このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<121系 直流近郊形電車>


(撮影:クハ121-14他 「快速サンポート/琴平行」 讃岐塩屋〜多度津 2005/8/7)

【解説】

 国鉄末期の1986年に高松〜観音寺、多度津〜琴平の電化開業にあわせ、四国初の電車として登場しました。登場時は赤色の帯でしたが、JR四国に移行してからコーポレートカラーであるライトブルーの帯に替えられました。205系通勤形電車をベースとしたステンレス車体ですが、半自動機能付の3扉セミクロスシートで、近郊形電車となっています。先に登場した105系・119系と同様に2両固定編成が基本で、電動車1両で運行が可能な1M方式を採用し、台車等に101系の廃車発生品を利用しています。現在は高松運転所に、2両編成・19本の計38両が配置されています
 写真下は「第24回全国豊かな海づくり大会」にあわせ、平成16年9月から車体にタケノコメバルやハマチなどの瀬戸内の魚を描いた車両で、「瀬戸内びんび列車」と呼ばれ約1年間活躍しました。
【運用】

 運用は、予讃線(高松〜伊予西条)・土讃線(多度津〜琴平)の普通列車・快速「サンポート」の主力車両として使用されています。最短の2両編成から、3本を繋げた6両編成まで輸送量に応じた編成を組んで使用されます。


(撮影:クモハ121-11他 「快速サンポート/高松行」 鬼無〜香西 2005/8/6)


トップページに戻る 近郊形車両のページに戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください