このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

〜貨物線から旅客線への転身〜
おおさか東線 Osaka Higashi−Line


おおさか東線開業・久宝寺駅出発式

線区データ
営業キロ放出〜久宝寺 9.2km
駅数7駅
全線開通2008年(平成20年)3月15日
線路全線複線・全線電化

大阪市・東大阪市・八尾市を結ぶ「おおさか東線」は全国のJR線で最も新しい線区です
沿線は住宅地と中小企業が立ち並び、ほぼ全線高架区間なので景色がよく見えます

もともと「おおさか東線」は貨物線であったため旅客線として開業するまでに長い歴史があります
「おおさか東線」開業前は貨物線である「城東貨物線」として運転してきました。1929年(昭和4年)3月15日に片町線の貨物支線として放出〜千里信号場(現在の吹田駅付近)間が開業しました。その2年後の1931年(昭和6年)に放出〜平野間も開業してほぼ現在と同じ形になりました。そして1950年頃から城東貨物線を旅客線化する計画が上がりました。当時の計画では新大阪〜加美〜杉本町のルートで建設としました。 しかし国鉄の経営悪化から計画はなかなか実行されませんでした。1987年(昭和62年)に国鉄が分割民営化されて城東貨物線はJR西日本が所有することになり、JR貨物が使用料を支払う形になりました。1989年(平成元年)には阪和線の列車が大阪環状線への乗り入れを実現できたので加美〜杉本町間は旅客線化計画から外されました。ようやく「おおさか東線」の計画が動き出したのは1996年(平成8年)の事です。「大阪外環状線」の仮称で建設が進められることになりました。そして2008年(平成20年)3月15日に「城東貨物線」の放出〜久宝寺間は旅客線である「おおさか東線」として華々しく開業しました

現在のおおさか東線は普通列車と直通快速が運転されています
普通列車は放出〜久宝寺間のみの運転です。直通快速はラッシュ時間帯のみ運転されていて、奈良〜尼崎間を大和路線(関西本線)・おおさか東線・学研都市線(片町線)・JR東西線経由で運転します

運転されている列車は普通列車が103系と201系です。直通快速は223系が使用されています。また吹田〜百済間の貨物列車も運転されていてDD51などの機関車が牽引を行っています

現在の計画では、おおさか東線は2012年(平成24年)に新大阪〜久宝寺間が開業予定です
この区間が開業すればおおさか東線はますます便利になります。早期開業を望みましょう!

JR河内永和〜JR俊徳道間を走る201系 「直通快速」行先方向幕

淀川を渡るDD51形ディーゼル機関車 開業前おおさか東線高架ウォーク

特急列車
特急列車は運行されていません

駅ガイド
駅名
読みがな







放出はなてん

高井田中央たかいだちゅうおう

JR河内永和じぇいあーるかわちえいわ

JR俊徳道じぇいあーるしゅんとくみち

JR長瀬じぇいあーるながせ

新加美しんかみ

久宝寺きゅうほうじ


停車駅凡例
● 全ての列車が停車
○ 一部の列車が停車
↓ 通過
− 種別設定なし

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