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〜いい日旅立ち・西へゆく〜
山陽本線 Sanyo−Line                                                H21.4.10 更新


須磨〜塩屋間を走る207系

線区データ
営業キロJR西日本管区 神戸〜下関 528.1km
JR九州管区 下関〜門司 6.3km
(全線 534.4km) ※貨物線を除く
駅数JR西日本管区 117駅
JR九州管区 1駅
(全線 118駅) ※貨物駅を除く
全線開通神戸〜下関 1901年(明治34年)5月27日
下関〜門司 1942年(昭和17年)7月1日
線路神戸〜西明石  複々線・電化
西明石〜海田市 複線・電化
海田市〜広島  複々線・電化
広島〜門司   複線・電化

神戸で東海道本線と直結して、さらに西へ至る山陽本線は現在JR西日本とJR九州の路線になっています
歴史は非常に長く開業したのは19世紀です
山陽本線は「山陽鉄道」によって開業しました
1888年(明治21年)11月1日に兵庫〜明石間を開業させた所から始まります
なお、山陽鉄道は現在の山陽電車とは関係ありません
翌年には神戸〜兵庫間が開業して、神戸駅で当時は官営鉄道だった東海道本線と繋がりました
さらに翌年には和田岬線が貨物線として開業します
山陽鉄道の建設は着々と進み、1891年(明治24年)の3月には岡山まで開業し、その年にうちに尾道まで開業となりました
岡山まで開通した年から2年後の1893年(明治26年)に開業区間は広島まで達しました
西へ線路を延ばしている間にも神戸周辺の複線工事や新駅の設置も行われていました
そして、1901年(明治34年)5月27日に厚狭〜馬関(現在の下関)の区間が開業して、神戸〜馬関間が全線開通しました
1906年(明治39年)に山陽鉄道は国有化されて、路線名も正式に「山陽本線」となりました
国有化前から東海道本線との相互乗り入れを行っていましたが、国有化後からは乗り入れ区間が延長されて
東京〜下関間を走る寝台列車が多数走るようになります
山陽本線は東海道本線と共に主要路線として複線・電化工事が進められました
1934年(昭和9年)には麻里布(現在の岩国)〜周防高森〜櫛ヶ浜の路線が開業しました
遠回りだった、麻里布〜柳井〜櫛ヶ浜の路線は柳井線となりました
しかし、周防高森経由の区間は山間を走りトンネルの建設が困難であったために柳井線を複線化させることになりました
1944年(昭和19年)に柳井線は再び山陽本線となり、岩国〜周防高森〜櫛ヶ浜間は岩徳線になりました
この為、現在は運賃の計算を山陽本線経由で利用する場合でも距離の短い岩徳線経由で計算を行うようになっています
柳井付近の複線化で、神戸〜下関間は全線複線となりました
1942年(昭和17年)4月1日に本州と九州を結ぶ「関門トンネル」が開通し、下関〜門司間が開業しました
多くの列車が九州へ直接乗り入れることが出来るようになりました
1964年(昭和39年)には複線化に続いて、全線の電化工事も完了しました
その後、国鉄は1987年(昭和62年)をもってJRとなり、山陽本線は下関でJR西日本とJR九州に分かれました
民営化の翌年には東海道本線の大阪〜神戸〜姫路の区間で「JR神戸線」の愛称が付けられました
2001年(平成13年)には山陽本線で唯一電化されていなかった兵庫〜和田岬間の電化工事が完了しました

東海道本線と山陽本線の区域票(神戸駅5番のりば) 特急「つばめ」(交通科学博物館資料より)

現在、山陽本線を全線通しで走る列車はありません
山陽本線を開業させた山陽鉄道は日本で始めて急行列車を走らせていました
1894年(明治27年)から神戸〜広島間に急行列車の運転を開始して両駅を約9時間で結びました
翌年には官営鉄道であった東海道本線に乗り入れて、京都・大阪を始発着としました
この他に山陽鉄道は現代に残る様々なサービスを日本で最初に始めました
1899年(明治32年)に急行列車の中に「食堂車」の連結をを開始しました
さらに翌年の1900年(明治33年)には「寝台車」の連結を開始しました
山陽鉄道が国有化されてからは東海道本線の東京から下関へ向かう特急列車の運行が始まりました
1929年(昭和4年)に日本初の愛称付列車である特急「富士」と特急「桜」が誕生しました
この時代の東京〜下関間の所要時間は約25時間でした
終点の下関から、九州への船はもちろんのこと、中国・朝鮮・満州といった諸外国への船にも連絡していました
1942年(昭和17年)に関門トンネルが開通し、多くの特急が九州まで運転されるようになりました。「富士」は東京〜長崎、「桜」は東京〜鹿児島と運転区間が大きく広がりました
戦時になると多くの列車が廃止になり、全ての特急列車と急行列車が廃止されました
戦後になると、山陽本線も復興への道を歩みだします
東京・大阪から九州へ向かう列車の数はどんどん増えます
そして、1964年(昭和39年)に東海道新幹線が開業し、同時に山陽本線は全線が電化されました
東京を始発着としていた列車の多くが新大阪始発着となり、山陽本線は新幹線と連絡するようになりました
SLが牽引する客車列車や気動車の列車のほとんどが電車になりました
東海道本線では超特急と呼ばれていた「つばめ」も新大阪〜博多間の運転となり、後に西鹿児島(現在の鹿児島中央)まで運転されるようになりました。「つばめ」の列車名は現在まで引き継がれています
この他にも新大阪〜博多間では1967年(昭和42年)に特急「月光」が登場しました。昼は座席車、夜は寝台車として運転できる列車で、この形式の車両は全国に広まりました
1972年(昭和47年)に山陽新幹線の新大阪駅〜岡山駅間が開業し、特急列車の運転区間が変更になりました
そして、3年後の1975年(昭和50年)3月10日に山陽新幹線が全線開業して、昼行列車はすべて廃止になりました
その後も夜行列車は廃止や併結運転が行われて、現在残っている夜行列車は2本だけになりました

現在使用されている車両は地域によって様々です
神戸〜姫路(JR神戸線)の区間では東海道本線(JR京都線)・JR東西線・学研都市線から直通運転の列車がほとんどです
新快速では223系、快速では223系の他に221系が使われます
普通列車は207系と321系です
新快速と快速は網干・相生・上郡方面まで運転を行っています
特急列車も運転されていて、姫路から播但線に入る「はまかぜ」と上郡から智頭急行線に入る「スーパーはくと」があります
また、この区間では山陽電車との競合が激しく、阪神梅田から山陽姫路への直通特急が並走するように走る場合もあります
姫路〜岡山間は山陽本線の中で列車本数が最も少ない区間です
使用されている電車は主に113系・115系です。運転区間は姫路〜岡山間がメインです
データイムの新快速は、相生から赤穂線の播州赤穂へ向かう列車が多いです。新快速もこの区間では各駅に停車します
岡山〜広島の区間になると列車本数は再び多くなります
快速列車の「サンライナー」や「シティライナー」が多数運行されています
使用されている列車は103系・113系・115系がメインです
岡山周辺では伯備線や赤穂線へ乗り入れる列車もあります。車両は213系などが使われます
広島周辺では呉線に乗り入れる列車があります。車両は103系や115系が使われます
岡山〜下関間を約4時間30分かけて走る快速列車も運転されています
広島周辺は「広島シティネットワーク」の愛称が付けられていて広島を中心としたダイヤ設定になっています
使用されている列車はほとんどが115系です
広島〜徳山の区間でも列車本数は多く、宮島口付近では広島電鉄と並走しています
通勤時間帯には快速「通勤ライナー」が運転されます
そして、最西にあたる徳山〜下関の区間は普通列車のみの運転になります
一部の列車が宇部線・小野田線へ乗り入れます
JR九州の下関〜門司間では関門トンネルを通ります
この区間で使用されている電車はJR九州の415系です
トンネルを抜けると九州に上陸します。そして、車内が真っ暗になります
これは九州で使用されている電気が交流電流であるため、門司駅手前で電気の切り替えを行うからです
門司から鹿児島本線・日豊本線に乗り入れて小倉方面に向かう列車も多数あります
前記したとおり、山陽本線を全線通しで走る列車はありません
山陽本線の支線である「和田岬線」は兵庫〜和田岬間の2.7kmを結びます
和田岬駅周辺は三菱グループの工業地になっていて通勤時間帯だけ列車が運転されます
多くの工場が休みになる日曜日は朝・夕2往復だけの運転になります
使用されている電車は103系で、和田岬線が運転を行わない昼間時間帯には乗務員訓練用に使用されることがあります
また、和田岬線は神戸市営地下鉄と競合していて、昼間は地下鉄で和田岬へ行くことが出来ます
山陽本線はJR全線の中でも非常に重要な路線で利用客も多いため、新駅開業の計画も数ヶ所で上がっています
多数運行されている旅客列車のほかに貨物列車も一日中行き交っています

西日本への『足』である山陽本線は、今日も、明日も走り続けます

221系 103系

115系と415系 和田岬線103系

 

特急列車

寝台特急「サンライズ瀬戸」(東京〜高松)
寝台特急「サンライズ出雲」(東京〜出雲市)
特急「はまかぜ」(大阪〜香住・浜坂・鳥取)
特急「スーパーはくと」(京都〜鳥取・倉吉)
特急「スーパーいなば」(岡山〜鳥取)
特急「やくも」(岡山〜出雲市)

 

駅ガイド

本線
JR西日本管区
駅名
読みがな











神戸こうべ

兵庫ひょうご

新長田しんながた

鷹取たかとり

須磨海浜公園すまかいひんこうえん

須磨すま

塩屋しおや

垂水たるみ

舞子まいこ

朝霧あさぎり

明石あかし

西明石にしあかし

大久保おおくぼ
-

魚住うおずみ
-

土山つちやま
-

東加古川ひがしかこがわ
-

加古川かこがわ
-

宝殿ほうでん
-

曽根そね
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ひめじ別所ひめじべっしょ
-

御着ごちゃく
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姫路ひめじ
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英賀保あがほ
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はりま勝原はりまかつはら
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網干あぼし
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竜野たつの
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相生あいおい
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有年うね
-

上郡かみごおり
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三石みついし
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吉永よしなが
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和気わけ
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熊山くまやま
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万富まんとみ
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瀬戸せと
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上道じょうとう
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東岡山ひがしおかやま
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高島たかしま
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西川原にしがわら
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岡山おかやま
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北長瀬きたながせ
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庭瀬にわせ
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中庄なかしょう
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倉敷くらしき
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西阿知にしあち
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新倉敷しんくらしき
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金光こんこう
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鴨方かもがた
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里庄さとしょう
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笠岡かさおか
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大門だいもん
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東福山ひがしふくやま
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福山ふくやま
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備後赤坂びんごあかさか
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松永まつなが
-
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東尾道ひがしおのみち
-
-
-

尾道おのみち
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糸崎いとざき
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三原みはら
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-

本郷ほんごう
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河内こうち
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入野にゅうの
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白市しらいち
-
-
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西高屋にしたかや
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西条さいじょう
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八本松はちほんまつ
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-

瀬野せの
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中野東なかのひがし
-
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安芸中野あきなかの
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海田市かいたいち
-
-
-

向洋むかいなだ
-
-
-

天神川てんじんがわ
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広島ひろしま
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横川よこがわ
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-

西広島にしひろしま
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新井口しんいのくち
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五日市いつかいち
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廿日市はつかいち
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宮内串戸みやうちくしど
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阿品あじな
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宮島口みやじまぐち
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前空まえぞら
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大野浦おおのうら
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玖波くば
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大竹おおたけ
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和木わき
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岩国いわくに
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南岩国みなみいわくに
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藤生ふじゅう
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通津つづ
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由宇ゆう
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神代こうじろ
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大畠おおばたけ
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柳井港やないみなと
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柳井やない
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田布施たぶせ
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岩田いわた
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島田しまた
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ひかり
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下松くだまつ
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櫛ケ浜くしがはま
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徳山とくやま
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新南陽しんなんよう
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-
-
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福川ふくがわ
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戸田へた
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-

富海とのみ
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-

防府ほうふ
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-
-
-

大道だいどう
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-
-
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四辻よつつじ
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-
-
-

新山口しんやまぐち
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-
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嘉川かがわ
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-

本由良ほんゆら
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-

厚東ことう
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-

宇部うべ
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小野田おのだ
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厚狭あさ
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埴生はぶ
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小月おづき
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長府ちょうふ
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-
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新下関しんしものせき
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幡生はたぶ
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下関しものせき
-
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-
-

(門司方面へ)

JR九州管区
駅名
読みがな




(下関方面から)
下関しものせき

門司もじ

和田岬線
駅名
読みがな




兵庫ひょうご

和田岬わだみさき


停車駅凡例
● 全ての列車が停車
○ 一部の列車が停車
↓ 通過
− 種別設定なし

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