このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

12系 欧風客車「ユーロライナー」

(撮影:DD51 791+ユーロライナー7両 「回9630列車」  那加〜長森  2005/4/9)
【解説】

 「ユーロライナー」は、波動輸送の減少により余剰となった12系急行形客車を名古屋工場で改造し、昭和60年8月に登場しました。7両が基本編成で、走行線区等により減車や14系座席車を増結して運行されていました。車内は、両端車両がパノラマミックウインドーのリクライニングシート、中間のオロ12形が4人用と6人用の個室車両、軽食のできるサロンカーとなっていました。専用牽引機はDD51 791、EF64 35 66、EF65 112でした。
【運用】

 かつては、長野方面への「シュプール」号などの臨時列車にも充当されていましたが、晩年は、JR東海に所属する最後のジョイフルトレインとして、団体列車用として活躍しました。名古屋車両区の配属でしたが、留置場所の関係で構内の広い美濃太田車両区に留置されており、仕業検査等も美濃太田で行われていました。平成17年4月10日の団体列車の運用を最後に廃車解体されました。

(撮影:EF64 35+ユーロライナー7両 「回9332列車」  岐阜〜木曽川  2005/4/9)

(撮影:DD51 791+ユーロライナー7両 「回9630列車」  那加〜長森  2005/4/9)

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