このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<103系 通勤形電車(JR西日本)>

(撮影:H12編成 「普通・725M/三原」  瀬戸〜上道  2007/11/10)
【解説】

 
103系は、101系を基本に、当時の国鉄の財政・設備・保守などの各事情を考慮の上で、経済性を最重視して設計された車両で、101系とは外観上はあまり変わりませんが、基本性能などは多方面で向上しています。昭和38年3月から昭和59年1月までの21年間にわたり3,447両もの車両が製造されました。そのため、投入線区も多岐にわたっています。
 JR西日本岡山地区では、マリンライナー新形式車両置換えで余剰となった213系の投入までマスカット色の車両が在籍していましたが、全て転出したために一時的に103系は運用されていませんでした。しかし、平成18年3月のダイヤ改正で同地区で使用されていたATS−P装備の113系を関西圏に転用することになり、替わりに日根野・奈良から103系が転入し運用が復活しました。転入編成は全てMcM’TTcの4両編成で、塗色は転属前のままとなっています。
 大阪地区では、延命改造(N40)工事を行った車両が多く、多様な塗装をまといまだまだ現役で活躍しています。播但線・加古川線では、ワンマン運転に対応した車両が使用されています。
【運用】

 
大阪地区では関西本線・大阪環状線・阪和線・播但線・加古川線などで、岡山地区では山陽本線などで、広島地区では山陽本線・呉線・可部線などで普通列車に運用されます。

(撮影:H12編成 「普通・718M/和気」(後追い)  万富〜熊山  2007/11/10)

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