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169系 直流急行形電車(長野・しなの鉄道)

(撮影:S52編成 「快速・リバイバル信州12号/軽井沢」  滋野〜小諸  2008/11/22)
【解説】

 169系はEF63形と協調運転ができる車両として登場しました。その他の性能は165系と同じで、湘南色の時代は見分けがつきませんでした。中央本線でも数々の電車急行として活躍しました。
 長野総合車両所に所属していた車両は、平成8年頃までは国鉄色(湘南)でしたが、長野オリンピック開催に合わせて115系と共に新長野色(白地に水色)という塗色に変更されました。編成は、Mc+M’+Tc'の3両編成が基本でしたが、中間にサハ165形を組み込んだリクライニングシートの4両編成も存在していました。
 編成ごとに車内が異なり、N32・N33編成が簡易リクライニングシート(189系から捻出)を装備したグレードアップ車、N34編成が新幹線回転シートを装備、N35編成はボックスシートでした。しかし、長野総合車両所の169系は平成13年12月10日をもって全車両が廃車となってしまいました。
 なお、3両編成×4本がしなの鉄道に売却され、塗色変更はされましたが現在も活躍している車両もあります。平成20年9月〜平成21年3月にかけて、3両編成・1本がイベント列車用に国鉄色に復元されて
運行されました。
【運用】

 相次ぐ電車急行の廃止で、晩年は普通列車や快速「みすず」などに転用されて、平成11年のダイヤ改正から老朽化などの問題から定期運用から外れています。定期運用を外れてからは、115系のリニューリアル改造の代走で松本地区の普通列車の運用に入ったり、臨時・団体列車として使用されました。

(撮影:S51+52編成 「普通・1630M/戸倉」  屋代〜戸倉  2007/9/15)

(撮影:S52編成 「快速・リバイバル信州11号/長野」  御代田〜平原  2008/11/22)

(撮影:S52編成 「快速・プラチナバーゲン1号/小諸」  御代田〜平原  2008/11/22)

(撮影:S52編成 「快速・プラチナバーゲン4号/軽井沢」  小諸〜平原  2008/11/22)

(撮影:S52編成 「急行・善知鳥号/岡谷」  小野〜信濃川島  2009/1/11)

(撮影:S52編成 「急行・善知鳥号/松本」  川岸〜辰野  2009/1/11)

(撮影:N35編成 「普通・1536M/富士見」 松本駅 2000/7/13)

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