このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

〜京阪神と北陸を結ぶ高規格路線〜
湖西線 Kosei−Line                                                  H20.6.-2 更新


志賀駅付近にて

線区データ
営業キロ山科〜近江塩津 74.1km
駅数21駅
全線開通1947年(昭和49年)7月20日
線路全線複線・全線電化

湖西線は関西地区と北陸地区を結ぶバイパス線としての役割が大きい路線です
特急列車の高速走行に対応するために、ほとんどの区間が高架線になっていて踏切が一切ありません
このため、特急列車のサンダーバードや雷鳥は湖西線内で最高の性能を発揮することが出来ます

湖西線の沿線には1969年(昭和44年)まで浜大津(現在の西大津)〜近江今津間に江若(こうじゃく)鉄道という私鉄が
営業されていましたが湖西線の建設計画が上がり、江若鉄道は廃止になりました
この江若鉄道は1921年(大正10年)に創業した京阪グループの鉄道会社でした
江若鉄道は三井寺(現在の京阪石山坂本線・浜大津駅付近)〜比叡駅(現在の比叡山坂本駅)間を開業させました
その後も10年間をかけて近江今津まで路線を延長させていきました
江若鉄道が廃止になった後は、その路線の約6割の部分を湖西線の建設に転用し
京都・山科側と近江塩津側へ路線を延長しました
1947年(昭和49年)7月20日に湖西線が開業しました
すでに東海道線で運転されていた新快速が近江今津まで乗り入れるようになりました
北陸方面への特急列車は1975年(昭和50年)から湖西線経由で運転されるようになりました

現在、関西から北陸へ向かう特急列車は夜行列車の急行「きたぐに」を除いて全て湖西線経由で運転されます
2006年(平成18年)には永原から敦賀方面へ直流電化され、新快速が敦賀まで運転されるようになりました
湖西線の正式な区間は山科〜近江塩津ですが全ての列車が京都まで乗り入れています
データイムの運転形態は新快速が神戸方面から湖西線経由敦賀まで1時間に1本運転されます
普通列車は京都から堅田・近江舞子・近江今津行きがあります
大阪と北陸を結ぶ特急列車も1時間に2本運転されています
ラッシュ時間帯になると近江今津から近江塩津経由米原行きの電車や福井行きも運転されます
快速電車は朝が京都方面行き、夜が敦賀行きのみ運転されていて、停車駅が異なります

使用されている電車も色々です
特急列車では681系・683系サンダーバードや485系雷鳥の他に寝台特急のトワイライトエクスプレスや日本海があります
普通列車では113系と117系が主に使用され、近江今津から北では521系電車も使用されます
新快速は223系を使用して運転されます
湖西線は強風が吹くことが多く風速25メートル以上になると運転を見合わせて、特急列車は米原を経由して運転されます
米原経由で運転を行うと、敦賀から先へは30分程度の遅れが発生するので湖西線のバイパス効果の高さが実感できます
普通列車では江若バス等による代行バスが運転されます

最近、新快速は敦賀直通運転によりほとんどの列車が満員になっています
近江塩津から米原方面への乗換もとても便利になり、利用しやすくなりました
新快速を利用して琵琶湖環状線を回ってみませんか?

特急「サンダーバード」(大阪駅にて) 117系

琵琶湖 日吉大社

特急列車

寝台特急「日本海」(大阪〜青森)
特急「サンダーバード」 (大阪〜富山・魚津・和倉温泉)
特急「雷鳥」(大阪〜金沢)

駅ガイド
駅名
読みがな








(京都)(きょうと)

山科やましな

大津京おおつきょう

唐崎からさき

比叡山坂本ひえいざんさかもと

おごと温泉おごとおんせん

堅田かたた
小野おの
和邇わに
蓬莱ほうらい
志賀しが
比良ひら
近江舞子おうみまいこ
北小松きたこまつ
近江高島おうみたかしま
安曇川あどがわ
新旭しんあさひ
近江今津おうみいまづ
近江中庄おうみなかしょう
マキノまきの
永原ながはら
近江塩津おうみしおつ

※山科駅の特急は湖西線経由の列車のみ

停車駅凡例
● 全ての列車が停車
○ 一部の列車が停車
↓ 通過
− 種別設定なし

路線ガイドへ
トップページへ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください