このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

167系 直流急行形電車(田町)

(撮影:H18編成・メルヘン車 「回9321M」 大垣駅 2002/1/1)
【解説】

 167系は、昭和40年に165系の修学旅行用として登場しました。登場時は朱色+クリーム色の修学旅行色でしたが、昭和50年から湘南色に塗り変えられました。側戸の幅が165系の1000mmに比べ、700mmと小さいのも同形式の特徴です。基本的な性能は165系と同じです。
 JR東日本・田町電車区に、晩年は4両編成×9本が配置されていました。H17、H18編成はメルヘン車と呼ばれ「パノラマエクスプレスアルプス」色(上の写真の塗色)で、H12〜16編成はアコモ改善車で白地にオレンジや赤色の塗色、H11、H19編成はボックスシートの湘南色でした。メルヘン車やアコモ車はリクライニングシートを装備していました。しかし、2003年春の運用を最後にアコモ車・メルヘン車
・一般車の全車両が183系に置き換えられ、引退しました。
【運用】

 定期運用はなく、首都圏のさまざまな臨時・団体列車に活躍していました。また、臨時大垣夜行9372M(大垣→東京)・9375M(品川→大垣)には原則として湘南色の編成(H11、H19編成)が4両×2の8両編成で運行されていました。ピーク期には三鷹電車区の169系3両を増結して、11両編成で運転されました。

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