通でマルメからさらにデンマークの首都コペンハーゲンに運行区間が延長された。
X2000はX2系車両を使用した振子式列車だが、日本やイタリアなどの動力分散方式(電車)と異なり、電気機関車と客車を組み合わせたプッシュプル方式である。なお、車体傾斜機能を有するのは客車のみで機関車は有しない。最高時速は在来線では200km/hだが、ストックホルム近くの高速新線では210km/hに達する。
デンマークに乗り入れる車両はSJの交流15kV・16 2/3Hzとデンマーク国鉄(DSB)の交流25kV・50Hzの、両方の電源に対応できる改造が施されている。
スウェーデン鉄道 X2000
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